青い春なんてくそくらえ!【BL?】 7
- カテゴリ:自作小説
- 2009/06/18 23:20:17
おかしい。
廊下を出て突き当たりにいけば階段があって1階の購買部に直行できるはずなのに、廊下が少し遠い気がする。
突き当たりに出て階段を下りれば知らないとこに出た。
購買部も食堂もない。
「やば…迷った」
でもここは1階であることは間違いないんだから探せば見つかるだろ。
と甘く見ていたが、見つからない。しかも自分がどこをうろついてるのかもわからない。
困った…。
「何で俺が紅貴のせいでこんな目にあわなきゃいけないんだよ」
愚痴ってても埒が明かない。
思わずため息が出た。
「どうかしましたか?」
不意に声をかけられ、振り返る。
そこにいたのは金髪の長い髪を縛り、蒼い瞳をした一瞬女性かと思うほど中世的な顔立ちの男性がいた。
制服からして3年生だ。
「道に迷ったのかな?」
「え、えーと……その、そうです」
素直に言うとその先輩にクスリと笑われた。
恥ずかしい、すっげえ恥ずかしい!覚えてろ!紅貴の奴!
「どこに行きたいの?案内するよ」
「いいんですか?」
顔をあげてその先輩の顔を見る。
「困った時はお互い様でしょ?」
やったー優しい先輩で助かった。
「それじゃ、購買部に…あ」
言いかけて思い出す。
「財布忘れた!!」
情けない、情けなくて泣けてくる。
「結城!」
この声は紅貴!
「こんなところにいたのか、遅いから探したよ」
天使様の顔だが、若干声のトーンが低い。
怒ってる、かなり怒ってる。
「早く行くぞ」
紅貴は俺の腕を掴むとグイグイ引っ張ってこの場を離れる。
呆気にとられてる先輩に「ありがとうございました」と引っ張られながらもお礼を言った。
「あれが結城て言う子か…」
可愛いだけの奴なら掃いて捨てるほどいるが。
なるほど、結城を見てるとくるくる表情が変わり見てて飽きないし、恥ずかしそうに俯いた顔は本人は無意識だろうが、何とも言えない嗜虐心をそそられる。
紅貴が気に入るわけだ。
「さて、どうしてくれようか…」
【続】
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- クトル
- 2009/06/19 00:28
- いよいよ登場ですか!?恋のライバル!
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