友達→親友→?
- カテゴリ:自作小説
- 2012/03/03 17:11:25
「あなたたち、最近仲良すぎじゃないですか?」
スタッフさんから差し入れで貰ったケーキを翔ちゃんの口にあーん、としてると、突然ニノが眉間に皺をよせてたずねてきた。そんなに怖い顔したらイケメンが台無しだよ、ニノ。
「んー、そう?普通だと思うけど。」
「・・・まずそのあーん、をやめてからいいなさい。」
友達→親友→?
「最近仲いいのはわかってたんですけど、ちょっとあまりにも・・・。」
ごにょごにょと誤魔化すニノに少しいらっとしてはっきり言ってよ、と言ったらこっちが怒られてしまった。いちゃいちゃしすぎです、と。
「テレビの収録であーんしてたころから怪しいな、と思ってたんですけど・・・最近スタッフの間で流れてる噂しってます!?相葉さんと翔さん、付き合ってるっていう噂がたってるんですよ?」
それを聞いて、翔ちゃんと俺はぽかんと口をあけて顔を見合わせた。ふっ、とどちらかともなく吹き出すと、笑いが止まらなくなってきて2人で大笑いした。
「俺と相葉ちゃんが付き合ってる!?ははっ、笑えね~!」
「笑ってるじゃん翔ちゃん、くふふっ!」
2人で笑い続けていると頭に突然衝撃が走った。と、同時に翔ちゃんのいてっ、という悲痛な声が聞こえた。後ろを向くと、丸めた雑誌を持ったニノが立っていた。
「あのですね、心して聞いてくださいよ!噂っていうのはすぐ広がるんです!マスコミがかぎつけたらどうするんですか・・・!俺は別にあんたらが付き合っててもなんとも思いませんが、世間はそうはいかないんですから!」
長文を一息で言うとニノは楽屋のドアを勢いよく開け、気を付けてくださいよ、と一言残し、出て行った。しーんとした楽屋のなか、先に口を開いたのは翔ちゃんだった。
「俺らが付き合ってるとか・・・なんでそんな噂・・・。」
先ほどの笑っている顔とはうって変わって、眉をさげて心配そうな顔をしていた。そんな翔ちゃんをぎゅうっと抱きしめ、頭を撫でると、翔ちゃんは少しだけ笑顔になった。
「大丈夫だよ、そんな噂。すぐになくなるって。」
「そうだといいんだけど・・・ん・・・?」
翔ちゃんはぱっと顔を上げると、俺を引き剥がした。突然の行動に俺が驚いていると、翔ちゃんは叫んだ。
「原因はこれだろ!」
翔ちゃんの言っている意味が最初分からなくて、あんぐりと口を開けた。そんな俺になんとか分かりやすく説明しようと翔ちゃんは腕を組んで考えていた。
「だから、えっと・・・俺も最近は自然すぎて気づかなかったんだけど・・・大の大人が抱きしめあう、とかあーん、とか・・・多分ありえねえ!」
「そ、そうなの!?」
「だから俺らは今から・・・スキンシップ禁止令な!」
ふう、と翔ちゃんは一息はくとソファーに座りなおした。突然の触るな宣言に俺がおろおろと戸惑っていると、小さな寝息が聞こえてきた。
「あ、れ?翔ちゃん寝ちゃった?」
今日は色々(主にニノに怒られたこと)あって疲れたのだろう、翔ちゃんは大きな瞳を閉じ、真っ赤な唇の間から寝息を漏らしながら眠っていた。
「近づくだけなら、いいよね。」
恐る恐る翔ちゃんの隣に座り、改めて考え直した。そんなに恋人のように俺達はスキンシップをとっていたのかと。たしかに翔ちゃんは可愛いし、一緒にいたら楽しいし、守りたいとも思うけど、まさか付き合ってるなんて。
「ふふ、あいばちゃ、ん。」
隣から声が聞こえると同時に、俺の肩に翔ちゃんがよりかかってきた。
「自分から触るななんて言ったくせに、翔ちゃん可愛いんだから・・・。」
ちらりと翔ちゃんの顔をみると、思わずどきりとしてしまった。長い睫毛、ぷるりとした唇、透き通るような白い肌。なにもかもが可愛くて心臓がばくばくとうるさかった。
「ちゅうしても・・・起きないよね。」
翔ちゃんの白い肌に手を添え、唇に手で触れると、翔ちゃんは身をよじった。焦って手を離すと、翔ちゃんが寝言を言った。
「ん、ぅ・・・まさき。」
それを聞いた瞬間、俺のなかでなにかが爆発するような、変な感覚にとらわれた。翔ちゃんの頬に手を添え唇にキスをし、翔ちゃんの体から離れると、真っ赤な顔をし、大きな瞳で睨んでいる翔ちゃんの姿があった。
(友達、親友、)
(次に待ってるのはどの関係?)
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最近相櫻が好きすぎまして^p^
自分の気持ちに気づいてない相葉氏とか萌えるな、なんてw
と、とりあえず、すいませんでしたww
可愛すぎます!二人とも!
萌えすぎてどうしましょう^p^
取り敢えず御馳走様でした!(
私も櫻葉大好きです!
これからもどんどん
書いちゃってください←黙
毎回毎回
本当に萌えます♥
ーburubon-
ごちそうさまでした(´・ω・`)ww
メッチャ萌えですhshs(
めちゃくちゃ癒されました!萌えましt((
御馳走様でした