Nicotto Town


濃すぎる毒入り日記


おせち料理を食べ終えました

松の内を過ぎても、おせちを食べていたわけですが、昨日で完食でした。

うちの実家は、物故者もいるので、僕基準では、実母と、実弟とその嫁の4人で年末年始を過ごしたのですが、その人数に見合わない量のおせち料理を作っています。

ここでのポイントは、「手づくり」という点でしょう。

<母親が手づくりしたもの>
定    番:煮しめ、黒豆、昆布巻き、田づくり、なます
我が家固有:肉団子、篠田巻き、海老と帆立の炊き合わせ

<弟の嫁が手づくりしたもの>
定    番:伊達巻き、きんとん

<僕が手づくりしたもの>
定    番:数の子、ローストしない鴨、松前漬け
我が家固有:牡蠣のとも和え

<手づくりでないもの>
蒲鉾、酢ダコ、鰊の山椒漬け

手づくりでないもののうち、鰊の山椒漬けは昨年泊った旅館からのお取り寄せ(会津の郷土料理)なのですが、蒲鉾と酢ダコは100%手づくりの商品なので、これを自宅で手づくりしている人はおよそいないでしょう。
つまり、大家族でも伝統継承者でもないフツーの4人家族が、年末の数日を、おせち料理づくりに費やしているわけで、それも、国産素材に拘る中で、数の子とか蒲鉾がえっらい高コストになっているという、よくわかんない状況になっています。

このマニアックなこだわりを是正しうる貴重な機会は、父の死と、弟の嫁の参入だったのですが(注:僕の嫁の参入時には、関西系おせち料理の参入という逆効果だった)、ずらっと並んだおせちを仏壇に並べて嬉しそうな母親、あるいは伊達巻きを神レベルで仕上げる弟嫁には、もはやその機はゼロです。

しかし、さすがに伝統保存食だけあって、おせち料理は余裕で一週間食べられます。それと、和の定番また家庭の味なので、飽きないんですね。
終盤は、数の子と松前漬けと昆布巻きで、白ワインを飲んで、黒豆とポルトワインで締めるといった、和洋折衷なリレーをしたりしていました。

それと、おせち料理は、真夏はともかく、春や秋に食べても美味しいですよ。

<おまけ:「ローストしない鴨」のレシピ>
1.鴨2枚(合い鴨で可。400gくらいがベストだけど、大小あってもよい)を用意
2.鴨の皮目に、フォークで穴を開けまくる
3.みりん1/2カップ、白ワインまたは料理酒1/4カップ、薄口醤油1/4カップ
  キチンと摺った生姜汁大サジ2で漬け汁を用意
4.大鍋で水を沸騰させて、鴨肉を霜降りにする
5.霜降りの鴨を漬け汁に2時間浸す(漬けたまま蒸すので、そのまま蒸し器に入れられる小さい容器に漬けることが望ましい)
6.蒸し器で、強火で6~7分、ごく弱火で8~10分蒸す。
7.蒸しあがったら、鴨肉をまな板に斜めに置いて、血を出してしまう。
8.30分したら、鴨肉を漬け汁に戻して、一晩置く。
9.固まった脂を取り除き(捨てない)、薄切りにして食べる。

切った瞬間に、ピンクの薔薇のような色になっていたら、大成功!ムッチリと味の染みた皮・脂部分と、シットリと鴨の味が滲み出るロース部分の美味さは、そのままでも美味しいです。
同時に、関東式のお雑煮の具にして、固まった脂と漬け汁も出汁に加えると、鴨南蛮風のお雑煮になって、ムチャウマです。
もちろん、鴨南蛮にしても、とても美味しいです。
冷凍の輸入肉でも十分美味しい割に、華やかな見栄えと味なのに、手間いらずなので、お正月だけでなく、お客さんを呼んだり呼ばれたりの一品にうってつけです。

#日記広場:グルメ

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2012/01/16 18:53
なめこです!
牡蠣のともあえのレシピ、発見!!
オイスターソースでともあえってことね!(^^)! なるほど!
これは完全にお酒の友ですね~(^○^) 了解です! レシピ帳に
保存いたしました
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2012/01/12 21:45
<牡蠣のとも和え>のレシピ

牡蠣は大ぶりのものを300g、軽く水洗いしたら、ザルで水切り
ポイントその1で、よーく水切りした上で、ペーパータオルでじっくり水気をとること!

