ご当地伝説
- カテゴリ:その他
- 2011/10/25 13:22:46
どこの土地にも、古すぎて根拠が良く分からない伝承、伝説があると思います。
俺の住んでいる県にも、それらは点在しております。
東北地方全般に伝わる、「義経伝説」がその代表格です。
義経が北方へ落ちのびて北海道まで行ったあげく、ついにジンギスカンになった言い伝えはあまりに有名ですね。
なぜか俺の地元の神社にも、義経伝来の伝説が数多く残っていて、見るたびに「ほんとかよ~?」と首をかしげたくなります。
そんな感じで、俺の住む県でも発祥の定まらない伝説のひとつに、「キリストの墓」があります。
ニコ友さんへの南部せんべいへのレスのため、起源を調べていたら、ウィキ先生にこんな記述がありました。
- キリスト創始伝承
昭和十年頃に新郷村の盆踊り「ナニャドヤラ」から、突如誕生した新郷村の「イエス・キリスト日本渡来伝説」と共に沸いた話の一つ。ゴルゴタの丘での処刑を逃れたキリストは、シベリア経由で日本に渡来した。八戸の八太郎に上陸して新郷村の沢口や迷ヶ平で生活したという。この時キリストの郷里で食べていたパン(マッツァー)に似せて作り食べていた食べ物が、現在の南部せんべいの始まりであるという説である。
…これはない。ないと思う^^;
神秘的なことに興味はありますが、奇説・トンデモ話には、まゆつばもんの俺です。
実際、あの土地には幾度か行った事がありますが、聖なる人の埋葬された地にしては、妙に生臭い雰囲気ただよう山の中なので、そこにイエスさんはいないと思います。
(気味が悪いので、墓には訪れたことはありませんが)
事実、キリストの墓と言いだしたのは竹内巨麿という学者で、墓とされる場所は、地元の地主さんのお墓だったらしいです。
でも、その土地古来から、十字にまつわるおまじないとかが多かったのと、方言がヘブライ語に似てるってんで、確証したらしいよ。いいのかそんなんで。
昔は写真もニュースもなかったので、自分で○○だと名乗れば、誰でもなれた時代でした。
そのデマを信じた人々の純朴さがちょっと怖くもあり、おかしみもあり…。
かの地で、キリスト教布教のための古い看板(黒い地に、筆書体で「神の国は…」とか書かれたやつ)を目にすれば、さらに強く胸に響くものがあります。(妖しさが…)
土地伝来の言い伝えをばかにするつもりは、決してありません。
こういったトンデモ話を目にすると、つい白黒つけたくなりましたが、別にそのままでもいいよなあ、という考えに最近至りました。
怪しいものは、怪しいままのほうがロマンがあっていいんじゃないかと。
ね(´・∀・`)w
参考ブログ
http://www.sukima.com/12_touhoku00_01/11christ_.html
なんと、そんな裏事情(?)があるとは知りませんでした。
十字にそんな意味があるなんて…。
でも、性的なことを信仰に結び付けるのは、田舎だと特に多いんですよね。
俺も大学の頃、ちょっとだけ民俗学を取っていたことがありまして。秋田県某所の、綱引きの祭りがあるのですが、村同士で大勢で大きな綱をひっぱるやつです。ご存知かと思います。
あの綱、交差して繋げているんです。それが男女の交わりをまんま、示しているんだとか。
しかし、その村出身の俺の親父は、まったくそれを知りませんでした。いつの間にか秘されてしまったんですね、道徳的に。
で、その綱引きも、お祭りの後にセクシャルな合コンみたいなのがあったに違いないと…俺も思ってました。
「そんな儀式」の背景にはそんなことが…。興味深いお話、ありがとうございました^^
十字に関して。十字は神様と交わるという意味っをこめた性的な儀式と関係がありありです。
世界各地に残っていて、キリストの時代より以前のものもあり、キリストと十字は関係性が薄い。
(これは推測なんですが、十字架は3世紀くらいにキリスト教を迫害するのではなく融合しようと考えた政治のための信仰合同なのかもしれません。)
そして、今の道徳基準からから見ると残念なことですが、青森にはそんな儀式があったということになりますね。蒼雪さんの生臭いという勘、あたりでした。
実は以前民俗学を専攻していました。でも、そこから知る事実がひどくて専攻をかえました。蒼雪さんの言うとおり、白黒つけないほうがいいこともあるわけですね。
そうなんですか~?
