他人の街の味自慢
- カテゴリ:グルメ
- 2012/02/07 21:15:41
ご当地B級グルメというコンセプトを最初に考えた人は、すっごい頭がいいと思う。
「ご当地」「B級」と二重のexcuseで、不味くても、しょぼくても、俄かでっち上げでも、クリアー出来ちゃうから。
で、今回は、そういうのとは対極にある正統なA級ローカルフードのご紹介。
というか、先週末にひたすら食べ歩きました。
ここでのコンセプトは「お持ち帰り」
なんで、お好み焼きとかは含んでません。
広島は、宮島口駅そばの「うえの」の「あなご飯」(穴御飯じゃなくて 穴子飯だ)
これは、「うえの」じゃなきゃダメ、穴子じゃなきゃダメなんだけど。冷えてからが本当に美味しいという奇跡のお弁当。
通なら、宮島の弥山のテッペンから瀬戸内海見下ろして食べよう!
あと、時間があれば、宮島に渡って「岩村もみじ屋」の「もみじまんじゅう」も忘れるな
神戸は「イスズベーカリー」の「エンペラー」 神戸は本当にパンの美味い街だ。
それと、お持ち帰りじゃないけど、洋食と中華料理も、日本でダントツに美味い街だ。
ちなみに、中華は、間違っても南京町(中華街)に行っちゃダメ。北野か元町に、香港でも十分通用する広東料理の店が多い。僕のお気に入りは「元町別館牡丹園」。このクラスの店は、横浜にも東京にもない。(注:東京には、単価弾むことで、ここより美味い店はあるけど、客単価1万円未満で勝負したら、神戸に勝てないだろう)
大阪は、「箱寿司」と「551」。前者は「吉野寿司(正しくは難しい字)」、後者はそもそもブランドネームだが「蓬莱」の「豚まん」「しゅうまい」。どっちも、新大阪駅でも買えるけど、阪神百貨店の地下で買うのが楽しい。そして、スイーツは、「りくろーおじさん」の「チーズケーキ」 これより美味しいチーズケーキはいくらでもあるんだけど、大阪の人はこれが大好き♡で、だんだんとはまるんだわ、ソウルスイーツやねぇ。
そして、最後は名古屋。お持ち帰りなら、「大須ういろ」の「ういろう」で決まり。名古屋は、和菓子屋が充実しているので、和菓子好きなら、もっと美味しいのがいっぱいある。
そして、見逃せないスイーツは、伊勢の「赤福」。伊勢まで行く機会は少ないので、名古屋でシッカリ買いましょう。
あと、名古屋は、真っ当な蕎麦・うどん・ラーメンは壊滅状態だけど、「きしめん」「味噌煮込みうどん」「カレーうどん」は、そこらの蕎麦・うどん・ラーメンなんか目じゃない美味さ。
名古屋の街まで行けない時でも、きしめんならJR名古屋駅の全てのホームにある「住よし」、「味噌煮込みうどん」なら「山本屋」で、「総本家」「本店」の不倶戴天の2チェーンがあるけど、どっちも美味しい。
ちなみに、結構市民権を得てきた「ひつまぶし」だけど、これは断言するが、うな重の勝ちだね。先ず、これは大阪式と言われる「蒸さない」鰻でないと成り立たない。あと、ワサビや海苔さらには出汁に塗れた鰻では、香りもふんわり感も楽しめない。
あくまで、うな重とは別の料理と思った方がいい。そういえば、ラズウェル先生は、柳川のせいろ蒸しはうな重以上に評価してたけど、ひつまぶしのことはどう思っているんだろう?
と、ここまで書いて「551」こそが、正しく「ご当地B級グルメ」だよなぁと思うのでした。
あれは、通販で冷凍買うのではなく、出来立てを、匂いプンプンを気にせず、持ち帰ってナンボなんやけどなぁ・・・東京進出してくれ・・・
そうそう、蓬莱軒でした!
スラスラと?「That's ひつまぶし」レシピが出てくるところが流石です。
さっそく、牡蠣のとも和えに続いてコピペです。
じゃんじゃん♫
>私は「うな重」じゃなく「ひつまぶし」でもOK!
