んと、何があったかといいますと、我が家は恥ずかしくも築数十年の年代もののオンボロ日本家屋なんですよ。

私の部屋は和室で友達から「此処、隔離病棟みたいだね。」といわれるぐらい居間から離れているんですが、
今日、いつものようにパソコンに向かいF5を連打していると妹が風呂が沸いたから入れ、
とお呼びがかかったのでパソコンをやめ立ち上ったんです。
そうしたら居間まで私の背後にあった襖になにか黒い点が．．．。
なんだこれは、と思いめがねを掛けてみてみると益虫の癖に外見が気持ち悪いと評判のゲジゲジさまがさも当然のように居座っておられました。
我が家にもついにこんな虫が出るようになったか．．．。としみじみと虫さまを眺めていたのですが、このままではちょっと気持が悪いので爺様を居間まで呼びにいったんです。

樹「爺様、爺様、私の部屋に虫がでました。取ってくださいな。」

爺「今、イ・サンやってるからダメ。あと五分。」

お前は寝起きの小学生か!
爺様に言っても仕方がないと判断した私は婆様に爺様に何とか言ってもらおうとおもって婆様のところに行きました。

樹「婆様、婆様、私の部屋に虫が出たのに爺様が取ってくれません。」

婆「それなら無理もない。後五分イ・サン終わるからそれまで待っとき。」

お前もか!!

しょうがないのでゲジゲジさまの前に座って、半オート化しているタルパさんに

樹「あんさまや、そこのゲジゲジをとってくんなし。」

と、無理を承知で頼んでみました。

タル「いや無理だし、凄い気持悪い。」

樹「あんさま蛇だろう。虫ぐらいでビビリなさんな。」

タル「いや、無理なもんは無理だ。」

視覚化できてないから無理。とならまだ分かりますけど、気持悪いから無理って(´・ω・｀)

なんだかんだでゲジゲジはイ・サンを見終わった爺様に採ってもらいました。
虫さえもスルーさせるイ・サン．．．恐ろしい。