ココチュの哲学概論②「魂(ブシュケー)」
- カテゴリ:勉強
- 2012/03/22 02:01:19
舞台はミレトスからやっぱり中央のアテネに戻ったりしちゃいます。
ソクラテスというおっさんはとても悩んでいたのです。
この街の知識人たちはどこかおかしい
言葉巧みに人を扇動する術を教え、自分をはぐらかして、くだらない事ばかり言っている。
いや、こいつらちょっと試してやろう
「そこの先生方、幸福ってなんですか?」
「豊かで楽しいことじゃ」
「豊かで楽しいなら髭男爵のお笑い芸が幸福なんですか?」
「……えーっとそれはねぇ」
「こんな奴らルネッサ~ンスって言ってろ!」
なんだ、結局なにも知らないんじゃないか
でも知らないからって小さくなることは無いじゃないか。私は月は知っているけど月の山に、クレーターにどんな名前が付いてて幾つあるのかなんて知らないもの。そうだ
・己が知らない事を自覚しなくてはいけないんだ(無知の知)
・そんな自分であると知らなくてはいけないのだ(汝自身を知れ)
ソクラテスは方々にその意見を語り、エセ知識人と会話した。コテンパンにエセ知識人をやっつけたソクラテスは恨みを買って牢獄にぶち込まれ、明日人々を扇動した罪で処刑されてしまう。
「先生、助けに来ました。一緒に逃げましょう」
「いや、それは出来ません」
ソクラテス先生の声なき声は語ります。
私がここから逃げれば、確かに生命は全う出来るかもしれない。しかし伝えた事が逃げた事によって覆されるとなると話は別問題。
後世のガリレオは刑場の露となるのを恐れ、天動説が正しいと言い「それでも地球は動いている」と言ったけど、それは将来誰かがきちんと見てくれて、科学は証明されるからだ。科学の答えは名探偵コナンが言うように『真実はいつも一つ』なんだもん。
しかし思想は違う。
私がごめんなさいと言えば、その思想は永遠にごめんなさいな思想なのだ。
私が正しいと言わなければ、誰も正しいなんて言ってくれないのだ。
私がここに座っているのは身体のしくみがどうのこうのなんかじゃない。
私がここに居る事が最善であると魂(ブシュケー)が叫ぶからなのだ。
ソクラテス先生は最後に我々に魂。ひいては心が有る事を教え、この世を去ったのでした。
万物のではなく、人間の人間たる物の素、ミレトスのアルケー探しの道は、この後ももうちょっと続くのでした。
次回はアトム論やります
ギリシャ神話のもブシュケーって出てくるのですか?
僕はすみません
神話はからっきしなのです
だからソクラテス先生は偉大なのです♪
まあまあこんなむさくるしい日記にようこそお越しくださいました
お礼に加齢臭置いて行きましたよ
ようこそ^^
ブシュケーが叫ぶから甘いお菓子を沢山食べてしまうと太っちゃう
太りたくないから食べない方が良いのよってもう一つのブシュケーが言う
これを葛藤というのです^^
魂と心♪
らんだむ訪問失礼します。。
stpどうぞ@^^@満開以外の方はみずやりです♪
無知の知
無知の知^^
でもお仕事でそんな事言ってたらはっ倒されちゃいますね^^
気が向けば他の人も紹介してみます^^
僕は思うんだけど「普通」ってどんなだろう
僕もどこかおかしくて
どこか歪んでいると思います
インディゴチルドレンは今さっき調べてきました
ゆっくり読ませていただきました^^;
いくらわかっていても、なかなかそうできないのも私だし・・・
情けないなあ~と思う日々多し・・・
ぴぁはソクラテスの思想が好きだなぁ(*´∀`*)
未来は「今」と繋がっているし
もしかしたら、もう未来なのかもしれないけど
どれが本物かわからない中。。。
すべて幻想。。。なのかな
あのね。。。インディゴチルドレンって知ってる?
わたし、それの最初の方の人と思ってる
なので、普通の考えができない変人です。^^;