まあ

多くの方々にとっては懐かしい映画なんじゃないですかねぇ

でも僕の中ではそれなりに新鮮です
だってテレビも映画も滅多に見ないんだもの


はい

で、

この映画はハリウッド独特の「キスシーンが有れば納得する」ファンでもなければ
ジャパンホラー特有の「血を見たら片付く」ファンでもなければ
をフランスの「涙無くしてどうのこうの」

ではない

とある訴えかけが有ると思いました

まず一つ目
歌う事は聞いてるだけでも心は動くもの。まして歌うなら尚更だ

二つ目
本来人間って、明るく楽しく。そして真面目に頑張るのが一番じゃないのか？


この2点

今日悲しい事が有ったなら
楽しい事が有ったなら
つまらない事が有ったなら
充実していたなら

音楽ってそれを何かと援助してくれるかもしれないですよね
例え毎日同じ曲を聴いてても
そこに気持ちの持ちようで何か訴える物ってきっと有るんですよ



そしてどこかの日記のも書いたかも知れないけど、多くの思想家の原点は「皆を何とかしなくては」だと思うのです

それはキリストさんお釈迦様さんマホメットさん
ソクラテス・デカルト・ニーチェ・墨子・その他諸々

そこに漬け込む拝金主義者が思想を堕落させるんじゃないかと

この映画に出てくる元気なシスターさんに会ったらなら
僕はキリスト教徒ではないけれど、きっと敬愛してしまいますよね

その元気とパワーがラストの歌に現れます

失敗作の集大成みたいな聖歌隊を

こんなにも楽しい明るい集団に変えたのが、単なる市井の逃亡者


職業に貴賤は有りはしない
ここに頑張るぞって決めて頑張ったアイツがコイツが

このお話の主役デロリスみたいに輝いて行ったら良いのさ


今日明日明後日
明々後日やな明後日あたりはまだそうでもなくたって

きっと週明けには何か変化が


有るのかも知れないねぇ

そう思いながら、職場で何かやってみたおっさんが居たって良いじゃないか