N→A→S⇔O
- カテゴリ:自作小説
- 2011/11/14 18:50:16
題名どおりです^p^
暗いんで注意!!
ニノが翔ちゃんの真似をし始めたとはいつ頃からだっけ。はじめは好きな食べ物とか真似しはじめて、ついには声の真似までし始めた。ニノは器用だからその物真似が凄く上手で歌の物真似とかしょっちゅう頼んでいた。
「このままもっと、同じ思いで~・・・♪」
「すごいっ!さすがニノ、超絶似てる!」
「んふふ、俺は器用ですからね。」
翔ちゃんはそんなニノを前にやめろよ~、なんて苦笑いしながらも恥ずかしそうに嬉しがっている。翔ちゃんのそんな姿を見るたび、俺の心はずきっと痛むんだ。だって、俺は翔ちゃんが好きだから。誰にも話していない悩み。だって言えるわけないでしょ、メンバーが好きなんて。
でも、俺が苦しそうな表情をするたび、ニノが俺の耳元で雅紀、好きだよ、なんて翔ちゃんの声で言うんだ。ニノは鋭いから気づいているのかもしれないな。
「相葉さん、飲み物買いにいくんだけどついてきてくれない?」
楽屋でいつもの定位置で5人でくつろいでいるとニノが俺の手をひっぱってこう言った。俺はそんなに用はなかったからニノに付いて行くことにした。楽屋をでると、ニノが俺の手に指を絡め、翔ちゃんの声で話し始めた。
「雅紀っ、何飲む?」
「・・・え、ニノ?」
「もう、雅紀?何言ってんの!翔でしょ、雅紀の恋人のしょーう。」
その瞬間、不思議とニノと翔ちゃんの姿が重なった。ずっと俺のものにしたくて、愛してやまない翔ちゃんと。でもそれはほんの一瞬。すぐにニノの姿に戻ってしまって、なんちゃって、とふざけるニノがいた。よく分からないけどぶわっと涙が溢れてきて、ぽろぽろと涙が零れはじめた。
「・・・っ、ニノ・・・!」
「へ、なに?相葉さ・・・どしたの?」
「俺・・・翔ちゃんのことが好きなんだ・・・!」
「・・・知ってる。」
驚くかとおもったらニノはしれっとした顔で平然と答えた。逆に驚いた顔でニノをみるとすごく悲しそうな顔で、くしゃっと顔をゆがめてこういった。
「俺で良かったら、翔さんのかわりになってあげる。」
「・・・え?」
「好きだよ、雅紀。」
耳元で翔ちゃんの声で囁かれた。ニノは優しいからそんなこと言ってくれてるんだ、とは分かっていたけど、そのときは腹がたってニノに怒鳴った。
「っ、ふざけんな!」
「いいじゃん、別に損しないし。それに、翔さんが誰をみているのかわかってるでしょ。」
そんなこと、分かってる。だってずっとみてきたんだから。翔ちゃんがみてるのはリーダーでリーダーがみているのも翔ちゃん。2人は両想いで、誰も入る隙間なんてないんだ。
「だから、俺が付き合ってあげるって言ってんの。」
そのとき、視界がぐりんと反転していきなり天井がみえたかと思うと、ニノに唇にキスされていた。そばにあったイスに押し倒されていたのだ。
「・・・なにすんの、だれか来たら・・・「しーっ、雅紀。」、しょ、翔ちゃん・・・?」
そのときは本気でニノが翔ちゃんに見えた。暴れるのをやめた俺をみて満足そうに笑ったニノは翔ちゃんの声で俺にこういった。
「ねーえ、雅紀。俺を抱いて?」
今まであった理性なんかぶち切れ、俺はニノを押し倒し、獣のようにニノを犯した。押し倒したとき、ニノがぽろっと瞳から涙をこぼしたのも知らずに。
どろどろとどこまでも、堕ちていく。
・・・くらい^p^
ニノちゃん…っ!私が相葉さんの代わりn(
葵空さん、よくこんなにアイデアが浮かびますね…
本当に尊敬します^^
でも好き^u^///(((
続き読みたいww