きのこ少年 (好きと憧れ)
- カテゴリ:自作小説
- 2011/11/16 15:35:15
少年ごみ太は思いだしていた。
女の子を好きになったときの気持ちがどのようなものであったかを。
頭の中はその女の子のことでいっぱいになってしまっていた。
ただそれだけだったような気がした。
そしてそれは、一種の憧れのようなものであった。
「ごみ太君、君には私を好きになってもら必要があるの」
きのこ妖精マシュマルが少年ごみ太に真剣な眼差しを投げかけた。
「もう好きになってるかも」
「君が思ってるのは単なる錯覚の好き」
「えぇ、この気持ちは嘘なのですか?」
「そう、それは単なる憧れの心にしかすぎないの」
マシュマルがごみ太の目を見ながらそういった。
ごみ太は視線をそらし下を向いた。
「君と私との間にはまだ距離がありすぎ」
「そんなこと言われても、僕には分かりません」
「心と心を混ぜ合わさなければならないの。そのためには君に心の扉を開いてもらわないといけない」
「心に扉なんてあるのですか?僕にはありません」
ごみ太はマシュマルの言葉による追求が良く理解できなかった。
「君は今、私の追求から逃げようとしてるでしょ」
「そんなことないです」
「ほら、また私の言葉を否定した。それがダメなの」
ごみ太はマシュマルにそういわれ、話すのをやめた。
「今度は貝になちゃたわね。自分を守ろうとしてるでしょ」
ごみ太は何も言わなかった。
「君が私を好きにならない限り、君の体のキノコは君に寄生し続けるから。それでもいいの」
「そんな。そんなのイヤです」
ごみ太は泣きそうな声でそういった。
「そう。じゃ、私の言うことを素直に聞いて私を好きになりなさい」
「はい。分かりました」
ごみ太はうなずいた。
「よし。それでいいのよ」
マシュマルが微笑んだ。
「じゃまず心と心を混ぜるために、君の心の扉を開けてもらうから」
「心のドアですか。場所が分かったらいつでも開けます」
「たぶん分からないと思うから、そうね。心を被ってるバリアを消してもらいましょうか」
「は~い。でも、もう僕はずっと前から裸です」
「体を被ってる物じゃなくて、心なの。いいから、またあの岩に寝てちょうだい」
ごみ太はマシュマルの言う事をよく聞いた。
マシュマルの言われるままに、ごみ太は素直に岩の上に仰向けに寝た。
「じゃ、目を閉じてゆっくり大きく息をするの」
「はぁ~い」
ごみ太は目を閉じ、大きく深呼吸を数回した。
「じゃ、体の力を抜いて私の言うものを想像するのよ」
ごみ太は目をつむったまま小さくうなずいた。
「君は恋してる。だから恋の歌を聞きたくなるの。さぁ君の好きな恋の歌を思い出して聞くの」
ごみ太は自分の好きな曲を思い出していた。
それは好きな子を思い浮かべながら、ひとりで良く聞いた曲だった。

























チンコロリンもキュキュってなります
心がキュってなるのはいつも会ってないオスにですね
いつも会ってると頭がキュってなるのかな
カチンかな
チンコロリンはカチンカチンのほうがいいかも
ごみ太くんが心で感じられるようになるといいね^^
http://www.youtube.com/watch?v=p6fQ1SX_X5o