氷の海で布袋に出会う
- カテゴリ:占い
- 2012/01/10 11:13:21
ニコットおみくじ(2012-01-10の運勢)
快適だったエンジン音は気温が急低下したために調子が悪かった。
ポンポンポン、プスプスプス。プス。
ついに焼玉エンジンが停止してしまった。
「しかし、この急激な温度の下降は何だ」
男は長年船に乗っていたが、こんな経験をしたのは始めてだった。
先ほどまで10度Cだった外気温が、ほんの10分でマイナスになっていた。
「まるで冷凍庫の中にいるようだ」
男は震えながら悲鳴をあげた。
海は水蒸気をあげながら、その温度を急激に下げていた。
辺り一面が霧で覆われたよになり、視界がだんだんと悪くなる。
白い霧はその濃度をどんどん増し、ついにはほんの目の前しか見えなくなった。
「まいったぜ。どうなっているんだ。漂流しちまったぜ」
男は為す術もなく、ただ途方に暮れていた。
波で揺れていた船が除々にその揺れを小さくし、ついに揺れがなくなった。
男は不思議に思い船の縁へ行き、霧で見えない海面に縁に捕まりながら身を乗り出して顔を近づけた。
「おお、海が凍ってる」
男を絶望感が襲った。
白い霧に寒気、そして凍った海、死の世界がやって来たように男には思えた。
コンコンと船首で船に何かがぶつかる音がした。
船首の海はまだ凍っていなかった。
男は凍った甲板で足を滑らさないように、ゆっくりと縁に捕まりながら船首に向った。
海が凍ったせいか、霧は少し薄くなっていた。
「何だこれは。凍った海坊主じゃないか」
男が見たのは、ハゲた頭に裸で腰に動物の皮を巻いた人間だった。
その人間は人形のように凍ってしまっていて、固くて関節を曲げることもできなかった。
男は凍った人間にロープを掛けて、なんとか船に引き上げた。
ガチガチに凍った海坊主の手には一枚の紙が握られていた。
「良縁の神・布袋」

























別にないです
アバに合わして思いついたお話です
ポンポン船、氷の世界、布袋でこうなちゃいました
みんな作文の練習で真実はここにはありません
書きたい作文があるので、練習するのにアバに合わして考えて作文してます
この方法、アバによりますが楽ですよ
しかし、凍った世界、良縁はなさそうです