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ニコッとタウン12年目


刑事コロンボを語ると止まらないスレッド6


刑事コロンボを語ると止まらないスレッド6

前回の続きです。(前回はベスト1~12までを語りました。)


私は刑事コロンボが大好き。
コロンボは60数話あります。
さて、次点です。12位以下のものも挙げましょう。
 好きな順位(No)は下記です。

No 話 タイトル (犯人)
-- -- ---------------------
13 21 意識の下の映像(心理学者)
14 06 二枚のドガの絵(美術評論家)
15 58 影なき殺人者(弁護士)
16 57 犯罪警報(TV司会者)

ネタバレになりますので、ここから先はご注意ください。


●ベスト13 第21話 意識の下の映像
サブミッショナル映像ですね。映画などに、数コマのジュースなどの広告を入れると売店で飛ぶように売れるというアレです。もちろんこの商法はアメリカでも日本でも違法です。これを使って犯行が行われるのですが、いささか可能性としては低いものです。被害者が一人だけ水を飲みに、試写会を抜け出す際の犯行です。複数人が一緒に水を飲みにいく場合もありえますしね。コロンボがいつものように、犯行現場で「朝飯抜きなんだ」と言って、被害者も食べたキャビアをつまみ食いすると、塩辛くて喉が渇いた…ここから計画的犯行と推理する。しかし拳銃が最後まで不明なので、鑑識から「犯人に拳銃の隠し場所を聞けばいい」と言われる始末。で、本当にそれを実行してしまうのがコロンボ!犯人いわく「ほら、私の理論が正しいことが証明できた、だから私を逮捕できたんだっ!」と狂喜する。同様のもので「第08話 死の方程式」にも言えるのですが、犯人の専門性を逆手にとったものです。「第08話 死の方程式」では犯人の作成した時限爆弾を、逃げ場のないケーブルカーの中で動作させて自供を誘うものでした。2本とも感じるのは、犯人が最後まで、しらばっくれたなあ。そういうことで次点。


●ベスト14 第06話 二枚のドガの絵
これを好きな方も多いと聞きます。でもねえ、わたしゃ、刑事(コロンボ)の指紋がドガの絵から出たからと言って、犯行を認めることは不可能だと思うのです。つまり、「警察の証拠の捏造だ」という主張が可能な点です。アメリカは陪審員制なので。二枚のドガの絵だけが価値があるということだったので、盗めば良かったのでは?だから次点。


●ベスト15 第58話 影なき殺人者
犯人は刑事弁護士!「影なき殺人者」というタイトルは、んなアホナというお面トリック(笑)から。じゃ、影があったら完全犯罪だったのか?オマケに秘書に強請られる弁護士。んー、つくづく女を見る目が無い自分を恨めば?それに弁護士が殺人するかね、浮気くらいで?…次点。


●ベスト16 第57話 犯罪警報
ドックというのは、コロンボの愛犬の名前。ドックが登場する話はいつも微笑ましい。「第44話 攻撃命令」では、ためしに「殺せ」とコロンボがドックに攻撃命令すると尻尾を振って喜ぶ、愛嬌たっぷり。
話はそれましたが「第57話 犯罪警報」では、ペットサロンで手入れを受けたドックを「ようし、よし、男前だ♪」と褒めていて、そのときに、被害者宅の番犬の爪に特徴があることに気がつくんですね。これが決めてになるとは、意表をつかれます。でもねえ、他の犬でも、その特徴ならば、ありえるんですよねえ。しらばっくれることができちゃうから次点。


12位以下のものは、(私からみて)どれも犯行の動機が弱い。
番外の「第28話 祝砲の挽歌」なんかは、理由がもう「正義のため」。
ご覧になっていただければわかるのですが、正義を貫く者が殺人するかぁ普通?
犯行状況の矛盾にはトコトンこだわるコロンボですが、動機の矛盾については、素通りしちゃうのが残念です。でも、凶悪犯罪の理由がよくわからないというのは、日本でも(少年犯罪等で)多くあるのも事実ですから、そういう時代の反映でもあるのでしょう。


私の創作品「小学生裁判員裁判~カンニング疑惑事件~」では、心理戦に重きを置いています。ぜひ読んで出ね。(さりげなく宣伝)

…いかん、興奮してきたので、このへんにしておきましょう。

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2014/06/01 17:59
初めまして。
訪問ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

私も刑事コロンボが大好きで、良く観て居ましたよぉ(o^-^o) ウフッ




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