あれってしょっぱいだけかと思ってましたが、名店のはやっぱり違うのかな~。
そんなにおいしいなら、ぜひとも食べてみたいものです。
食わず嫌いはだめだよねww
いつか こちらにお越しの節は ご馳走いたしますから (●´艸`)( ´艸`○)ネェーっ♪w
なるほど、死んでほしくない人がそういう説になりやすい、と。
そういえば、関羽もそうでした。彼が死んだ後も、幽霊の話が出たりしてました。ついには神様になっちゃいましたが…。
中国で神様になる偉人って、そういう意味合いがあったんですね。
やっぱり、名残惜しいのでしょう。惜しいと思います。
でも人はいずれこの世を去るわけで…。そこが無常ですけど、伝説になってもこの世で生き続ける人ってすごいなと思います。
昔から、農作業の合間のおやつに、体力補給として食べられたそうです。
箸を使わずに赤飯を食べるためだったらしいですが。
へんなサンドイッチですよね~(^∇^;)
俺もあんまり赤飯好きじゃないから、なるべく遠慮したいおやつですww
せんべいも、せんべい汁以外は、湿ったせんべいは嫌だなあ~。ぬれせんべいも却下(笑)
信長もそうだし、ナポレオンもあったと思います。
近年ではブルース・リーやJFK。
最も最近ではマイケル・ジャクソン生存説もあったとか。
浪漫なのか、名残惜しいのか。
南部せんべいにっ お赤飯はさむの??!!(☉∀☉)
それは いやだぁぁぁ・・・っ!ヾ(・´Θ`・;)ノ
お赤飯の お豆が 苦手だから。。。まず そこで 却下っ!ヾ(≧∀≦*) ww
うんうん、そうですね^^
ただ、本当にそうだと信じきるのはやばいので、ちょっと穿って見るとか、距離を置いたうえで「ロマンだなあ~」とほほ笑むくらいでちょうどいいかと。
ミステリーサークルも、宇宙人の仕業じゃなかったですしww
でも、ぜんぶ解き明かされると、つまらない世の中になりますよねえ…。
俺も、丸のみはしないですけど好きです、こういう話^^
竹内さん、ロマンを追うトレジャーハンターだったんですね~。こじつけでも、そういう発想が出来る辺りは感心します。
イエス本人じゃなくても、外国の人が来たかもしれないって考える元にはなりますから。
宮本武蔵の座った石ですか~^^
俺もそういうのあると、絶対触りたくなります。
少しはあやかれるかなって思いますよね。真偽のほどは別にしてw
このコメント欄で、「自分のところにはこんな話がある!」
…というようなお話をちょっと期待していたんですが、ないようで…ww
何か面白そうなお話があったら教えてください☆
昔話とか、そういうのもご当地伝説としてありますよね。
この大きな山は、八郎という巨人が津波を防いで死んだ時にできたものじゃ…とか。
大抵そう言うのは、実際にあった話を伝説化したものが多いようです。
悲しい出来事のほうが多いのも確かで。そうやって永遠に語り継ぐことで、死者の魂を慰めようとしたのでしょうか…。
すみません、ちょっと重くなりました^^;
あははw怪しいですよね~w
でも、イエス本人じゃないけど、外国の人がこっちに渡ってきたってのは、大いにありうることです。
その人が現地の人と意志疎通するのに、食べ物の話はやりやすかったんではないでしょうか。
「パン作りたいんだけど、小麦粉ある?あ、あるんだ、じゃあ酵母は?え、ないの、じゃあいいや、とりあえず焼いちゃうから。…ほーらできた、かたいけど食べれるよ、うん」
みたいな感じで南部せんべいができたとしたら…。
ああっ、なんだかこっちが本当のことに思えてきましたwww
ですね、有名ですしね~。
見た感じ何もない…奇をてらったりもしてないので、「ふ~ん」で終わりそうな場所です^^;
でも、歴史が好きだったり、遺物にロマンを馳せることが好きな人には良い場所でしょう。
