映画の話
- カテゴリ:映画
- 2008/11/28 02:38:08
初心者におすすめ元気が出る映画
ミリオンダラーベイビー:女版はじめの一歩。ボクシングで成り上がるサクセスストーリー!!
ダンサーインザダーク:弱視の女性と息子との日常を描いたほのぼの感動作!!
ジョニーは戦場へ行った:戦争でのランボーの如きジョニー活躍を描いた痛快アクション!!
レクイエムフォードリーム:夢見がちな4人の若者の生活を描いた笑える能天気コメディ!!
ディアハンター:鹿狩りのオラが戦争に連れて行かれただ、田舎の男たちが巻き起こすはちゃめちゃ大騒動!!
震える舌:娘が風邪をひいた!?お父さんと娘の爆笑闘病記!!
ソナチネ:沖縄の大自然を描いた心洗われる感動作!!
真夜中のカーボーイ:田舎から出てきたカーボーイが都会とのギャップにドジするコメディ!!
ジェイコブズラダー:ジェイコブが梯子に登るただそれだけの作品!!
ファニーゲーム:凸凹コンビが幸せな家族に巻き起こす大騒動コメディ!!
っていうコピペがあるんですが、
ちょっと映画が好きな人だったらすぐにコレが嘘だって分かるでしょう。
すべて悲しい、あるいは非情な終わり方をします。
見方によっては後味が悪いという作品です。
それを「初心者におすすめ元気が出る映画」とはねぇ・・・。
信じて見ちゃった人がいたらご愁傷様。
俺が実際に見たことがあるのは
ミリオンダラーベイビーと
ダンサーインザダークだけですが
個人的な感想を言えば、
ミリオンダラーベイビーは悲しいけれども後味の悪さはありません。
むしろ尊厳死という重いテーマに真摯に向き合い、
その信念を貫き通す美しい生き方に感動さえしました。
ただ宣伝がまさにこのコピペのような
「女ボクサーの成り上がり」という雰囲気だっただけに、
そのイメージとの落差にトラウマ化してしまった人は多いようです。
俺はDVDまで買うほど気に入った作品です。
一方、ダンサーインザダークは文句なしに後味の悪い作品だと思います。
視力に障害をもち、同じ障害をもつ息子を養いながらも懸命に生きる主人公に全く何の救いもないまま最後のシーンを迎えます。
全てを失ったとしても息子の視力に僅かな希望を見出した、と言えない事もないのですが、
そこに至るまでの描写があまりにも暗いのでやはりキツいですね。
非情な現実を描いたような映画が嫌いというわけではないんですが
これに限っては「もう見たくない」とまで感じてしまいました。
その他の作品についても軽く検索するだけで欝展開が見てとれます。
見るにはちょっとした覚悟がいりそうですね。
あと俺的にオススメは
ティム・バートン作品と
平成ゴジラシリーズ、平成ガメラ3部作です。
ゴジラは長い歴史の中で膨大な作品数が存在し、
いくつかのパラレルワールド的な歴史をもっています。
その中でも一つのストーリーとして反核を訴えてくれる、
「平成シリーズ」は大人にこそオススメです。
どのゴジラが平成シリーズかは気軽に聞いて頂ければ3時間ほどかけて説明いたしますよ。