核爆弾チビ龍 5
- カテゴリ:自作小説
- 2011/12/26 22:35:49
首都東京は核爆発により壊滅状態になっていた。
内閣府や防衛省を始めとする各省と、警察庁の国の主な機関のビルはすべて消滅してしまっていた。
しかしそんなことは、僕には関係の無いことだ。
一回の核爆発で国の機関が全滅するのは、核爆発はもう無いと信じていた国が成せる技で、父と母がこの場所を選んだのと、国が機能停止に陥ったことの関係の責任は僕には無かった。
でも国はこのような事態をある程度予測していたのか、対応が早いように思えた。
防衛省が主体となり、いち早く東京核爆発対策本部を立ち上げ、各地方自治体や日米相互協力計画の周辺事態法実施先のアメリカとの連絡に当たり、生存者の救護や周辺住民の放射線からの保護にあたった。
アメリカ大陸には青龍家一族がおり、アメリカにも東方青龍が存在していた。
青龍家からこの度の東京核爆発は、北方黒龍と西方白龍の合体に起因するとの情報を得ていたアメリカ大統領は、日本国に対する核攻撃やテロでないと判断し、核爆発を自然災害と見なして日本との対応にあたっていた。
黒龍と白龍の間に生れたチビ龍は、両龍の血を受け継いで単体、つまり合体無しでも核爆発を起こす危険があることを日本に伝えた。
アメリカからの情報は警察庁より臨時警視庁に伝えられ、臨時警視庁はチビ龍の身柄の確保を国家安全上の問題から取止めることにした。
一方、総理大臣が重大緊急事態に開く国家安全保障会議は、総理大臣と内閣官房長官の消息が不明なために開かれていなかったが、防衛省が今回の事態の重要性を見て、緊急に総理大臣無しで会議を開きチビ龍の処分を決定することになった。
つまり、チビ龍は自衛隊にその身を任されることになったのだ。
自衛隊は外務省を通じて、黒龍の居るロシアと白龍の居る中国にチビ龍の引き取りを依頼した。
しかし、両国からの返事はなかった。
国際問題にもなっているチビ龍は、そんなことを他所に無線でコミコちゃんと話を続けていた。
その話の内容はたわいも無い話の内容だった。
「コミコちゃんの声って本当に可愛い」
「ありがとう。チビ龍君も可愛いよ」
「ほんと。そうか、コミコちゃんには僕の様子が見えてるんだ」
「うん、見えてる。牛さんみたいな龍だね」
「お父さんは黒いし、お母さんは白いから、生れた僕は黒白のまだら。格好悪い」
「そんなことないよ。可愛くて格好いいよ」
「コミコちゃんに一度会ってみたいな」
「うん、機会があったらデートしましょうか」
「ほんと、うれしい。楽しみだな」
二人の話は尽きなかった。

























アメリカが自然災害だと思ったのは安全保障協定のせいです
戦争だとしたらアメリカも参戦しなければなるません
核戦争に参戦することはアメリカも核の脅威にさらされます
他国のために自国を核の脅威にさらす国はもう無い時代なのです
国の方針はチビ龍を怒らせて核爆発させないようにしています
世界の中で日本ばかりが何故核爆発を体験するのか?
それは、神様の思し召しかも
って言うか、渦中の主人公は緊張感ないな(笑)
場所とセレクトウエポンで核爆弾の種類を選択してNuke it!でドカンです
http://www.carloslabs.com/projects/200712B/GroundZero.html