さて『イースＶＳ空の軌跡』のお話です。

　メインキャラはアドル、ガッシュ、エステル、クローゼ、ティータの５名です。もうおわかりでしょう。「空の軌跡」のほうはギャルゲーだったのです！

　※　ギャルゲー：女の子ばかり登場するゲームのこと。最近は「美少女ゲーム」とも呼ばれる。

　ファルコムは早く「空の軌跡メモリアル」をコナミに外注しなさい！

　そんなわけで『イースＶＳ空の軌跡』なんですが……一言で表すなら作業。やりこみ要素が作業だったりするゲームは多くありますが、本作品では「本編が作業」というめんどくささ。ひたすらモナポイント（ゴールド）を溜め、ショップで装備やオマケを充実させていく内容です。

　３時間で飽きましたね。途中で飽きて、イース７をもっかいクリアしたくらいに飽きちゃいました。そのあと惰性で５キャラのストーリーモードを全クリアしましたが、もう限界ですわ。

　私のプレイ意欲を繋ぎとめていたのは、クローゼのミニスカートでした。

　キャラクターはほかにヨシュア、アガット、オリビエ、アイシャ、マイシェラ。オリビエは子安さんが安心の変態演技をしてくれます。このゲームで唯一の見所かも……；　マイシェラさんが若作りであることも判明します。ただし残念ながら、このキャラクターたちのストーリーモードは用意されてません。

　基本的にキャラクターには「能力面の個性」がないため、どのキャラでスタートしても同じプレイになりがち。そんな中、アイシャとティータの露骨な弱さには同情を禁じえません。

　特にティータは連射が効かないせいで、最弱キャラとなっております。アガットさ～ん！

　まだ『ヴァンテージマスターポータブル』のほうが、軌跡キャラの個性がゲームに反映されててよかったかもしれません。まあその、新作と言い張っていた『マテリアルコレクション』に比べれば数段マシだけど。

　しばらくプレイすることでクルシェ、チェスター、レン、レーヴェも使用可能となります。しかしこの４名のストーリーモードも用意されてません！　竜宮小町かよ。

　ファンディスクなんだから、レンこそメインで使わせてよ……くみゅうううううううう！

　せめてボス戦がもっと豊富に用意されていれば、プレイ意欲もかなり違ってきたんですけどね。イースの名物ボス・ベラガンダー様と戦えないのは欠陥でしかありません。あとは悪役にザバ様（イースオリジン）にご登場いただき、全キャラに「×××」と罵られるべきでした。

　ユーゴ「悪いが×××には興味がないんだ。誘うならほかの男を当たってくれ」
　ザバ「な、ななな、なんですって！！！！！」

　この手の悪役のお約束ですよねー。

　ミッシェルよりザバ様でしょ、ほんと……確かにミッシェルは英雄伝説４～５で主人公を導き、最初の３でもお爺さんになって登場しているほどの重要キャラでしたけど、かろうじて５から入った私には割とどうでもいいキャラクターだし。

　そうそう、昨日のあずにゃんを開封しました。

　購入前からわかってはいたけど、あんまり顔が似てませんね。あとさー、ギターの持ち手まで豊富に付属してるのに、どうして肝心のギターがないの？　そりゃ新品でも諭吉一枚分お安くなってしまうわけです。

　あずにゃんのオビツドール、制服の出来はよかったよ。お洋服を買ったと思えばよし！