となりのヤマケンくん
- カテゴリ:マンガ
- 2011/10/20 10:57:01
えー、昨夜『となりの怪物くん』を読んでました。
フトンの中で「ブフォッ」と笑ってしまって、お恥ずかしい。
こんなやつらがお送りする日常系の少女漫画(講談社デザート)ですよ!
・シズク
この漫画のヒロイン。ガリ勉・モサイ私服といった「非モテ系女子」の特徴を持つ。
(そりゃ美人がモテる話なんてつまんないわけで、モテそうにない女の子がモテまくる話のほうが面白いでしょ?)
他人にはまるで関心がなく、マイペースで生きている。恋愛を経て変わった……こともなく、相変わらずの独走状態。けれど最近は「友達」に気を遣うようにもなり、クーラーだった性格が冷蔵庫くらいになった。
理知的に考えるのは得意だが、「感情的に考える」のが苦手で、感じたものを自分の中で整理できなかったりする。世の中には理解できない感情もあるのよ? ミッティー。
(高校時代の自分を見ているみたいで複雑です)
・ハル
一匹狼……ではなく、実は一匹のウサギ。他人と交流するのが下手なうえ、珍妙な行動のせいで浮いた存在になりがち。しかし本人は常々「友達」というものに憧れている。
プリントを届けに来てくれたシズクとの接点に執着し、告白までしてくる。最初は自分のための行動だったが、次第にシズクという女の子そのものに惹かれ、恋愛感情を抱くように。ただしハルもシズクもズレまくっているため、なかなか進展しない。
当初は自分とシズクのことに固執しがちだったが、周囲にも視線が届くようになってきている。
・夏目
モテすぎるせいで一人ぼっちになってしまった美少女。それは「私のモテ力は52万です」と言っても違和感ないほど。
孤独の原因を作った男子を片っ端から毛嫌いする(のちに「毛嫌い」というほど辛らつではなくなる)一方、女子との友情に飢えている。「ゴルベーザ」と名乗りSNSに没頭することで、その憂さを紛らわせているとか。
一人ぼっちの彼女は同族を求め、半ば強引にシズクの友達ポジションに。最初はまともに相手されていなかったが、一方的とはいえ純粋な気持ちが通じ、今では仲良くやっている。
男子であるにもかかわらず同族のハルとは意気投合しやすい。が、衝突もしやすい。
・ササヤン
同じクラスの、ごく普通の男子。多方面に友達が多い。
シズクたちの恋愛事には第三者の立場であり、またシズクたちのネジが外れまくっているせいか、相対的に冷静な判断力を持つ。
ハルがクラスに打ち解けるキッカケを作ったが、あくまでキッカケを作っただけであって、ハルの自主性を尊重している。このあたりの判断がかなりオトナ。
(夏目さんと妥協カップルなんて許さないよ!)
・ヤマケン
お笑い担当。
逆ナンパ率の高いイケメンだが、よりによって鉄の女・シズクに惚れてしまった。
ガリ勉女子シズクを脳内で「モサイ」と評価し、交際が始まったら俺好みにオシャレさせよう……と考えているものの、取らぬ狸の皮算用。
シズクへのアプローチはえらく遠まわし。学校が違うから同じ模試で機会を設けるなど、地道に努力を続けている。その努力もシズクのKYっぷりに吹き飛ばされてしまうが……
(白菜www)
この漫画、オススメ!
もちろん私は夏目さんイチ押しかな~、てれてれ。