ねむれぬ夜に
- カテゴリ:日記
- 2012/04/05 08:26:30
4月3日夜半から4日の午後まで吹き荒れた嵐はすごかった。
まだ春なのに暴風雨。日本海側に陣取った低気圧のうずは、まるで台風のよう。
横殴りの激しい突風は、地鳴りすらかきたててあらゆるものを吹き飛ばそうとした。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
ごおごおと唸る風鳴りを聞くと、いつも思い出すこのフレーズ。
宮沢賢治の「風の又三郎」
どっどど どどうど…という表現は、まこと荒ぶる風の音を現しているよなあ。
荒ぶる風といえばルドラ。スサノオ。マハガルダイン…は某ゲームの風の魔法。
どっどど どどうど どどうど どどう
日本の不景気吹き飛ばせ
どっどど どどうど どどうど どどう…。
風が大きな手で、みしみしと我が家を揺らしてくる。
家は設計ミスのうえ、手抜き工事の安普請なので、屋根がはがれないか心配になりかけたが、これまで何度も震災に耐えてきているので、たぶん大丈夫だろうと目を閉じる。
だが眠れない。
叩きつける風の音が、安眠の邪魔をする。
加えて、低気圧特有の寝苦しさが、胃の調子までおかしくしだした。
暑い。うるさい。眠れない。腹も痛い。
こんな時は、何か音楽でも思い浮かべようか。
と、脳内レコーダーを作動させたら流れてきた歌がこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=7M0gOJ--JL4
あえてタイトルは載せない。
この曲が暴風雨に合わせて、流れだした。しかもエンドレス。
これは名曲…いや、迷曲ではあるが、子守唄としてはいかなるものか。
切ないメロディに反した恨みの歌詞、後半、怒涛の怒りの表現部分、それらが暴風のリズムと微妙にマッチしたようなしないような。
リア耳と脳内とで繰り広げられた協奏曲に、私はまんじりともできぬ一夜を明かした。
おお、櫟さんもご存じでしたかww
哀切漂うメロディが覚えやすいので、どうにも止まらない現象になってしまいますよね。
歌詞も奥深いし、うん、名曲です。人前で歌いたくなるけど歌ってはならない歌ですけどwww
嵐の間、仕事御苦労さまでした。
やはり天候が悪いと、出歩く人もまばらですよね。
トラックひっくり返るくらいの大風では、誰もが警戒してやみませんよね。
そんな中でも開いてくれているお店、ありがたいですね。悪天候の中出勤して…と思うと、頭が下がります。
そしてお客さんも、そんな日だからこそ店に行きたくなるんでしょうw
そういえば母もわざわざ出かけてましたよ。用事があれば、天気関係ないって人ですね^^;
お、新菜さんもでしたか。
あの晩は、悪いもの食べてないはずなのに、どうにもおなかが張って困ってました。
そこは気圧のせいなんでしょうかねぇ。
最近息苦しいのも、そのせいかな。
この歌面白いですよね^^
ほかにも、声を出して笑うような歌、たくさんありますよね。
そういうのは、大抵人間のみにくい部分を取りあげていて、だから笑ってしまう。誰にでもある部分ですからね。
小説なども、そんなところを書いているものが面白いんだろうなあ…。あ、何か悟りました。
ど、どういう風に思われているんだあwww(;゚Д゚)
悪い印象じゃないですよねww
そんなに力いっぱい笑って下さってありがとうございます。なんかこちらも元気出ました^^
この歌みたいに、全力で真剣に人を楽しませる作品を書きたいです。
それにしても、コレ良い歌ですよねぇ…。今も鼻歌歌ってしまいますよ。あの嵐以来…こまったもんだ。
おお、この歌ご存知でしたか。嬉しいなww
当時大ヒットしたらしいんですが、それもうなずけますね。とても共感できます。
ドリフ以来のコミックソングの名曲なのではないでしょうか。
風の又三郎のフレーズは、教育テレビで野村万斎が振りつけてましたね。放送当時、印象的に見てました。
物語の内容はうろ覚えもしていませんが、この文章はとても覚えやすいですね。
強烈なインパクトですし、空から降りてくる風のイメージを見事にとらえていると思います。
「あらしのよるに」の原作は、絵がすごいですよね。ちらとしか見てませんが、印象に残ります。
さっきウィキで調べてきましたが、キャラの設定が綿密でした。
やはり物語はキャラで決まるんですね~。
機会があれば、一度原作もじっくり読んでみたいと思います。
あの嵐はすごかったですね。翌朝も暴風が止まらず、精神的にも参りました。
およそ2日半吹き続けた風は、2日目の午後には猛吹雪となり、まるで「季節のオンパレードや~!(意味不明)」的なものでした。
2日目の夜の静けさは、本当にありがたかったです。あまり家をいじめないでほしいですね、家はボロ屋なもので、雨漏りとかするんで…w
迷曲お聴きになりましたか^^
私も2番が好きです。あの夜以来、つい口ずさんでしまいます。エレベーターのくだりは、何度聴いても爆笑しています。
人前で歌詞を歌ったら危険な歌ですよねww
そうそう、「あらしのよるに」は、例の歌とおなじく連想していました。
映画でしか見たことないのですが、ガチで泣いた作品です。絵本は続編があるようですが、どうなったのかな?
確かに一度浮かぶと エンドレスで押し寄せてきますねww
あの日は出勤で コチラはPM2時くらいから荒れだしまして
お店はいつの間にかガラガラw
夕方には大荒れになったのですが それでも来てるお客さんが・・・。
ありがたいと言えばありがたいのですが・・・
「こんな日にどうしても買わなきゃってもんじゃないだろ!」っての買ってましたw
低気圧ってなんでこうなんですかねえ。
しかしこの歌……笑ってしまいますwww
やっぱし。。。。蒼雪さまっ♪はっ σ(*・Θ・じゅ)あたし♪の 思ってる通りのお方だわん!
プ━━( *゚ж゚* )━━ッッッ!!!!! 。。。。。っっっ!
あぁ。。。ブログの文章 ぜぇぇぇぇ~んっぶ ぶっ飛んだぁぁぁっ!
プ━━( *゚ж゚* )━━ッッッ!!!!! クチャイ(*´y`*)σ wwww
宮沢賢治の詩は、「にほんごであそぼ」でもいくつか紹介されてて嬉しくなります^^
「あらしのよるに」は、アニメ映画より絵本の荒荒らしい絵が好きです★
今日は、強風が収まったので、よく眠れるかな?^^
眠れぬ憂鬱を吹き飛ばせ
というワケにはいかなかったご様子。
嵐が去った後の晴れ渡った空の眩しさは、寝不足の目にしみませんでしたか?
迷曲……、さきほど拝聴してきました。
ピアノの旋律はしんみりとしていて、後半のリズムはまさに疾風怒涛。嵐の夜に合うといったら合う、ような気も、しなくはないのですが……、何といっても歌詞が鮮烈。
これが脳内でエンドレスに流れていたら、私でも寝付けそうにありません。
コーラスの美しさと「ごめん」が耳に残る名曲でしたw
私は、あの嵐の晩、きむらゆういち氏の絵本『あらしのよるに』を思い出していました。