Nicotto Town



資本主義の国ですから、普通に格差社会ですよ。3

もっと詳しく「ダニ(金の匂いを嗅ぎつけて、あわよくば何らかの良い思いをしようとしている人達)」との其の時のやり取りを書いて置こうと思う。

前は端折って書いたから、だいぶいい加減に書いた。

まず、其の私も良く解らない桜の名所が見つからなくて、
ひとまず帰って来たのは、「どこかによってお茶でも飲もう」と
言う事で、駐車場のある喫茶店に入った。

私は露骨に顔に出してむくれていた。
二人はそこで次に行く日を決めたかったようだ。
最初にいるかを確認してとか、自分は何曜日で無いと開いてないとか
言って居た。

私の都合を聞かれたが、2度と来ないと言った。
二人はこそこそ言い合って居たが、
帰ると言う私に、知人の女に促されるように男が私を車で送ると言う。

「そう、じゃ、お願いするわね」とそれが当然だと思った私は外に出て
車の後部座席に乗った。

此れは私にとってはそれほど親しく無い人への礼儀であった。
例えば男上司と女部下で、上司が運転して、どこかに行く場合、
後の席に乗るのが厳しい会社ではそうだ。

大概はそれほど厳しくはないだろうが。

次によその旦那が、送ってくれる場合も後ろの席に乗るのが常識だ。

娘の夫の場合でも、娘の夫が前の席のドアを開けてくれたら、
せっかくの好意なので、隣の席に乗るが本来はそこは妻の
娘の席である。

ただし、娘のただの友達で、娘夫婦の家から帰る時に送って貰う時に
かなり顔見知りになった時は向こうが隣の席の荷物を後ろにやって
横に座れるようにした時は横に座る。

当然、だからその時も当然、私は後部座席に座った。

其れを「話が遠いから隣の席においでよ」と妙に親しげに其の男は言った。

「あら、耳が御不自由でしたの?知らなかったものですから、
其れなら、少し声を大きくして話しますね!」と言った。

「そうじゃなくて、遠慮しないで隣の席に座りなよ」と其の男。

「せっかくのご厚意ですが、動くのが面倒なので此処で良いわ。
其れよりも、急いで居るので、親切にして下さるなら、
さっさと車を出して下さらない。」

諦めたのか、まずは車を出した。
何かと親しげに声をかけてくる。
様は私を和ませて説得しようとする魂胆の様であった。

彼女とは親しい関係に無い。仕事上の付き合いしかない事を強調。
所謂自分はフリーであると言いたいようだ。

次に自分の好みに私が合って居る事。
昔の彼女に似ていて懐かしく思ったとか、ドキッとしたとか。

さぞや昔の彼女は酷い女だったのだろう。気の毒な事だ。
「じゃ~、首でも絞められたの?それとも包丁で刺されたの?」

車ががたんと成るほど其の男は驚いて「君は首を絞めたり、包丁で誰かを
挿したりしたのか!」

「いや、そうではないけど、今はそんな気分なので、
其の私に似ている女はこういう時は実行したのかと思って」
と、言ったら、車が止まった。

「君みたいな女は初めてだ、さっさと車を降りてくれ!」と言う。

私は遠くに見える地下鉄のマークを挿して、
「送ると言ったでしょ。あそこに何が見える?地下鉄のマークよね。
せめて、其処まで乗せるのが、送ると言った最低限の責任でしょう。
さあ、車を出して、あそこまで行って!」と言ってふんぞり返ってそっぽを向いた。

背中が鞭打ちになる位の勢いで車を出すと
其の地下鉄の入り口の傍で前座席に頭をぶつける位の勢いで止めて
「さあ、降りてくれ」と言うので、ヨッコラショと降りた。

ドアを思い切り閉めてやろうかと思ったけど、
丁寧にしめて、ニッコリとほほ笑んで「送ってくれてありがとう」と
言って、地下鉄の駅に向かって歩いた。

車は凄い勢いでUターンして戻って行った。

だから、私は此の何かの時に知り合いになって居たら
何かの役に立つかも知れない「何だかの種まき」に
もう、使えないと思ったのだろう。

だったら、偽物を使えば良いと言う事になった様だ。

同じ様に使うのに、「イケメン」がある。
女を動かすのに利用するのに使うのだ。

私の家の近所に詳しくは言えないが「イケメン」が
住んで居た様である。

勿論他人の夫である。

ある日電話が来て、其の男の店に買い物に行くのに
私が何かを買って欲しいと言う。
そして偶然其の買い物に自分がついてきた事にしてほしいと言う。

私は断った。何でも、どこかの何かで会って、傍にいた奥さん達の
間で「イケメン」で騒がれたらしい。

それでより深い知り合いになるのに私がその家の近所に
住んでいるので利用しようとしたのだ。

一度は近くの停留所から、一度は我が家の傍の公衆電話から
執拗に協力して欲しいと電話をかけて来たが断った。

其処の店の前を通った時に何気に覗いて、他人の夫の其の店の
ご主人の顔を見たが、成るほど、昔の映画の俳優の顔に似ていた。

あまり詳しくはかけないが、スポーツマンらしい。
其の為か日焼けしていた。

何事も無ければ良いが、また何か企んでいるかもと思った。

「ダニ」は金の匂いのする奴に吸い付く為に
色々なアイテムを持とうと準備もしておくわけ。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.