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青い春なんてくそくらえ!【BL?】 4

ついに桜学についた俺たちは佐久間さんと別れ、理事長(俺の新しいお父さん)にあいさつに向かうことになっていたけど・・・。


綺麗な庭園とお城のように立派な校舎が俺たちを出迎えた。

「ここって、21世紀の日本だよな?」

「まるで中世のヨーロッパか、異世界にでも訪れた気分か?」

だからなんで俺の考えてることが解るんだよ!?

読心術でもできるのか!?

「もたもたしてると置いてくぞ、のろま」

「あ、待てよ!」

そういって紅貴はサッサと行ってしまう。

紅貴にとっては普通の速度だが、身長差のせいで俺が少し早歩きを並んで歩くことはできない。

少しはこっちに合わせろよな。

自慢じゃないが俺は自分が方向音痴だということを自覚している。

こんな広いとこではぐれたら間違いなく迷子、いや迷い人になってしまう。

紅貴のことだからマジで俺のことを放置するだろう。

いや、そこまでされなくても笑いのネタにはされるだろう。

それだけは避けたい。



校舎の中は広い廊下と高い天井理事長室に向かってる途中何人かの生徒がいたが、ほとんどの人たちがこっちを見ながら顔を赤くしたり黄色い声で叫んだり前を歩いてた先輩らしき人は道を開けてくれたり、ぶっちゃけ怖い。

それらの人たちの視線の先には俺の隣を歩いてる俺様サド男の紅貴に集中してる。

紅貴はというと。

見事に天使様の仮面を被って優雅に歩いてらっしゃる。

みんな上辺しか見てないんだな・・・。

「誰?あいつ」

「紅様の隣を歩くなんて図々しい」

「生意気」

「なんかパッとしないよね、チビだし」

「でも、顔はまぁまぁ可愛くないか?」

それは俺のことか!?

なんだよこいつら!チビとか生意気とか男に向かって可愛いとか!!

ぜってぇ俺のこと馬鹿にしてるな!

「・・・・・・!?」

俺が言い返そうとしたとき、紅貴に肩を掴まれ抱き寄せられた。

おかげでバランスが崩れて紅貴に寄りかかるようになる。

んなことしなくてもいきなり殴ったりなんかしないよ、たぶん。

しかしそれを見てた人たちは急に騒ぎ出し始めた。

そんな中、紅貴は俺を離そうとせず、理事長室へと繋がるエレベーターを目指した。



【続】

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