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青い春なんてくそくらえ!【BL?】 2

えーと、昨日のあの話は夢でも幻覚でも何でもなかったんだな…

「ハァー……」

ほんとなら詰襟の学ラン着るはずだったのに、ブレザーのネクタイと格闘しながらこれからのこと思い、気が重くなった。

「ゆうちゃん、何してるの?お迎えにきてくれたわよ」

「今いくぅ・・・」

気のない返事をして出て行こうとする。

「もう、ネクタイがぐちゃぐちゃじゃない。そんなにだらしないとモテないわよ?」
まったくもう、と愚痴りながらネクタイを締めてくれる。

「桜学て男子校なんだけど・・・」

「細かいことは言わないの、いってらっしゃい♪」

「うん」

家を出ると1台の高級車が止まっていて、中からスーツを着た30代半ばの男性が降りてきた。

「おはようございます。結城様、お迎えにあがりました」

車のドアを開け、深々とお辞儀をする。

「おはようございます。佐久間(さくま)さん、迎えなんて別にいいのに」

「ハハ、そうはいきませんよ。結城様も桜川家の一員なんですから」

佐久間さんは紅貴のお世話係で俺も小さい頃からよく遊んでもらっていた。

見た目も良いし優しくて頭もいいのにまだ独身なんて執事って出会いがないんだなと思う。


車に乗ると俺と同じブレザーに身を包み長い脚を組んでいる男、桜川 紅貴が座っていた。

少し艶のかかった黒髪と赤みの入った瞳、整い過ぎてる顔立ちはまるで『ヴァンパイア』か、『悪の皇帝』のようにもみえる。

だが、こいつの化けの皮はとても厚く、こいつの本性を知ってるのは俺とほんのわずかな人のみだ。

「遅かったな。寝坊でもしたのか?」

笑顔で話しているが、伊達眼鏡の奥に見える目は笑っちゃいない。

「別に…」

ネクタイをなかなか締めれなくて・・・なんていえない。

「結は不器用だからな、ネクタイくらい自分でできるよう、練習しなきゃな」

なんでわかったんだ!?

驚いて紅貴をみると「バレバレだよ、あほ」と言わんばかりに小さく笑っていた。

くっそームカつく!

俺、こいつと同じ寮で、いやそれ以前に家族になるなんて耐えられないかもしれない。

「高校でたら、独り立ちしてやる」

俺は小さく決意した。



【続く】

#日記広場:自作小説

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2009/06/14 17:16
これからの2人にワクワクします!
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2009/06/14 17:12
勢いで書いてるのでどうなるんでしょうね(^^;)
アバター
2009/06/13 15:33
どちらがどう惹かれてゆくんでしょうかね。



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