Nicotto Town


嵐ちゃんたちで腐った妄想★


OS

この前ふたご座流星群の日に流れ星を見たので便乗して山夫婦!



































「寒いよお、翔くん。」

「駄目。まだ流れ星見てないんだもん。」

ガタガタと身を震わせホットココアをのんでいる大野とは反対に、櫻井はきらきらと瞳を輝かせ、空一面にひろがる星空を睨むように見ていた。今日は双子座流星群の日で、一年で一番多く流れ星が見れる日なのである。それを聞くと、櫻井は大野の部屋から一目散に飛び出し、こうして空を睨むようにみているのである。

「ねえ、翔くん。一回戻ろうよ、寒いし。」

「やだ、家に入った時に星が流れちゃったらどうするの?」

珍しく大野に強気な櫻井に、大野は少し驚いたがはあ、と白い息をはくと櫻井の横に座りなおした。人一倍ロマンチストな櫻井、流れ星をみるまで部屋に帰らない、というのは当然だろう。しかし、今日の夜は久々に愛し合おう、なんて考えていた大野は櫻井を奪った星達が憎かった。一度部屋に入り、少し温まってこようと大野が思い、立ち上がると櫻井が叫んだ。

「ああ!」

「っ、見えた?」

「流れた!はじめてみた、流れ星!」

目をきらきらと輝かせている櫻井はとても可愛らしかったが、突然櫻井は眉間に皺を寄せると凄いスピードで部屋の中に入っていってしまった。おそらく目的を果たしたため、一気に寒さが押し寄せたのだろう。

「寒い、さむさむさむ!」

「こたつにはいりながら言わないでよ。」

「うう・・・寒い。」

大野は苦笑いしながらため息をつくと、ココアでも作ってきてやろう、と立ち上がった。すると櫻井はそっと大野の服の裾を掴み、恥ずかしそうに俯いた。

「翔くんどうかした?」

「いや・・・俺は、智くんがいただけであったかいから・・・。」

櫻井は顔をぼんっ、と真っ赤にさせ、こたつに顔を埋めた。大野はにこっと笑うと櫻井の後ろから抱きつき、櫻井のうなじにぐりぐりと頭をよせた。

「さ、としくん?」

「ほんと可愛いんだから・・・。こうやってるとあったかいでしょ?」

「っ、うん・・・。」

大野は抱きついたまま櫻井の服の中に手を入れた。櫻井は驚いた顔をしたが、何も抵抗せず、されるがままだった。

「ん、ぁ・・・智くん・・・。」

「翔くん・・・。」

このまま本番まで大野がしようとした瞬間、窓の方で何かがきらりと光った。そのとき、櫻井は大野の腕の中からするりと抜けると窓の方に駆け寄り、空を見つめた。

「みた?智くん、また流れ星!」

「・・・う、うん。」

「俺二回もみたのはじめて!」

大野としてはいい雰囲気をぶち壊された星が少し憎かった。ものすごい膨れっ面だった大野をみて、櫻井はそれに気づいたのだろう、にこにこと笑うと大野の耳元でこう言った。

「智くん、俺がなんてお願いしたかわかる?」

「・・・なに?」

「                                」

「・・・っ、ふふ。翔くん大好き。」

大野は櫻井をぎゅうっと抱きしめると、櫻井が寝てしまうまで夜空できらきらと輝く星を見つめていた。


来年も、この人と一緒に流れ星が見られますように。

(お星さま、欲張ってもいいなら・・・永遠に。)

アバター
2011/12/18 01:19
何かロマンチックです!!

こういう翔くんもすk(黙r
アバター
2011/12/17 23:04
ほぉ・・・/////
いいな、流れ星><

もういっそのこと結婚しr(黙れ




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.