Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


2011を振り返って


3月11日。

ちょうど、今くらいの寒い日だったよ。

東北は3月でも冬が続くんだ。

突然地震が来て、電気が止まって、情報から俺達は遮断された。

電気が復旧するまでの3日間、俺の街では全員サバイバル生活。

みんなが心細い思いをしていた。ラジオで繰り返されるニュースだけが、世間を知る全てだった。

店に物がなくなる光景を、初めてじかに見た。

津波で壊された建築物、大量の土砂、がれきの残骸も。

報じられたニュースで、原発事故。まさかここまで大事になるとは思わず。

それから数ヶ月間は、日本中で祭り状態だったな…祭りとしか言いようがない。


新しい時代がくる試練というのなら、それは神のおごりじゃないだろうか、とさえ思った。

税金はますます高くなる一方だし、暮らしはちっとも楽にならないし。

ただでさえ苦しい状況に、泣きっ面に蜂じゃないかと。

被災地への義捐金や、チャリティを見れば、ああ、人間もまだ捨てたものじゃないのだな、と思えるけど。

ここまでしなきゃならないものか、とも思う。みんなの悲しみが、神様の試練というなら。

そういうふうに考えること自体が、せせこましいスケールなのかもしれないな。
地球規模にとってはね。

もっとゆるやかな変革は望めないものだろうか。


来年は、いろいろなことが良い方向へ向かいますように。そう願わずにはいられない。


なんとなく、とりとめもなく。振り返ったら、こんなこと。

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