Nicotto Town


クワークの酒場。


今年読破したご本


 今年 良いニュースは世の中的には無論のこと、自分自身も良い事は何ひとつ無かった一年であります。
 そんな中、ニコタの皆様と交流出来た事は、私自身にとってもカミサンにとっても大きな励ましになりました。
 実の所、みなさんに身に憶えが無かったとしても、私共の強い支えになっていたのです。
   本当にありがとう。m(_ _)m
 せめてここに書くブログくらいは愉しい物にしようと思い、心掛けたつもりです。(オヤジギャグとか。w)
こういった本名の知らぬ同士でもコミュニティを持つ事はとても大切であると痛感する次第です。

さて、そんな中、今年 遂に『ひぐらしのく頃に』を読破しました。
全17巻もある長編でした。  むうー。 長かった。

以前にも書きましたが、この物語は古い因習の残る過疎の村で起こる連続殺人失踪事件が題材です。
そして、その村にしか発症しない風土病や、暗躍する特殊部隊等、内容は超盛り沢山。

そして、これが最大の衝撃!!作者のこの作品で真に描きたかった物とは!なんとっ!!

『ご近所付き合いを大切にしましょう。道で会ったら挨拶をしましょう。町内会には出席しましょう。』ということなのです。
・・・・これを読んで腰を抜かされた方も多いでしょうww
しかし、作者は大マジです。本当にそう書いてます。
最後を締めくくる あとがきに、そのコミュニティの大切さを懇々と語るのです。
そういった意味でも、私にとって大切な作品でありました。

最終章『祭囃子編』は痛快そのものでした。
"ルパン三世:カリオストロの城"に匹敵する面白さです。
いや、それ以上かも知れないです。
まさか下っ端悪役ですら、ひとりも死なせずに締め括るとは思わなかった。
そこには"誰にもババ抜きのババを押し付けて終わらない"という作者の理念があります。

実は、今二周目の読み返しに入ってます。
あの時のあのノートはそういう意味があったのか。とか、
そのノートを書いたのは、あの人だったのか。とか、色々判って興味深い所です。

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2011/12/24 22:54
キャサリン殿>
機会があれば是非。でも16巻+1巻×約1400円は高い。
私はアマゾンの古本屋で全巻3000円程度で揃えました。

以下、祭囃子編(下)294頁より抜粋。
『ふはははお静かに、諸君はメイド王の前にいるのだ!! 跪けッ!! 小僧から石を取り戻せッ!!! 』

惨劇の山をくぐり抜け、
是非とも最終章まで辿り着いてください。
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2011/12/24 11:35
へぇ~ そんな締めくくりなんですねぇ。。。

あぁ でも 実名もしらないからこその繋がりってのも
なんだかとってもいい感じなんですよねぇ。。。

機会があれば読んでみようかな。。。

読み返すって大事ですよね。
その時の状況によっても感じ方や見方がかわったりするしね(^_^)v
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2011/12/23 12:02
艦長>
二周目を読むと『なんだこりゃ、全部伏線じゃないか!』
と感嘆したり、ちょっとした会話にニヤニヤしたりしますw

一粒で二度美味しいアーモンド・○゛リコみたいなのかな?かな?
(時代背景も大体その頃w)
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2011/12/23 11:56
ぜるだ殿>
やっぱり超怖い本なのですよ。
『そうだわ。全部お芝居なのだわ。すべて演技なのね、そうなのね。』
とか思ってないと、ココロがやられてしまいましてよー。

元々推理小説ですから、仕方ないかもですねえ。



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2011/12/23 11:48
もの子。殿>
むう。

私は皆殺し編で、すでに泣いてましたね。
(タイトルすごいよね。村が全滅されちゃうから仕方ないけどね。)
『待たんかいババア!誰が余所者だ!俺は雛見沢の前原圭一だ!! 』
くぅー、泣かせやがりますです。w

途中で挫折する人多いですね。あと、スプラッタホラーだけ好きな人とか。
その辺、作者も悩んだらしいですよ。

確かに最初の鬼隠し編で、圭一がやってしまった事の後悔が無ければ、
その後の彼の捨て身の行動力は無いですからね。
それに、読み進める内に、目を覆う様な惨劇を起こす事で真実を隠蔽しようとしてる、
というのが段々解ってきたりします。

作者は人生を御神輿によく喩えてますね。
神輿を一人で持ち上げようとしたらピクリとも動かないけども、
人数が揃えば、信じられない程 軽々と上がると言ってます。
このお話はその一例なんでしょう。
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2011/12/23 10:28
伏線がわかった上で読む2周目も,
楽しいですよね。
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2011/12/23 09:19
やっぱり超怖い本なのですね。
残念読めそうもありません。(>_<)
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2011/12/23 08:32
むう。

久々に登場です(
祭囃子編はこの前見ました*
何だかんだで泣けるなあ゚(゚´Д`゚)゚

本当の目的www
その目的がこの物語に発展したとは思わなかった(

アニメでも漫画でも「グロいから」という理由で途中で挫折する人も多いと思います。
まぁそうとは限らないが、その先に何があるかが大切なんだと思います。
その残酷さがなければこの物語ではないと思います。

ご近所付き合いを大切にしなければ((
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2011/12/22 23:55
ピノ殿>
それは大変失礼しました。
『ひぐらしのなく頃に』の大元はサウンドノベル形式のCDロム
(音付きの紙芝居をパソコンで見る様な物)が最初です。
プレステ2やDSでの移植もあります。漫画も全巻出ています。
アニメも作られました。一部、実写映画化もされました。
それと小説ですね。

私の推奨するのは最初のサウンドノベル版か、小説です。
この二つは作者だけで純粋に作られているのです。
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2011/12/22 23:46
ぜるだ殿>
いやいや、人が死なないのは最終章だけのお話でして、
そこに至るまでの主人公達の死に物狂いの努力があるわけです。
誤解から仲間同士で殺し合ったり、それのみならず、
村人2千人すべて皆殺しに発展するパターンも多く、
(ネタバレすると、時間を巻き戻しできる人物がいる。)
拷問死から生体解剖まで残虐シーンがこれでもかと出て参ります。

でも、作者は『コミュニィティを構築することで惨劇を回避する。』としているのです。
主人公達の結束はどこにでも転がっていそうな近所づきあいの延長である、としているのです。
実際、『皆殺し編』では町内会の陳情がテーマです。

・・・・・・ふっふっふっ。混乱するでしょう?

だから、この小説面白いと思うのです。
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2011/12/22 23:10
いえいえ、カリオストロの城は大好きなので知っています。
なので、それに匹敵するのであれば、
ひぐらしのなく頃に、は小説ではなく、マンガなのかもと思ったのです。
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2011/12/22 22:55
なにか人が誰も死ななくて、ご近所づきあいの大切さを懇々と語る本と聞いてほっとしました。

怖い本ではないのですね。

興味が湧いていました。(*^_^*)
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2011/12/22 22:03
ピノ殿>
むうー。はじめまして。
『ルパン三世:カリオストロの城』は長編アニメ映画です。
宮崎駿監督の作品ですからスタジオジブリのコーナーにあるかもです。
アバター
2011/12/22 21:56
ブログ広場から、こんばんは^^

面白そうな本ですね。。
長編を最後まで読めるか心配ですが、、、、ルパン三世?・・・マンガですか?





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