Nicotto Town


neroのたわむれ雑記


『ミケランジェロの暗号』

『ミケランジェロの暗号』という映画を見てきました。
このタイトルだけで、『ダ・ヴィンチ・コード』のようなミステリー映画を想像してはいけません。
neroは想像して行ったのですが(←おバカ)、内容は全く異なるもので、多少のミステリーがあるものの、結末まで行かなくても想像できてしまうシロモノでした。

以下ネタバレありなので、ご注意下さい。



ストーリー的には話しが二点、三点するので飽きはしないものの、時代背景が第二次大戦な為、neroにはちょっと重かったです。
neroの感想としては、画商のユダヤ人一家と、家族同様に親しかったナチスドイツ軍に入隊した使用人の息子とのヒューマンドラマにミステリーをちょっぴり絡めた感じとでもいいますか。
戦争といっても残酷シーンもなかったですし、ユーモアも交えてあったので、そう悲壮感みたいなものはないのですが、多分neroがナーバス過ぎたのでしょう。

でも、ネットでは非常に評判が良いようです。
面白かった、と仰っている方が沢山いらっしゃいましたし。

ただ、根性がひねくれているneroには、貧乏人は根性が悪くて、最後に金持ちが笑う、っていうのがどうも好きじゃないのかも。

最後はユダヤ人の財産であった画廊を使用人の息子が手に入れたのだけれど、ミケランジェロの絵を手にしたのはユダヤ人の息子。
いや、もともとユダヤ人一家の持ち物だったんだけどもね。
悪いのは使用人の息子なんだけどね。

映画の冒頭では、息子同士非常に仲良しで親友同士の関係だったんですよ。
それが、急に反旗を翻したのね。
何故?
そうだ、その切欠となった事が描かれていなかったからすっきりしないんだと思う。
ナチスドイツに入隊したからといって、家族同様に仲良くしていた人達を、すぐさま裏切れるものなのか?
ユダヤ人パパは『チャンスをつかんだ』と言っていましたが。

それでも、何だかすっきりしないなぁ。





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.