朽ちかけた岩を信仰していたなごりとか、神社とか、石仏とか…。そこに人あり、歴史あり、です。
いろいろ想像するのも楽しいですね^^
おお、いつか会えたらいいですね~(^w^)ww
俺と遭ったらがっかりするかも?もしくは、予想通りかも?あははwww
今は、東京にアンテナショップとかあるのかな。南部せんべいも広まりましたよね。
決して派手じゃないですが、しみじみとおいしいお菓子だと思いますw
でも俺は、せんべいに赤飯はさんで食べたりするのは苦手だなあ~^^;
ゴマやピーナツ入りの南部せんべいは、ほのかに甘いですよw
マナ(マッツァー)と似てるかどうかってのは、まあ、似てるんでしょうね。平べったいしw
南部せんべいの作成法は、大昔から変わらない焼き方だそうなので。すごいですね、何百年もほとんど変わらない手法で受け継がれてる味って。
実際、飽きの来ない味です。毎日食べてるわけじゃないけど、俺も好きです。みみは薄い方が良し^^
かの地が生臭い云々ってのは、俺の勘です^^;
雰囲気って、いつも固定じゃないので、最近は変わってきてるかもしれない。
ひなびた田舎で、墓のある場所は山の中じゃないですし。迷いが平がちょっと辛気臭いって程度ですね。
十和田湖めあての観光客が昔は多く通ったけど、今はすたれて寂しい場所です。
あと、今はもうないかもしれないけど、迷いが平ドライブインって場所で、キリスト餅っていう串もちを売るおばあさんがいました。
この人はクリスチャンではないだろうに、キリストの名前を商売にしてるのを見て、なんかいじらしいというか、人間のあざとさのようなものを見て切なくなったわけです。
生臭いって表現はそういうところからも来ています。
トンデモ説は「およしになって」と言う派です、俺は^^;
反面、それを面白がって聞く人でもありますが。だって発想がすごいじゃないですか。
ムー大陸とか、アトランティスとか。ナスカ、マヤ暦も有名ですね。
そういえばマヤ暦では、今月世界が終わるそうですよ。
まあ、ある意味いろんな事が終わってる年ですよね。災害あり、偉い人が亡くなったり…。
何かの区切りの年ではあると思います。
半分現実主義者の俺ですが、でもやっぱり、地形や遺物などにロマンを見たいんですよ。
カルラ舞う!なんか最高ですよ。飛騨の霊山が六ぼう星描いてた!とか。作者が発見して驚いてましたが、あれは実際に昔の人がそうしたんだろうな、と俺も思いますし。
仰る通り、風水といい、どこかで人為的に何か仕掛けをした歴史に信仰あり、ですね。
そうやって未知の存在へ働きかける行為、嫌いじゃないです^^
うんうん、隠れキリシタンの里だったんでしょうね、この付近は。
地名に迷いが平って怖い名前の峠があるくらいですから。誰にも入って来てほしくなかったんでしょう。
正式に宣教師がいたわけじゃなくて、教えを聞きかじった人達が、独自にキリスト教を信仰していたんだろうな。たぶん地主さんとか。
赤ん坊の魔除けに墨で十字を額に書くとか、怪しいおまじないはそこから来ているんでしょうね。
代を重ねて行くうちに、正式な教えをつたえる人がいなくなって、(学問が普及してないこともあり)だんだん言い伝えだけが風習として残ったんでしょう。
ナニャドヤラも、教えを持っていた人が歌っていた本物のヘブライ語の祈りの言葉だったのかも。
ただそれだけってことで、別にイエスが降臨したわけではなさそうです^^;
それにしても、隠れキリシタンって多かったんですね…。仏教と違って広まるの早すぎ。
何がそこまで彼らを引きつけたんでしょうか…気になります。
ミステリーサークルが人間の作って、今じゃあまりに有名ですよね。
でも、トンデモ説を唱える学者さん達が「これは宇宙人です、プラズマです」って言いきるもんだから、みんな信じてしまった。
制作者が名乗りをあげてくれてよかったですよね。でないと、いつまでも俺もだまされてましたからw