大きいフライパンに、牡蠣をビッシリと並べて、中火にかけます(油不要)。
4~6分でプクーっと膨らみますが、大事なのは水気を出し切ること!

かなり水気が出たなぁというところで、オイスターソース大サジ1・ナンプラー大サジ半分と、赤唐辛子の輪切り(タネなし)を加えて、4~6分炒めます。

何分というのは目安なので、汁気なくなったぁってとこで、火を止めて、ゴマ油・サラダ油を各大サジ1で、余熱で和えます。
後は、保存・密封できる瓶とかタッパーに入れて、粗熱とれたら、冷蔵庫で保存。
たぶん、1週間は持ちます。

どうみても酒の肴です。飯のオカズや子供受けはしません。
あと、日持ちするので、牡蠣が安売りのときに、↑の倍量くらいでつくってもよいです。

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2012/01/12 21:31
Olivierさん へ

おせち料理を作って食べている家庭は、あるアンケートでは、6%だそうです。
そのくせ、正月らしいイベントはおせち料理だけなんですよね、我が家。

まぁ、おせち料理って何なんだって?思うと、3ケ日くらいは調理を最小限にして、女性もゆっくりしましょうってのと、離れて暮らす家族・親族で一緒に食べましょうってことなんですかねぇ。

その点では、カレーは全然ありなのかもしれませんね(まぁ、3日3晩カレーはイヤかw)
家族の態様が一律でなくなっている以上、お正月料理も一律ではありえないのでしょう。
ピザとか寿司とかオール・デリバリーってのも、ある意味おせちかぁwww

その一方で、お取り寄せのオセチなんだけど、家族バラバラで食べるのは、おせち料理じゃないかもなぁと、保守的に思ったりもします。

それと、弟嫁が、母親が得意なジャンルである おせち料理を 持ち上げて学ぶ姿勢を出しまくりだったのは すごかったwww
嫁というのは かくあるべきなんだねぇ・・・って でっち嫁はどこいったんだろうねw
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2012/01/11 02:10
凄いですね~。
おせちを手作りされるご家庭があることは存じ上げていましたが、
でっち家は正統派・古き良き日本の原風景の食卓ですね。

私もおせちは大好きなのですが、ここ何年も口にしていません。
もっとも栗きんとん・だし巻き卵etcは、一応正月の食卓には上ります。
でもある年のメイン料理はカレーだったり、またある年は明太子スパだったりと、
「これでいいのか日本人だろ!?」の有様です。

もともと母があまりおせち好きではなく、
すると一緒にキッチンに立ち正月料理を作る・・そんな習慣も皆無だった訳です。
やはり食文化(家庭の味)は母から子へ受け継がれていくものでしょうからね。
でっち家のこだわりのおせちは、羨ましいやら感嘆するやらです。

ところで、4人家族って・・・でっち嫁はお仕事(単身赴任)でしょうか?
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2012/01/10 21:54
ちょこみんと さん へ

コメントありがとうございます
おせち料理の 良さとか美味しさは 酒の味が分かるようになってから 本当に分かってきた気がします

他人に言われると気恥かしいですが、↑の良さは、母親のありがたさとか感謝の念ともちょっと似てますかね

そうそう、僕もラストおせちは、黒豆でしたよ。
一年間で 黒豆食べるのって、お正月だけなんだよなぁ、あんなに大好きなのに
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2012/01/10 21:51
なめこさん へ

はじめまして
コメントありがとうございます

家族で食べる おせち料理は いいですよね
まぁ 伝統的なものでなくてもよくって 家族揃って ゆっくり食べるのは 何歳になっても よいものです

きのこだらけの おせちってのも ありなんだろうか?
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2012/01/10 10:53
ゆたかな食卓素晴らしいですねえ^^

ご家族さまの思いやりがこめられたでっち家の御節、美味以上の美味!という感じがいたします♪

我が家も、今朝残った黒豆で、御節を完食いたしました。
ゆっくり楽しみながら食べて終わる頃、ちょうど仕事はじめとなりましたよ^^
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2012/01/09 21:21
おせち完食おめでとう! 
完食って本当に気持ちいい! 
この気持ちよさを味わうため我が家では三が日で完食できる量しか用意しないんだけど。
でっち家のおせちメニューは来年いただき!



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