改造したapkがインストールできない
- カテゴリ:日記
- 2011/11/30 19:28:51
androidアプリのパーミッションが危険だったり怪しかったりするが、便利なアプリなので使いたい。しかし、使わないのに個人情報を読み取る権限やらブラウザの履歴やブックマークを読み取る権限を要求してきて非常に危険。
そこで、
http://android-smart.com/2011/08/%E4%B8%8D%E5%AF%A9%E3%81%AA%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%92%E8%A6%81%E6%B1%82%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%92%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AB.html
を参考にパーミッションを変更できる環境をととのえ、パーミッションを変更したapkを作ってインストールしようとした。
しかし、インストールできていたと思ったら、いつのまにかインストールできなくなっていた。そう思っていたら、改造したアプリであろうと正常にインストールできるのもある。わけがわからなくなっていた。
いろいろ試行錯誤して原因を探っていたところ、理由はよくわからないのだが症状と原因が分かったので書いておく。
まず、このような症状がでるアプリは、いったんapkを開いてから再びapkにしたアプリだった。パーミッションを削除したりして中身を書き換えても書き換えなくても一度apkを開いて再び閉じたアプリなら、このような症状がでる。
このようなアプリを改造アプリと呼んで、以下を説明する。非改造アプリとは、apkを開いて再び閉じたりしていないオリジナルのアプリのことをそう呼んでみる。
原因について:
初めに改造アプリをインストールしようとする際、非改造アプリがインストールされている状態で改造したアプリを上書きする形でインストールすると、インストールできない。
解決方法:
すでにインストールされている非改造アプリをアンインストールしてから、改造アプリをインストールする。するとインストールできる。
このあとは、非改造アプリがインストールされている状態で、上書きする形でインストールしてもインストールできる。初めだけがなぜかインストールできない。
アプリの改造というと違法でいけない行為のようだが、みんなが普通に使っているアプリでも、本人の同意なしに裏で変な情報送っていたりすることも珍しくないようだ。
具体例として、Androidアプリ、iPhoneアプリ、のDolphin Browser™ HD。この超有名なアプリが、裏でブラウザでアクセスしたURLの情報を実際にアメリカのサーバーに送っていたことが判明して問題になっていた。
appleは、androidマーケットは無審査だから危険だけどappleではappleが審査して許可するからiphoneやipadのアプリは安全だと言っていた。しかし、実際は普通にスパイウェアが審査に通っていることが分かったので安全とは言えないことが分かった。
アンドロイドアプリでQuick Settingsというのがある。機能はとても使いやすく便利で、着信音やらGPSやらWifiやら画面の明るさやらを設定するだけのアプリだ。しかし、なぜかこそっとカメラでいつでも画像や動画を撮影できる権限とネットワークを使って通信する機能を持ってる。
かなり気持ち悪くて危険だ。いつのまにかカメラで写真やら動画やらを撮影されてどこかに送られているかもしれないからだ。
しかし、機能自体は便利なので使いたい。そこで今回、危険で怪しいパーミッションを削除して安全にアプリを使うために改造することにした。