Nicotto Town


嵐ちゃんたちで腐った妄想★


ごめんね智くん

誕生日小説遅れちゃってw
気持ちがあればそれでよし!←

OS!











































「おめでとう、智くん!」

楽屋の扉をあけると、目をきらきらと輝かせた翔くんが飛び出してきた。びっくりして翔くんの顔をみると、上目遣いでおいらを見つめながらどんな反応をするか伺っている。そんな翔くんの顔をみると、何故だか笑いがこみ上げてきてふふっと笑った。

「む、なんなの!人がせっかく祝ってあげてるのに!」

ぷくっと頬を膨らませて怒っているようだが、すぐにふにゃりと笑顔になって、おめでとう、と言った。

「ふふ、ありがとう。」

「どーいたしまして!智くんを祝ってあげようと、今日早起きしたんだからね?」

ふふ、と得意げに笑う翔くんをみて何故だか胸がぎゅうっ、と苦しくなった。可愛くて愛しくてたまらない気持ちがこみあげてきた。

「あれ?他のメンバーは?」

「ん~、まだ来てないみたいだけど・・・。」

そっか、と返事をしてソファーに座って雑誌に手をのばすと、がしっと翔くんに腕をつかまれた。驚いた顔で翔くんをみると、眉をハノ字にして、上目遣いでおいらを見ていた。

「な、なに?翔くん。」

「・・・俺だけじゃ、嫌?」

ぽすん、とおいらの肩に顔をうずめながら小さくそう呟いた。その言動の可愛さと行動の可愛さにおいらは硬直しながらも翔くんを小さく抱きしめた。普通男にこんなこと言われたら、気持ち悪いはずなのに、おいらの心の中は愛しさでいっぱいになった。

「っ、くふ・・・!」

「・・・しょ、翔くん?」

少し抱きしめると翔くんは耐えられなくなったように吹き出し、笑い始めた。その訳の分からない光景をぽかんとした顔でみつめていると、冗談だよ、と笑いながら言った。

「ははっ、男にこんなことされたら気持ち悪いもんね!ふふっ、面白かった!」

何故か、冗談だと言われた時に落胆している自分がいて、動揺が隠せなかった。いまだに笑っている翔くんに少し一喝して、ソファーに座りなおして雑誌を読み始めてもその動揺は収まらなかった。少しシュンとしている翔くんをみるだけで胸が苦しくなる。ああ、今日は嫌な誕生日だ。

「あの、さ・・・智くん、笑いすぎてごめん。」

「・・・べつにもう怒ってねえよ。」

翔くんをみてしまうとまた胸が苦しくなるから、おいらは雑誌から目を離さずにそう答えた。すると、小さな泣き声が聞こえてきた。この楽屋にいるのはたった2人。泣いているのは翔くんしかいないのだ。驚いて雑誌から顔をあげると翔くんが涙をぽろぽろと零して泣いていた。

「も、翔くん・・・!怒ってねえから!」

「っ、ふぇ・・・!じゃ、あ・・・何で目、合わせてっ・・・くれないのっ?」

「それは・・・」

自分でもよく分からなかった。翔くんをみるだけで胸が苦しくなる。この気持ちの正体がなんなのかはおいらじゃ分からない。(ニノになら分かるのかな?)ただ、無性に翔くんが愛しくて、守りたいって思うんだ。翔くんの涙をぺろっと舐めて、抱きしめると翔くんは顔を真っ赤にしておいらの顔を覗き込んだ。

「さ、としくん?」

「おいらさ、ほんとに怒ってねえんだ。ただ、冗談だよって言われたとき、ショックだった自分がいて、動揺してたんだ。」

「しょ、っく?」

不思議そうな顔で翔くんがおいらを覗き込む。ああ、頭が痛い。もうすぐこの気持ちの正体が思いだせそうなのに。きんきんと頭が痛むなか、おいらは翔くんの頭を撫でながら優しく話した。

「翔くんがいったように、男にあんなこと言われたら気持ち悪いだろ?なのに、翔くんは愛しく思えたんだ。」

「・・・っ!」

顔をりんごみたいに真っ赤にしている翔くんをみた瞬間、頭の中に一つの答えが浮かんだ。そうだ、簡単じゃん。おいら、恋してたんだ。
ぱくぱくと口を金魚みたいに動かす翔くんははっ、と我にかえり、スルリとおいらの腕の中から抜け出した。そして何事も無かったかのようにソファーに座るとどもりながらも喋りかけてきた。

「さ、智くん!今年は誕生日プレゼント智くんに決めてもらおうと思って買ってないんだ、なにがい「翔くん。」・・・っ、んぅ・・・!?」

翔くんの言い終わる前においらはソファーに近づき、翔くんにキスをした。顔を真っ赤にして、口をかたく閉ざしていた翔くんだが、舌を無理矢理ねじこむととろんとした目になっておいらをみつめた。くちゅ、とわざと音をたてながら口内を犯すと、翔くんは耳まで真っ赤になった。口を離すと、銀色の糸が2人をつないだ。

「っ、さ、としくん!?」

「聞いてた?翔くんが欲しいの。」

顔を真っ赤にして、うう~とうめきながら俯いている翔くんの頭をなでると、じっ、と翔くんがおいらを睨んだ。

「・・・なに?」

「~っ、俺はいっつもこうやって、あなたに負けるんだよ・・・!」

お望みどおり俺をあげる、そうおいらの耳元で呟くと、顔を赤くしながらとびきりの笑顔でおいらに抱きついた。


今年の誕生日は、特別な誕生日。

(特別な人とすごす、最高の誕生日。)





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2011/12/02 17:54
ヤバい…//

大宮バージョンも読みたいかもww
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2011/12/01 21:12
ああああああ((
翔くん可愛すぎます///

アバター
2011/12/01 19:12
も え る(



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