シリーズ麺類紀行(2)
- カテゴリ:グルメ
- 2011/12/22 22:04:08
以前、上野に行った時入ったラーメン屋さんは、つけ麺ブームとなった有名店ののれん分けの、上野大○軒。
ここの麺は量の多い事でも有名なのだ。普通で300gだから一般のお店の倍はある。
つけ麺なら何てことないが、この量で暖かなラーメンだと若干のプレシャー有りで、小食の人だと食べきれない。
で、メニューは、つけ麺とラーメンそれぞれ、普通、中、大となっていて、中は450g、大は600gなんで、普通で充分か多いぐらい。当然私達はつけ麺は普通を注文している時、中年のご夫婦と思わしきカップルが入店、メニューを眺めながら「やっぱ中でしょう」とかなんとか言って注文したのは「ラーメン中2ツ!」だった。
この2人分かってんのかな?と思ったが、運ばれてきたものを目の当たりにしても動じることなく食べ始めた。
で、亭主と思しき人(以降亭主)が半分近く、奥さんと思しき人(以降奥さん)が3分の1ほど食べたところで気がついた。「ねえ、あんた。私の少しやるわ。」と言った奥さんは亭主のドンブリに麺を継ぎ始めた。
「い、いいよ。俺今日は食欲無いんだ。」と言ったけど、ホントは既に世間の大盛り1杯分は食べた事になってんだけど。
面白い展開になった。目の前で食べてるつけ麺は最高に美味しいけど、直ぐ近くの展開はもっと興味深い。
2人は一所懸命食べているがだんだんはかどらなくなって、そこで奥さんが『中盛り450g』と書いているのに気付いた。
「450って、ここの多いよね、普通250ぐらいなんじゃないの。」とか呟いて箸を止めた。
ここで納得できた。2人はこの店は初めてで、「中」を頼んだのは普通盛りのつもりだったのだ。世間のラーメンは120~150gが標準なのに。
亭主はやっとの思いで平らげた。もはや喋るのも苦痛の様、奥さんのも継ぎ足したから500gは食べた事になる。
「良くやった。」と拍手したかったけど、場所柄無視を決め込むのだ。
それにしても、あの2人ドンブリの大きさに気付かなかったのかな。世間の特大盛りの大きさなのに。周りが全て大きいからォお座ぱな人達には気付かないかも。
それにしても美味しい。
300gのここでは普通、世間では2玉分なのにまだ行けそう。中の450gでも行けるかもしれない。
このお店の本家とも言うべき東池袋のお店では特盛り900gもあるそうだ。現実に食べる人がいるからスゴイと思う。
そこで気がついた。ラーメンの量って規格が無いのだ。
これでエライ目にあった事が、それは埼玉のとあるラーメンのチェーン店と思しきお店で、こってりタイプの味なんで迷ったけどお腹が空いてたんで、大盛りのつもりで「大。」と注文したら、出てきたのは、洗面器の様な器に山盛りナノダ。
「げげ、これは!」と言った私に対し、イケ面の店員さんはカウンター越しに「大は3玉分になります。ご無理なさらずに残しても結構ですから。」
「うむむ、してやられた。」とは思ったものの陰謀ではなく、説明によると普通は150gで大は3玉で450g、見逃してたけど「中」と言うのがあってこちらは2玉300gなのだそうだ。
話を聞きながら意地で食べ続け完食。スープも平らげた。実はこの時、イザとなれば大食出来るとの自信を持ったノダ。
ここで重要な問題が。
お店で「大」「中」「小」となっている場合は殆どが中で普通の量となって、小はお子様ラーメンである場合が多い。とは言え、この表示のお店は少なくなっている。
一方、徳島に行った時に気付いたのは、普通と言われるラーメンは少ないサイズで、私達が普通と思うのは「大」になるノダ。
これでは、初めてのお店ではどうしたら良いのか?他のお客様のを見ながら判断するか、お店の人に麺は何グラムかを聞くのが良いと思うけど、当てにならない事も。
かくして、統一のない不安に駆られながらも探求は続くのである。
ご丁寧にありがとうございます。
変わっても大〇軒系列なんですね。
上野には、特に向こう出口にはあまり行くことないし、
多分そのお店に入る事はないと思います。
上野には食べるとこいっぱいありますから。
「やぶ」でおそば食べる事は時々あります。
「上野 大○軒」が「上野 大○軒 甲」となっていました。
もりそばはちゃんとありますよ。
内部も、カウンター席が無くなってテーブル席だけになったとか、ちょっとかわっています。
前の人、なんでやめちゃったのかなぁ!?
それなりに人は入っていたのに…
上野のお店変わってしまったんですか。
最近上野に入ってないんで、特に向こう側に行く目的はラーメン以外にはないんで、
行ってがっかりを避けられましたね。
情報ありがとうございます。
ちなみにおいらの場合、大○軒系ではメニューにないけど「半玉」(普通盛りの半分、一般的な普通盛りくらい)で注文します。
余談だけど、その上野のお店、経営者がかわったみたい。
店名に「甲」がついて(「かぶと」と読むらしい)、値段がちょっと高くなりました。
味は、個人的には以前の方が山○氏のお店の味に近くて好みだったかなぁ〜
周りを観察するのは大事なことですね。
同様に、お店の人に聞くのも間違いのないために重要な事ですね。
中華屋さんは、いっぱしのお店だと一皿は大きいですよね。
やっぱり、人数がないといろんなもの食べられないですね。
昔、中華のお店に入って注文したら、でかい皿できた事があります。
テーブルの上は凄まじい事になったクポー。
家族でせっせと完食しましたがね(゜д゜;)ゲフー☆
そうなんですよ。
食べてる人の雰囲気で分る事も多いですが
不安だったっら聞く事ですね。
ぶーしんさん
多くて困る事がなければ、
思ったより多ければもうけもの、
少なければガックリだけの事で、困る事はないですよね。
それなら初めてのお店では常に「大」を頼んで、
確かめてみるのも楽しいですね。
あらかじめ、大、中、小、書いて有る場合は、お店の人に聞かないと解らないと言う事ですね。
良い勉強に成りました。
初めて行く店なら、まず店の人に聞くべきだな、こりゃ。
ま、俺は特大でも構わないけどサ^^
またまた、勉強になりました~^^
そうですね、初めから麺の量をg表示してくれるとありがたいですね。
でも、
あるお店では『茹であがりの量をg表示』でしたので微妙ですね。
本店は一度行きたいと思っているのだが行ってないなあ~^^
上記のようなこともあり最近はご丁寧にお店の食券器に麺の量を
グラム表示してくれるお店も増えたのでだいぶ助かりますね。^^