どくろ灯探検団 占い男
- カテゴリ:自作小説
- 2012/03/12 14:32:08
この占い男の占いの方法は、本人の頭蓋骨に触れてその形を調べ、骨の形や大きさで占いする自称スカル占い師。
でも、触るのは頭の骨だけでなく、頭から徐々に下の方に手を移動させていくのだ。
肩の肩甲骨を触り、腕、そして胸の胸骨から腰へと、なんだかんだと言って最後に股まで手を移動させていく。
どくろ灯探検団のゴォミは、この占い師の影響を多分に受けていた。
占いと称して性感マッサージのようなことを行うこの占い男は、自分のことを文文(ぶんぶん)と名乗っていたので、ゴォミはこの占い男を「ぶんぶん先生」と呼んでいた。
ゴォミが中学生のときに興味本位で占ってもらったのが始まりだった。
「君の頭の形はおもしろいね」
そう言ってゴォミに近づいて来る大人の男がいた。
その羽織袴の姿の男の突然の呼び止に、中学生のゴォミは面食らってしまった。
「君は人間の本物の頭蓋骨を見たことがあるかね?」
「ないです」
ゴォミは男の質問に素直にそう答えた。
「そうか。頭蓋骨は生き物を象徴する骨だ。人間が猿から進化するときに、それは大きく変わっていった。君の頭蓋骨はさらに進化しているかもしれぬ。ちょっと調べさしてくれないかね。御礼に本物の頭蓋骨を見せるから」
言葉巧みに言い寄られたゴォミは、頭蓋骨見たさにこの男の家に行くことにした。
男の家はゴォミの住むマンションのすぐ側にあり、昔からある平屋建ての長屋の古ぼけた家で、玄関の外には木の板にスカル占いと書かれた看板が掛り、玄関の中は広い土間がありゴォミにすれば摩訶不思議な雰囲気が漂っていた。
「むさ苦しい所ですがどうぞ」
そう案内された玄関に面した和室は、黒いカーテンで仕切られ占いを行う部屋なのか魔術師の部屋のように装飾されていた。
その部屋の椅子ぐらいの高さの敷居に、二人は並んで履物を脱ぐために腰をおろし、ゴォミは靴を男は下駄をそれぞれ脱いで揃え部屋に上がった。
部屋の中央には大きな長方形の座卓が置かれ、その両側には白黒の丸い陰陽大極図模様の座布団が敷いてあった。
「まぁ、おかけ下さい」
ゴォミは男にそう言われて座布団の上に正座して座ったが、正座は苦手だったので足をくずしたかった。
「そう堅くならずに、楽にしていいですよ」
男はゴォミの前にあぐらをかいで座ると、そうゴォミに声をかけた。
ゴォミは喜んですぐにあぐらをかいて一息ついた。
「ところで、私はスカル占い師の文文(ぶんぶん)です。スカルとは髑髏のことで頭蓋骨を意味します。人相は頭蓋骨の形で変わってきます。目に見える人相で占う前に目に見えない頭蓋骨の形で君の運勢をちょっと調べさしてもらいたいのです」
「えっ、占いをするのですか?僕、今日はお金を持ってません」
占いと聞いてゴォミは慌てた。
占いは有料と決まっているからだ。
「ご心配いりません。ご協力頂いているのでお金は取りませんが、ただちょっと体、特に頭に触れさして頂きたいのです」
「別にいいけど。頭の形で本当に運勢が分かるのかな。手相と人相はよく聞くけど頭は始めて聞きました」
「骨の形は指紋と同じで、同じ骨の形をした人は誰一人としていません。君の頭蓋骨は世界に一つしかないのです」
ゴォミは占い師のブンブンそう言われて、もっともな気もしたが半信半疑でもあった。
そもそも占い自体を信じていないゴォミには、ブンブンの話を理解することはできなかった。
「では、調べるのでこの座卓の上に仰向けで寝てくれますか」
座卓の上に薄いマットが敷かれ、ゴォミはその上に仰向けに寝かされた。
足の膝から下は座卓からはみ出すので、膝を曲げた状態で足の裏は床に付けていた。
「体が動くと正確に調査できないので、足と腕を固定しますね」
ぶんぶんはゴォミの足と手をそれぞれ、座卓の四本の脚にマジックテープで素早く固定した。
ゴォミは座卓の上に生贄状態で寝かされていた。

























はい、ちょみさんも騙されやすいですね
ぶんぶん先生に貼り付けにされないように
手が股まで伸びてきますよ^^
なるほど! と、納得してしまった私もぶんぶん先生に騙されている…^^;
はい、ぶんぶんは占い師なので商売上、丁寧な言葉使いです
でも、やることは常識を超えて~
占いの結果は宇宙との和合の快感から導き出される予定です
その快感は女性のまゆさんには理解できない男性の快感です
どんな占いになるのかな。