Nicotto Town


ニコッとタウン12年目


刑事コロンボを語ると止まらないスレッド5


今日の私は名探偵ホームズか、ムーミンパパか。

前回の続きです。(前回はベスト1~9までを語りました。)

ネタバレになりますので、ここから先はご注意ください。


●ベスト10 第37話 さらば提督
シリーズで唯一、最初から犯人が不明のもの。というより、ミスリードで、視聴者にこいつが犯人だと思わせたもの。関係ないけど、水戸黄門で印籠を出さなかった話が1つだけあって、クレームが山のように来たとか。
やっぱり、コロンボらしくない話でしたね、例外はこれだけにしてほしい。ちょっと複雑。
消去法で犯人を突き止めるのも、刑事というよりは、探偵ぽい。ただね、証拠が弱いのよね。動機と、腕時計の音を聞いた時の容疑者の発言だけだし。
感心する部分としては、ペンキをきっかけに真相にたどりつくところ、ちょっと想像力が豊か過ぎるかも。


●ベスト11 第16話 断たれた音
チェスのチャンピオンが相手。被害者に遺書を書かせる犯行手口や、レストランで調味料を駒にして、テーブルクロスを盤にしてチェスをするシーンも面白い。コロンボの指摘に動揺したチャンピオンが、多面ざし(指導対局)で、素人につい負けてしまう部分で、(犯行を)確信されてしまう。
ようは、チェスやチャンピオンという要素を生かした話。
ただし、私の個人的な意見は「チェスをする人間に悪人はいない」。だって、チェスを愛しているんだろうから。それで冒頭から、ハリポタのチェスシーン(というか、ハリポタの方が真似したのだろう。)のような部分があり、チャンピオンが精神的にノイローゼ気味だったことを印象づけている。このへんをわかってほしい。


●ベスト12 第09話 パイルD-3の壁
相手(犯人)の誘いに乗り油断を誘うパターンは多いが、犯人の挑戦的な態度がシリーズで一番、「私が犯人ならば、パイル(建物の土台)の中に隠すよ」と自分で言うんだから。今にして思えば、シンプル イズ ベストな話。これこそコロンボ。まだコロンボを見たことのない人には、まずはコレをオススメしたいです。


…いかん、興奮してきたので、このへんにしておきましょう。





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