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みかん男


ミカン男はその名の通り、柑橘類が好きな男でした。
その甘ずっぱい味が男を魅了するのです。
「みかん。その言葉を思い浮かべただけで、ヨダレがでるわ」
ミカン男はみかんを想像するだけでヨダレを垂らします。
味を覚えてる脳が勘違いを起こし、唾液を出す命令を勝手にするのでした。
それは脳が言葉で「ヨダレを出せ」と命令するのでなく、鼻水が勝手に出るように、ヨダレも自然と出るのでした。

ミカン男が目を覚ましまし。
「あぁ、冬休みも終わった。今日からま学校に行かないといけないのか。いやぁだ~」
ミカン男は布団を頭からかぶると、また目をつむり眠りの世界に再び入ろうとしてました。
「起きなさい。今日から学校でしょう。早く起きなさい」
その気持ち良い世界から、ミカン男を現実に引き戻す言葉を発していたのは母と呼ばれる生物でした。
ミカン男の生みの親でもあるこの生物は絶大な権力を家という数少ない人間の集合場所で持っていました。
この生物に逆らうことは、食事や服や小遣いを与えてもらう事もできなくなることを意味し、それは死につながる事を暗示していたのです。
仕方無しに起きたミカン男は、学校という、これまた行かないと社会から落ちこぼれとレッテルを貼られる、同じ年の人間が集まる集合体に行くのでした。
そこには、母と同じような権力を持つ先生という生物が顔をきかし、その生物に逆らうこともまた死への暗示につながるのでした。
「あぁ、死ぬほどみかんを食ってみたい」
ミカン男はそのような妄想を抱き、ヨダレを垂らしながら学校へと向うのでした。
教室に入ったミカン男は、誰が決めたのか自分の机という場所に行きそこの椅子に座りました。
「ゴミタ君、またヨダレを垂れたわね。だらしの無い男は嫌いよ」
ミカン男の机の横の人間の雌が、意味の分からない言葉を鳴くのでした。
授業の始まる鐘の音を真似した音楽が、学校中に響きました。
この音楽に合わしてすべてが進む集合体です。
「誰かチャイムをもう一度流してくれないかな。そうすればすぐに終わるのにな」
ミカン男はそんなことを考えていました。
先生が見たことの無い人間の雌を連れて教室に入ってきました。
「紹介します。今学期からこの学校に転校されて来た橘みかんさんです。ご家族の都合で今日からこのクラスで皆さんといしょに勉学に励まれます。皆さん仲良くしてあげて下さい」
ミカン男は言葉を聞き逃しませんでした。
「みかん。みかんちゃん。なんていい名前なんだ」
ミカン男は「みかん」と聞いただけで、その子に引かれ魅力を感じてしまったのです。
ミカン男の頭の中で脳が作業を開始しました。
それは、時と場所を選ばず、すべてにおかまいなしで開始される作業でした。

「ヨダレ、ヨダレがでぇ~てきた~」
ミカン男はヨダレを飲みこみました。
しかし、ヨダレは止まりませんでした。
生唾と呼ばれるヨダレをミカン男は飲み続けていました。
みかんちゃんの紹介も終わり、みかんちゃんが自分の席に着きました。
それはこともあろうか、ミカン男のちょうど前の席だったのです。
ミカン男の脳は最初は人間だとみかんちゃんを判断していましたが、時が過ぎるにつれ脳に麻痺が起こり、みかんちゃんが大きなみかんに見え始めたのです。
脳も必死に修正をしていたので、人間に見え直したり、またみかんに見えたりを繰り返すのでした。

ミカン男はとんでもない想像を始めました。
それは、みかんの皮をむいている自分でした。
最初に親指をみかんのお尻の真ん中に当て親指を曲げると皮が破れる。
その時、フラッシュバックのようなことが起こりました。
みかんが人間に変わったのです。
人間のお尻に手を置き親指を突っ込んでる。
でも、その映像はすぐに消え、またみかんに戻りました。
みかんの皮の厚さと同じ位に突っ込んだ親指と人差し指とで皮をつまみ、めくるようにして皮を剥ぐ。
剥がれた皮の下にはみずみずしいみかんの実が、薄皮を被って現れます。
「ヨダレが止まらない」
ミカン男のヨダレは今にも口から溢れ出すぐらいに、多量にでていました。
その時、また閃光が目の前を走り、みかんちゃんの背中の服がミカンの皮のように剥がれ、みかんちゃんの薄ピンク下着が見えたのです。
これには、ミカン男も興奮してしまい鼻血がでそうになりましたが、すぐにその映像も普通の破れていない服の映像に戻りました。
「ふぅ」
ミカン男はヨダレを溢さないようにして、小さなため息をつきました。

バチコーン!

その時、頭の後ろに強い衝撃を受け口の中のヨダレが一気に口から飛び出しました。
権力者の先生に頭をビンタされたのです。

「ぎゃぁ~」

みかんちゃんの悲鳴があがり、教室が大騒ぎになりました。
みかんちゃんの制服の背中にミカン男のヨダレが着き、そのヨダレが制服を融かし始めたのです。
みかんちゃは急いで制服を脱ぎ捨てました。
脱ぎ捨てられた制服はみるみる融けていきました。
みかんちゃんのブラウスの下の下着の色は薄ピンクでした。
きっと下も薄ピンクでしょう。

恐ろしきミカン男です。

#日記広場:自作小説

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2012/01/19 14:49
仕事の都合で前日の伝言しか巡回で出来なくなります。
2月はとても忙しくなりますので巡回を縮小します。
解除させて頂きます。ごめんなさい。  読んだら削除をお願いします。
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2012/01/10 22:58
まゆちゃんどうも

あはは
みかんは未完でしたか
当たってるので、痛たたです
作文の練習なので気にしないです
いきあたりばったり作文の欠点ですね
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2012/01/10 21:33
うわあっ!
普通の小学生だと思っていたミカン男が、本当は恐い存在だったなんて!
恐いですっ><

タイトル見たとき、完成しない長編小説ばかり書く未完男の話だと思った自分の安直さを呪います。



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