ロッカー観察日記6
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/12/10 15:19:43
パタン
トンボが飛び出してきたロッカーを閉める。
なんだか疲れてきた。
いろいろありすぎて突っ込む気力もない。
今日は本当は塾へ行くつもりだったけれど、電車ももう出てしまったし、家に帰ろう。
次あの駅員にあったら一発ぶん殴らせてもらおう…。
家に着き、ソファーに座り込む。
今日は母親もパートで遅くまで帰ってこないはずだ。
サボってもバレはしないだろう。
何の気なしに、テレビをつけてみる。
ほかの家の子みたいに携帯なんていう豪華なものは持っていないしインターネットをする気もおきないし。
テレビではニュースをやっていた。
どうやらどこかで起きた殺人事件の話らしい。
ただ漠然と画面を眺めていると、スタッフらしき人が画面はじからいきなり出てきてアナウンサーに耳打ちをし始めた。
何かトラブルでも起きたみたいだ。
画面の中が急にあわただしくなる。
スタッフらしき人はアナウンサーに何か紙のようなものを渡すと、画面からきえていった。
そしてアナウンサーは緊迫した様子で手渡された紙を読み始めた。
「緊急ニュースです。今日の午後5時前後○○駅前で2億9000万年前に生息していたと見られるメガネウラという大型トンボが発見、捕獲されました。なおこの昆虫はすでに2億年9000万年前に絶滅しており現在生物学者による原因の追究がされております…」
…。
何が起きた。
○○駅ってあのロッカーがある駅じゃないか。
あのトンボってそんなに貴重なものだったのか。
なんか大騒ぎになってるけど俺のせいじゃないよね。
テレビからは相変わらずアナウンサーの声が聞こえる。
「発見されたもののほかにもまだ別の個体がいると思われえることから、日本昆虫調査学会はこのトンボを発見した者およそ数百万の謝礼を与えると先ほど発表しました。」
数百万…。
ちょっとロッカー行ってくる。
あとがきー
今回はこんな感じでいいかなw
前回のトンボはメガネウラという古体種のトンボでした。
ちなみに次はサイドストーリということで駅員さん視点の話です。
ギャグ一直線ですけどねww
今日中に上げられたら上げときます。
それとコメントくださる人、毎回ありがとうございます。
とっても更新の励みになっています。
これからもこんな駄文でよかったら読んでやってください。
因みに私は読破してから文章がメキメキと変わりましたw
洋は慣れですよ、慣れ。頑張ってくださいねー!
あとはいっぱい小説を書いてれば、いけますよ!それに本もたくさん読めばいけるいける、余裕余裕!←
こここここここここここ、こんな駄作を読んでくださるなんて…!
んー、とりあえず私はただ思いつくがままにうってるので…
ただ話の展開が速いだけかと…;
ストーリーは思いつくがままに書いていってます←
なのでそんなに続かないんですよねー、ネタ切れが早いといいますか。
構造なんて私の小説は三人称(その場にいない人の語り口)だからああやってできるだけですよ\(^0^)/
ありがとうございます。
これからも
応援してるwy!!
コメありがとうございます。
嬉しいです^^
続きは今日中にあげるつもりですw
めっちゃくちゃ面白いです!!
このギャグなのかなんなのか曖昧な物語(褒めてるんですこれでもry)が結構ひきつけてくれます!
…続きをkwsk←