はー…ようやっと少し落ち着きましたが、痛み止めなしではいられませんね。
まさに「肉を切らせて骨を絶つ」療法なのが身をもってわかりました。

先週水曜から二拍三日での抗癌剤投与、1回目。
初日は検査、肺のレントゲン、心電図、血液検査。

二日目、朝8：30に点滴用の針を刺され、そのまま顔洗ったりトイレ行ったり。
10：00　点滴スタート。最初の1時間は吐き気止めを点滴。
次に抗癌剤の1つ目を3時間かけて点滴。
初回なので私の身長体重に合わせた薬液の上限まで投与。
担当の看護師さんがはじめの15分つきっきりで観察されました。
ショックやアレルギーが出るかもしれないとのこと。
血圧、熱、血中酸素濃度、心拍数の変化を随時観察。
特に1つ目はアルコールが含まれているため、心拍数や体温上昇など
酔っ払った時のようになるらしく、「寝ちゃってもいいよ」と言われました。
その後、看護師さんは15分おきに血圧や心拍数などを計りに来るので
こちらもそのスキをついてトイレにいかなけれはなりません。
これも一苦労で点滴を下げたポールを引きずり、個室に入るのも大変だけど
採尿といっておしっこを測らなくてはならなくて、これも大変でした。
点滴を入れてどれくらいの水分が尿になってるかを調べるようでした。
昼食を食べた直後くらいから酔っ払ったように猛烈な眠気が…。
ふと目覚めると下腹が痛くて大変！
大慌てでトイレに直行なんてこともありました～。

1つ目が終わるとすぐさま2つ目の薬に…。こちらも3時間です。
2つ目はアルコールが入ってはいないのでだんだん酔いも冷めてきます。
この時に持ち込んだひかわきょうこの漫画を一気読みです！
ひかわさんは男性のデッサンがすごくカッコイイですよね。

結局、合計7時間の点滴を受けて、終わったのが5：30、あぁ～疲れた(o´Д`)=з

看護師さんも大変そうでした。この日は担当が私以外にも二人いて
15分ごとにそれらを見回るわけですから終了の5：30になってもまだ
お昼を食べてないと言ってました。お疲れ様です。

副作用は心配した吐き気は出ませんでしたが、筋肉痛としびれと神経痛が
トリプルパンチで二日目から出て、痛み止めをもらっていても
ちっとも効いてないとしか思えない状態でしんどかった～。
個人差があるものなので、もっと楽な人もいるのでしょうが
働きながら治療してる人はどうしてるんだろうと思います。

今は筋肉痛と神経痛は治まって、手足のしびれだけになってます。
これは治療が終わっても1年くらいは残る副作用らしいので
諦めて付き合うしかありません。
指先の感覚がないので食器を洗ったりするのはちょっと避けたり
爪を切るのも、深爪しても気がつかなそうなのが不安です。

投与された日は4人部屋に3人で、同室の一人が私と同じような手術の予定だったので、
個室に行って夜は二人になるものと思っていたら、術後4人部屋に戻ってきました！
酸素マスクのコポコポいう音、足をマッサージする機械のモーター音
看護師さんたちの定期的な検温や血圧の測定、とトラウマが猛烈に刺激されて
つい一か月前の辛さが甦ってきて安眠とは程遠い状態に…(T_T)
加えて緊張のストレスからか便秘になってしまい下剤をもらう始末。
便秘の経験がほとんどない上にうまくいきめない状態でもうパニックでした(´；ω；｀)

便秘って辛いですね～～(;´д｀)ﾄﾎﾎ…

今後また髪が抜けたりするんでしょうけど、
そこはもうかつらを準備しました。(　´∀｀)bｸﾞｯ!
地毛より明るいブラウンで前髪があるんです！
人毛100％で美容院が対応しているので試着して前髪をカットしてくれてます。
色が明るく前髪もあるとなると、妙に若く見えてこれはこれでありだな～と感心しました。

妹と買いに行き、家族にかぶってみせたところ、
父「猿の惑星みだいだな」
母「あら、山口小夜子みたいよ」
妹「岩崎宏美みたいだよ」
なんなの、この統一感のなさ…┐(´∇｀)┌

友人のひとり「イルカみたいな髪型だね」

ええ、もうなんでもいいです。(´・ω・｀)

まぁこれだけしんどい思いをしているので、薬が効いてくれることを強く願います。
それこそ「肉を切られ損」になりたくないです～。