【苦闘のブロス】

２Ｇは、ガンナーの方が断然有利な状況が多く存在する…気がする。

知っての通り、敵の攻撃に当たらなければ、目標を狙い放題のガンナーは非常に強い。
しかし、それではゲームバランスが崩れるので、「ガンナー殺し」的モンスターもいる。

でもこの差が極端なんだ、２Ｇは。
過去のゲームだから、現行している３ｒｄや３Ｇに比べるべくもないんだけど。

けど、ガンナーだと楽勝ですって敵が多い。

代表的なのは、フルフル、バサルモスおよびグラビモスなどだろう。

見た目のせいで、エヴァンゲリオン量産機とか、諸説言われているフルフル。
（俺も最初見た時は、量産機かと思った。実際にはもう少し下品なあだ名がついている）

フルフルは、咆哮で動きを止め、身体から電気を発するなどして攻撃してくるが、咆哮さえ防げば、ガンナーにはただの的だ。
でも剣士には結構難敵で、討伐訓練では、かなり苦労したクチである。

フルフルに限らないが、「いつ攻撃して良いかわからない」ことが、初見ではよくある。
フルフルの場合、弱点は頭なのでそこを狙わなければならないのだが、的が小さめのため、慣れないと狙いづらい。
足を先に攻撃してダウンを奪い、それから頭に追撃、というのが基本かもしれない。

でもガンナーならその辺を無視して、隙あらば狙い放題である。
動きが単調な敵には、とても楽勝だ。稼ぐのにも助かるのでありがたい。
さすがに３ｒｄでは調整されて、どの武器でもそれなりに苦労するようになっているけど。

だが、「動きが単調」な敵にも、楽じゃない敵がいたりする。

代表的なのが、モノブロス、ディアブロスだ。
３ｒｄで動きがパワーアップしたディアブロスだが、２Ｇでは突進魔である。
砂に潜り、こちらを見つけたら突進、突きあげ。この繰り返し。
モノブロスもパターンが一緒なので、ここでは割愛する。

たとえ動きがワンパターンでも、弱いというわけではない。
長距離からの突進は追尾性能があるので、うまく逃げないと当たってしまう。
しかも、こういうやつらは肉質が固くて、体力も高いので厄介だ。

属性武器が有効なんだけど、早解きよろしく武器をあまり作らないで進めていた俺は、モノブロス達には本当に苦労した。
弱点はシッポなので、そこを狙いたいんだけど、とにかくこいつら、走る、走る。

広い砂漠を、右往左往。
すみからすみまで、あっちへ行ったり
～ε～ε～┌(|||´Д｀)ノ
こっちへ行ったり
ﾏｯﾃ!ヽ(￣д￣;)ﾉ=3=3=3

…こんな感じで振り回される。この間、非常にしんどい。
閃光や音爆弾にも限りがあるし、なるべくなら使わずに倒したい性分（ケチ）なので、地味に苦労する。

ある程度誘導もできるんだけど、うまくいかないことも多い。
高級耳栓がつけられない頃は、よく動きを止められて、そのまま突進くらって落ちたこともあったなあ。

しかも、何度も何度もマップを移動しやがるんだよねえ。
体力が少なくなってくると、すぐに隣に移動したりして。
ディアブロスは明確な瀕死のサイン（足を引きずる）を出さないから、移動した先で判断するしかない。
今もそうだけど、時々判断を間違う。
虎の子のシビレ罠を無駄に設置したこともたくさんあった。
極端に体力が高いから、長期戦も多いし。

単調な、そして変な緊張を強いられる戦いのさなかでは、当然頭は楽しんでいるはずもなく、作業と化している。
作業中、ふと嫌なこととか思い出して、さらに憂鬱になったりもする。

ディアブロスとの戦闘には、苦しい思い出しか蘇らない。

大剣なら、わりと相性良く戦えるんだけど、素材をガンナー用につぎ込んでいるため、これといった武器がないのが難点だ。

相性が良いと言っても、クリアタイムが特に縮まってもいないのが泣ける。
弓で戦っても、大剣で挑んでも、ほとんど同じ時間って一体…。


ランクも上位に上がり、いよいよ敵の攻撃が激しくなってきた。
目下苦戦中なのは、幻獣キリンだ。

あの素早い動きにいつも翻弄させられる。
ボウガンなどは、リロードの隙を突かれるし、狙いも付けづらいので難敵だ。

というか、キリンってこんなに強かったっけ？と思わせられる難易度である。
ちょっとのミスも許されないハードモードだ。
文字通り手を変え、品を変え、様々に試行錯誤しながら進んでいる。


※追記・ディアブロスの瀕死サインは、一触即発で怒り状態になることだが、これが、慣れないと見極めが難しい。
こうして書いていても、やっぱり経験と慣れしかないのかな、と思う。
ダメージ計算する人はすごいね。