このキリスト墓伝説も、同じような成り立ちでしょうね。キリストの弟がイスキリって、お前キリストの意味わかってんのかよ、とつっこみたくなります。
キリストは名字じゃないっての~。と、知識をかじった人なら笑ってしまうくらいかと^^;
怪しい伝説は怪しいままで良いとは書きましたが、正体を明かしてくれる人がいるなら、その方がいいなあとも思います。
ロマンが明らかにされるたびに夢が減っちゃうような気もするけど、だまされっぱなしも悔しいじゃないですかw
あはは、案内も何も、方向音痴ですがそれでよければww
…現地の人に悪いですけど、ほんと、なんにもないところですよ^^;
あと、俺はこんなイケメンじゃあないですからね、もし実際会っても幻滅しないでねww
うん。そのままでいいね^^
「何々の七不思議」なんて本を見つけるとつい買って読んじゃいます。
でも、キリストのお墓が遠く日本にあるというのは、スケールの大きなお話ですね。
わたしが以前住んでいた広島県福山市には、宮本武蔵が座った石というのがありました。
真偽のほどは全く不明ですが、わたしも記念に座ってきました。
包丁さばきが少しは上達したでしょうか。
^^;
私、こういうの大好きです★
そういう伝説があるのですね~。
地元のマイナーなことって調べると楽しいのかも……私ももっと郷土資料館とか行ってみようかな?
あやしいのはあやしいままでいい気もしますけど、全世界のキリスト教徒さんにアンケートとったら、99%以上がNOと言いそうな伝説ですね!(笑)
うちの地元の、龍がおっこちてきたとかいう伝承のほうがまだ人畜無害な気がしますw
漫画家の諸星大二郎さんの作品にもありました。(稗田礼二シリーズだったかな?)
真偽の程はわかりませんが、ロマンというか、そのままで良いものはあると思います。
お邪魔むしむしむしぃ~っ♪(೨♛Θ♛೨)ノぬふっ♪ww
今 南部せんべいにも いっろぉ~んな種類があって
おいしぃですよ (●´艸`)( ´艸`○)ネェーっ♪
ヘブライ語は誰も発音が分からないので、青森弁と似ているかはわからないけど(´Д`)
しかし蒼雪さん。するどいですね。
なんで生臭いって思ったんですか?
類似するお話としてはキリストの十字架の欠片、これも聖遺物として世界中いたるところに残され
大事に管理されていますが、これ全部集めると一般的な十字架の数十倍の大きさ・・・
テニスコートくらいの面積にもなるんじゃないかと言われていたりしますものね^^;
人の基本的な性質として、歴史的なものってのは、実は消えていく数よりも、
偶然や勘違い、そして多少の嘘によって増えていく数の方が多いのかも知れません
でもそれは、悪意とかそういうのじゃなく根本の部分に信仰があってのもの・・・
だといいんですけどね・・・怪しいものは怪しいままの方が、同感です
かなり昔なので、詳しくは調べる事もなかったのですが…。
ただ、ザビエルが日本に来て以来、安土桃山時代から江戸初期にかけて、
おびただしい数のキリスト教徒が、数十万人も日本国内にいたという話もあるので、
キリストご本人が日本に来るとことはなかったにしても(^_^;)
そういう伝説めいた話が残っていても、不思議はないかな~と…
隠れキリシタンがいたのは、九州だけではないらしいし…
伊達正宗の家臣がローマ法王に謁見しているくらいだから、
東北の山の中に何か謎めいた伝説が残っているのかも…?なんて…(^^ゞ
怪しいものは怪しいままで…そう思います。
ミステリーサークルが人間が作ったものと知ったときはかなりショックでしたもん。
スカイワームだったかな、不思議な飛行生物と騒がれたものも、
虫を飛んでるとこを撮影の具合で不思議に写っただけだったのとかね。
蒼さんの案内で、行ってみたいっす!!!( ^∀^)w