>どのみち、「うな重」には取り立ててもらえない格落ちウナギを、いかにおいしく食べるかという、
>庶民による庶民のための料理だと思うよ。
全く その通りだと思います。
自分のブログでの発言の乱暴さを反省しています。
でもまぁ、鰻料理選手権があるなら、蓬莱軒のひつまぶしをしても、うな重組に勝つことは難しいと思うけど、
それは、ひつまぶしが格下というよりは、ひつまぶしは違う料理なんだということか。
すき焼きに対する牛丼、寿司に対する回転寿司と同じ位置付け。
そうそう、ひつまぶしもどきは、スーパーの格安蒲焼のグレードアップに最適。
<レシピ>
1. ぬるま湯で 蒲焼のタレを洗い落とす。
2. 刻みネギ、山葵、白ゴマ、刻み海苔を用意する。
3. 市販の鰹出汁を用意する。御飯は炊きたてが望ましいが、そうでなくてもいい。
4. 蒲焼をオーブントースターで、表面がカリカリになるまで焼く。
5. 焼けた蒲焼を細切りにして、2と共に 御飯にまぶして食べる。
6. 2杯目は、出汁で食べてもよい。
間違いなく、食べまくる人ですね、僕は。
家系ですw ネットも通販もない時代から、出張先あるいは寄り道してまで、各地の名産や美味いモノを買って来ていた父親、「食べられなくなる時が人間には必ず来るんだから、食べられる間に美味しいモノ食べたい」が口癖だった祖父・・・旅先で、鬼のように食べますよ、胃薬片手に。
ういろうは、案外と好きです。すっごい好きか?と問われれば、名古屋行かなきゃ買いません程度だけど、あのTHEお茶受けな味は悪くないかなぁと。
そうそう、味噌煮込みとか551で分かる通り、ジャンクな地元料理に強いシンパシーを持つわけです。
炭水化物の主食系でありながら、更に御飯を従える、その濃い味わい。そういうの大好きw
一方で、きしめんは、駅とか、熱田さまにある宮きしめんとか、素朴なデフォ系が好き。あのヒラヒラに出汁と花かつおが はかなく絡み合うのが いいなぁ。
赤福は、美味しいですよね
でっちさん、広島、神戸、大阪に名古屋でしょ・・・かなり精力的というか計画的に。お見事です!
以前名古屋に行ったときに、味噌と麺の相性というものを認識し、八丁味噌の存在を認めた記憶が
なめこにはあります。
「ひつまぶし」か「手羽先」か悩んだ末選んだのは熱田神宮門前の「ひつまぶし」屋さんだったけど、
むちゃくちゃおいしかったわ~。私は「うな重」じゃなく「ひつまぶし」でもOK! どのみち、「うな重」には
取り立ててもらえない格落ちウナギを、いかにおいしく食べるかという、庶民による庶民のための料理だと
思うよ。
他人の町の味自慢第2弾を楽しみにしてます\(^o^)/
「料理がうまくなるには、まず食べまくれ」とはよく言いますが、さすがですね~。
上記は先週末、すべて“やっつけた”ものかしら?
もしもYesなら、何とも羨ましい消化能力の持ち主ですね。
先週は私も名古屋にいましたから、「ひつまぶし」食べました♥
以前大阪で、メチャ高い&泥(ドブ)くっさ~いうなぎを食べて以来大嫌いになりましたが、
鵜沼(犬山)に『うな神』という専門店があり、ここの鰻は食べられます。絶品!
鯉の刺身も付いていて、これまた実に美味。少しも泥臭さがない。加えて安い!
成田山参りの後、年に一度だけここで鰻を食しています。
ところででっちさんは、「ういろう」食べられるんですね?
学生時代帰省の度に「ういろう」を東京に持ち帰っていたのですが、
友人一同「何だこの触感と味は~」で大不人気でした。
その点「赤福」は間違いなしですね。しっとりなめらかなこし餡が餅に絡んで美味です。
出来立てホヤホヤはもっとおいしいですよ!
以前取材で作りたてを頂いたとき、「これなら10個でも一気に食べられる♥」と思いました(^^)
「きしめん」も大好きですが、(ペラペラに)薄い麺ほど美味。出汁がよくからみます。
「山本屋の味噌煮込み」は、かなり味が濃いです。食後に尋常ではなく喉が乾きますからね。
麺は芯があって、急いで食べると・・・胃に突き刺さって(?)痛いです。
こちらも賛否両論ですが、でっちさんはお好きなのですね。
安くて美味しい大阪の味といえば、「551」は外せませんね。軽食にぴったり。
た~っぷり辛子を塗って、醤油をすこ~したらすと最高です!
帰宅時に電車の中でこの臭いがすると、たまらなくお腹が騒ぎ出します。
しかし哀しいかな、好きなモノをお腹いっぱい食べると、しっかり体重に反映されます。
名古屋から帰ってきたら4キロも増えていて・・・美味しい、でも悲しい。
食べたことあるのは赤福ダケデス(-_-;)
お伊勢参りのお土産におじさんが冷凍で持ってきてくれたのを頂きました。
アッサリ餡が美味しかったです♥