ロッカー観察日記りたーんず!! 1
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/04/20 21:31:13
俺は、あの後二度とあの駅に行かなかった。
別に避けていたわけじゃない。
いや、心のそこでは避けていたのかもしれない。だが、避ける避けない云々ではなく、行くことが出来なかったのだ。
駅で駅員に変な別れをした後、急に父親の転勤が決まったと知らされた。
行き先はイギリスのロンドン。
計画していた高校受験から始まる俺の人生設計は一夜にして崩れ、次の週にはロンドン行きの飛行機に乗っていた。
すでに前々から決まっていたことらしく、俺は両親に転勤のことを隠されていたらしい。
理由は、嫌がるから。
当たり前だろう、なにせ言葉も常識も通じない未知の世界に送り出されるのだ。
友達にお別れも言わなくてはならなかったし、もっとお寿司を食べておきたかった。
さよなら日本。英語で言えば ぐっばい、じゃぱん。
それから10年がたった。
俺は外国語で行われる授業や日常会話を何とか乗り越え大学にまで進学した。
しかもかなり有名なところへ。
俺の専行した学科は物理学。昔からとても興味があったからだ。
大学でもそこそこの成績を残し、教授に研究室に残らないか?とまで言われた。
もともと働きたくなかったし、ずっと研究を続けたかった俺はその提案を快く承諾し、研究室に残してもらった。
そして、今日。俺はロンドン駅にいた。この話を思い出したのも元はといえば目の前にあるロッカーのせいなのだ。
日本のロッカーとつくりが違う。おしゃんてぃー、という感じだ。
本当はこれから電車に乗り、某学会で発表をしなければならないのだ。
時間が押しているが、どうもロッカーを見るたびあの不思議な体験を思い出してしまう。
あ、マジで時間がやばい。
俺はボソリと独り言を漏らすと、ロッカーに荷物を預かるために勢いよくロッカーを開いた。
ロッカーに荷物を押し込む...あれ?
かばんをいくら押し込んでも奥がない。
荷物がつっかえないのだ。
肩が少しロッカーにぶつかるくらいに押し込んでもまだ奥に届かない。
不審に思い、また少しの嫌な予感を感じながら恐る恐る荷物を取り出し奥を覗いてみると...。
「なんじゃこりゃ。」
ロッカーの奥にからは光が覗いており、まぶしさに目を細める。
しばらくすると目が慣れてきたようで、少しずつ中の様子が見え始めた。
二人の人影。
一人は記憶に懐かしい、もうほとんど顔の覚えていない男性。駅員。
もう一人は...まだ成長期の最中であろう俺がいた。
______
久しぶりですロッカー観察日記!!
なんと言うかラストが気に食わない。ということで続きです。
昔すぎて誰も覚えていてくれないんではないんでしょうか(泣
今度こそ納得のラストを目指しますよっ!!
そろそろ、目次的な何かも作ろうかと思っています。
昨日はプレできなくてすいませんでした(^_^;)
昨日はINする暇がなくて送れませんでした・・・・・
あ、プレする前に友申し込みお願いします!!
プレができないので・・・
STPです☆彡
でも、今日はもう落ちるので明日渡します^^
それと、サークル宣伝!!人狼ゲーム!!のブログ大丈夫ですか??
なんかすごいひどいことかかれていましたが・・・・
魔懐館管理人の沙兎です*
このたびは申請ありがとうございます////
承認させていただきましたので、
入居手続き床と、部屋割床のほうにコメントよろしくお願いします!
・・・私も入居者様で小説書ry((