刑法の勉強の仕方 その1
- カテゴリ:勉強
- 2009/05/19 11:23:14
刑法は司法試験科目の中で最もロジカルな科目です。
逆に言えばロジカルに解けば誰でも解けるものが多いのが特徴。
そのため、司法試験では刑法がまず初めに解けるようになるとも言われたりするようです。
さて、そんな刑法ですが、
刑法の勉強の仕方として私がオススメするのは、
「とにかく刑法総論ばっかり勉強しまくる」ということ。
刑法各論は半年も勉強すれば試験に対応できるレベルになるはずです。
問題は刑法総論の難しさ。
刑法は長く基本体系が変更されずに来ているため
学者によって重箱の隅の隅まで議論されていて、無駄に論点が細かいです。
だから、刑法では総論をどれだけ理解したかがポイントとなると思います。
そして、気をつけなければならないのは、
刑法では色々な教科書をかじり読みしてはいけないということ。
特に総論についてですが、Aの論点ではXという教科書の説を使い、
Bの論点ではYの説を使うようなことは決してしてはいけないと言われます。
前述の通り、刑法は重箱の隅の隅までつついた結果、全ての論点が複雑に絡み合っています。
そのため、論点ごとに違う学者の説を採っては、論理的整合性が保たれなくなります。
長くなったので、今日はこの辺で。
民法をしっかりやってないとあとが伸びないぞ!と言われたもので。
これがひと通り理解できるようになったら、Cブックという司法試験用のテキストで勉強しようと思っているのですが、そういう風形でレベルの違う参考書を数冊使うような形になっています。こういうやり方は辞めたほうがいいですか?
あと、問題集で丁度いいレベルのものがなく、司法試験用のだと今の僕にはまだ難しすぎて出来ない、行政書士用のだったら比較的解けるので、行政書士を先にとってみようかと思っているのですが、行書と弁護士は違うからそういうのは辞めたほうがいいとか、何か意見があればお願いします(●´д`●)
いきなり凄く役に立っています!
お忙しい中、本当にありがとうございます・゚・(●つД`●)・゚・