きのこ少年 (二人)
- カテゴリ:自作小説
- 2011/11/12 23:57:35
少年は自分の姿に絶望と自尊を繰り返し行うちに、自分のキノコウロコ姿にこだわることがおかしく思えてきた。
『自分の姿がどうであろうと存在することが宇宙との繋がりを感じられることなのだ』
少年は自分でそう思えるようになっていた。
少年は否定と肯定の繰り返しの中で、自分をいつのまにか自分に受け入れていたのだ。
少年がまた深い眠りについた。
少年が目を覚ました。
少年の前にはきのこ妖精マシュマルがいた。
「ようやく目が覚めたようね」
「よく寝ました」
「ところで君は私のことが好き?」
「いきなりなんのお話ですか」
「そう、まだ気がついてないみたいね。ところで君の名前をまだ聞いていなかったわね」
「僕の名前ですか。僕はキノコです。これは冗談です。本当はごみ太です」
「ごみ太君、おはよう」
「おはようございます」
きのこ少年ごみ太は起きたてなのに機嫌が良かった。
「ごみ太君にはこれからキノコ達のためにしてもらわなければならないことがあるの」
マシュマルが優しそうにごみ太にそう話した。
「僕は何をすればいいのですか?」
「別にこれをしなさいっていう訳じゃないの。君の体に寄生してるキノコ達が成長するまでここに居て欲しいだけなの」
「僕はいいけど。でもお母さんや学校の先生が心配して僕を捜しに来ると思います」
「それは心配ないのよ。この洞窟が見つかることは絶対に無いから。君は山へキノコ取りに行って、山で行方不明になっただけ。皆にちょとの間心配かけるけど君が無事に生還すればそれで話は終わりになるから」
「でもお母さんが心配して悲しみます」
ごみ太は母の悲しみを思うと母が心配になった。
「それも大丈夫だよ。お母さんの飲みものに心配と悲しみを和らげるキノコの成分を入れておいたから。君は何も心配しなくていいの。ただ私との時間を楽しめばいいのよ。さぁ二人を楽しもう」
きのこ妖精マシュマルはごみ太に優しく微笑みかけた。
ごみ太はマシュマルの言葉に安心したのか自分の空腹に気がついた。
「おなかが空きました」
ごみ太がそう言うと、マシュマルは微笑みを浮かべながら
「はいかしこまいりました。ご主人さま」
と、機嫌良く答えておいしそうなキノコをごみ太に差し出した。
「生のキノコだね。おいしそうです」
ごみ太も機嫌良くそれを受け取った。
「それは精力がつくキノコですよ」
マシュマルがうれしそうにそういった。

























性欲増進?
ああ精力増進しでした