Nicotto Town



お涼の活躍10(忍者物語)30


日が暮れた頃にまた自称大工の身内の忍者が戻ってきて、
和議が成立したが、
すっかり暗くなって立原の残党がどこに潜んで居るのか解らない。


戻るのは明日の朝が良いだろうと言う事だった。

長たちが集まって帰るのはあすのあさになり、
地区の班ごとにまとまって帰って一軒ずつ、
自分の家に入る時は立原軍が隠れてないかを
調べて大丈夫だと入るとなった。



手筈を遅くまで決めていると、

其の自称大工の身内の忍者が
お涼を呼び出して和議の内容を話し始めた。

女達がササを蔓で編見ながら
風が入る隙間も塞ぐ草茣蓙を作っていて、
聞こえないふりをしながら聞いていた。

字源領に政略結婚させられていた

元領主の正室の次女の松姫の夫の須本と
言う男が当面領主になるそうで

元正室の長女の子供で
竹朗丸と言う3歳で人時ととして

字源領の誰かの所に養子に出された子が

2歳上のその家の娘を嫁にとって
11歳で戻ってくる。

その竹朗丸が24才になると領主になって、

松姫の夫は後見人に
老中として下がる事になったそうだ。

女達は合点が行った様に、
正室の久美様の反撃だったと言いあった。

何でも、元領主の正室には女の子しかできなかった。

側室に男の子が出来てから、
その側室が威張りだして、

其の側室の男が嫁を取ると

実際の実権は側室の息子が取って

70過ぎの領主であるけど名ばかりで、

正室もその長女の夫も
最後の方は何もする事も無く、

正室の次女も人質の様に
字源氏の甥の須本と言う所に嫁に出した。

更に正室の長女が男の子を産むと
字源氏に人時として出した。

これらはすべて側室と其の息子が決めた事だ。

次女が嫁に行ったまでは良いが、
正室の長女は立派な跡取り候補である。

多くの家臣達が反対をしたが、
反対した家臣を何と役職を取り上げて

家禄もへらされて、
牢番や、荷倉役に落とされた。

隠居をさせられる者もあり、
表向きは不満を言う者が居なくなった。


誰も換言する物が居なくなると、
側室に取り入った物は高い地位に就くと

部下の婚約者に手を出したり、
融通を聞かせる為に部下の娘を妾に要求する者も出て来ていた。

赤鶏寺の住職の娘も正室の長女の夫の弟の所に嫁に行った。



いや~、噂話で詳しい事詳しい事、

忍者とばれた自称大工の身内が聞き耳を立てていようが、

城の花見に正室の場所が用意されなかったとか、

正室の長女の夫の机が片づけられていたとか。


正室の葬儀の時は

まだ領主様の権威があったから
それなりに行われたけど、


其の正室の長女の葬儀には出席者がいなくて

余りに惨めで夫がそれが一番辛いと言って泣いた事。


其の夫が事故で死んだことになっているが、

抗議の文を領主に書いて自害したとの噂もある事。


その他諸々の本当かどうか解らない様な

正室に側室がした嫌がらせを一晩中あちこちで語られた。


其の内にこっそり家に戻った男達の中に

酒瓶と茶碗を持ってきたのが居て、

男達に振る舞われた。


女達の声も明るい。


様は正室と側室の闘いだったのだ。


詳しく分析してみんなに説明してくれる男が居て、

字源の甥の須本と言う所に嫁に出された正室の次女と


正室側の側室の夫に城を出された家来達が
連絡を取り合っていた。

そんな時に立原が攻めてきて、

その後にお涼が誰?と言った男が

年老いた領主と
側室の実権を息子を殺して領主になった。

また立原が攻めてくると言うので、
立原に取られてしまったら、

この国を取りもせないと字源を口説いて、
攻めさせた。


先に忍者をお涼達をだまして入れてさ。

お涼さんは足が悪くて、
旅をしていた時に色々な人に世話になったから、


其の知り合いの忍者に頼まれると
断れないのを知っているんだよ。

流石にお涼が忍者だと気が付いても

お涼の手前、そう言う事になった。

そして、こっちの兵に立原をやっつけさせて、

字源兵は元正室側の老中の手引きで

あっという間に城を落とさせた。

だから、字源軍は制圧じゃなくて、

其の老中たちと和議をしなきゃならなくなった。

それで、晴れて正室の次女の松姫様の夫が領主に、

そして竹朗丸様が何と11歳で嫁を連れて帰ってきて

24歳になった時に領主になる事になったんだよ。


めでたいめでたいと言う事である。


其処で酒盛りとなったのだ。

アバター
2012/04/30 02:26
レイダ 様

後戦闘はありませんが、続きます。

もう少し、お付き合いください❤

まあ、一人一人の心の心情を書けば、

和尚の気持ちと、それから、和議の様子も書きたかったのです。

後、城を燃やす計画になかったのですが、

其の新しい領主が和議の仕方が解らず、

更に切腹もしないで天守閣にただ立てこもると言う最悪の男。

結局弓矢に火をつけて天守閣からいぶりだす結果に。

天守閣への戸を開けさせて逃げて来た侍を全部やっつけて

更にそいつも天守閣から降りて逃げて来て殺されると言う

何ともお粗末な結果。

更に米問屋に押し掛けた人々も

町のおしょうが◎をつけた家が襲われて家族が殺されて燃やされているので

類焼を防ぐ為に戻って火消をします。

唯、お涼も与一も領民にも平和が戻ってきました。



アバター
2012/04/30 00:57
なるほど

こういうエンディング

お家騒動にお涼たち忍者も巻き込まれたわけですか

でも、侍との死闘は忘れられません



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