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青い春なんてくそくらえ!【BL?】 7

おかしい。

廊下を出て突き当たりにいけば階段があって1階の購買部に直行できるはずなのに、廊下が少し遠い気がする。

突き当たりに出て階段を下りれば知らないとこに出た。

購買部も食堂もない。

「やば…迷った」

でもここは1階であることは間違いないんだから探せば見つかるだろ。

と甘く見ていたが、見つからない。しかも自分がどこをうろついてるのかもわからない。

困った…。

「何で俺が紅貴のせいでこんな目にあわなきゃいけないんだよ」

愚痴ってても埒が明かない。

思わずため息が出た。

「どうかしましたか?」

不意に声をかけられ、振り返る。

そこにいたのは金髪の長い髪を縛り、蒼い瞳をした一瞬女性かと思うほど中世的な顔立ちの男性がいた。

制服からして3年生だ。

「道に迷ったのかな?」

「え、えーと……その、そうです」

素直に言うとその先輩にクスリと笑われた。

恥ずかしい、すっげえ恥ずかしい!覚えてろ!紅貴の奴!

「どこに行きたいの?案内するよ」

「いいんですか?」

顔をあげてその先輩の顔を見る。

「困った時はお互い様でしょ?」

やったー優しい先輩で助かった。

「それじゃ、購買部に…あ」

言いかけて思い出す。

「財布忘れた!!」

情けない、情けなくて泣けてくる。

「結城!」

この声は紅貴!

「こんなところにいたのか、遅いから探したよ」

天使様の顔だが、若干声のトーンが低い。

怒ってる、かなり怒ってる。

「早く行くぞ」

紅貴は俺の腕を掴むとグイグイ引っ張ってこの場を離れる。

呆気にとられてる先輩に「ありがとうございました」と引っ張られながらもお礼を言った。



「あれが結城て言う子か…」

可愛いだけの奴なら掃いて捨てるほどいるが。

なるほど、結城を見てるとくるくる表情が変わり見てて飽きないし、恥ずかしそうに俯いた顔は本人は無意識だろうが、何とも言えない嗜虐心をそそられる。

紅貴が気に入るわけだ。

「さて、どうしてくれようか…」



【続】

#日記広場:自作小説

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2009/06/19 00:28
いよいよ登場ですか!?恋のライバル!



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