「これまでに一番頑張ったこと」 追記:6・28
- カテゴリ:人生
- 2009/06/19 00:54:02
このお題も難しいなー
15年程前、お付き合いした女性とその後について書きます。
知り合ってから数日後、彼女の部屋に行ってみると、仕事も出来ず収入が無いためにマンションの家賃を滞納し電気も止まり、食費なしの悲惨な生活をしているのを知りました。真夏だった事もあり熱中症直前の状態だったので、私の部屋に連れてきた事から付き合うようになりました。初めは知らなかったのですが筋ジストロフィと言う難病の方でした。(筋肉が無くなって行く病気)その後、その彼女の生活安定と治療目的のために彼女の居住エリアの市議会議員を見つけ、生活保護認定を受けさせ、住居を移させ、障害者認定を受けさせる事が出来ました。以来5年付き合い、介護して来ました。最後は寝たきりまで付き合いました。
最後の頃私は、死に近づいて行く彼女を見守るのが切なくなって居ました、また、彼女は箱根にある難病治療と療養をしている病院に入り、僕にはもう何も出来ないと思って居た頃、前々から彼女の苦しみを少しでもこの身で感じたいと思っていた事が現実になってしまいました。
交通事故です。大きな事故で死んでもおかしくない程の事故でした。私は右肘と右膝を切断されてもおかしくない程の重症でした。事故車からも出られずレスキュー隊に助け出されました。その光景は、テレビで報道され特集番組で放映されました。それ程の事故でした。
その後、入院した救命センターの医師が研究しまだ実施した事の無い新しい治療法法を用いて治療して下さり今に至ります。(現在その治療方法は学会で発表されメジャーな方法として使われているそうです)
リハビリは過酷で患部から足が千切れるような痛みとの戦いでした。彼女はその頃同じ病気で入院して来た父親と療養先の病院で再会、僕は親子水入らずにしてあげたいとの想いから僕は、彼女と別れることを決意し、自分の治療に専念する事になりました、別れの辛さリハビリの辛さこれを乗り越えて今の私があります。
救命センターでは、毎日亡くなる方を見てきました。ご家族の悲しむ姿を見て来た事もあり、
人を何処までも大切にしたいと感じる今の私があります。
余命一ヶ月の花嫁とか映画がありますが、本当の苦しみ悲しみは映画では伝わりません。
当事者の苦しみ悲しみは、映画などで分かる事ではありません。映画で涙を流した方が
本当に人を大切にする方になれば良いのですが、それは、祈るしかない事ですね!
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追記:
コメントを下さった皆様に心より感謝致します。
私の言葉が伝わっていた喜びを、あらためてかみしめています。
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追記2:
彼女への介護は、排泄にも関わりました、排泄できなくなり指で掻き出して
あげなければならない事もありました、痛みに耐える彼女の涙、辛かった。
立派すぎて想像できないです。
私の人生の中では、会った事がないですね。
きっと、フォックスさんは、それだけの力を持って生れて来たんですね。
素晴らしいです。
フォックスさんの言葉がいつも温かくてやさしく、
ホッとさせられる理由に触れた気がします。
不平不満ばかりの自分が恥ずかしく思えました…。
フォックスさんは、真に優しく、そしてたゆまぬ努力をして来た方なのだと言う事が伝わってきました。
これまでの数々の出来事、さぞかしお辛かったろう、と思います。
フォックスさんがこれから先、たくさんの愛で守られますように。
医療関係の仕事をちょこっとかじっていますので、良くわかりますよ(*・ω・)(・ω・*)ネー
でも、救急センターの先生もなかなかできないことを、するというのもなかなかできないことですので、その先生も素晴らしい方だと思いますよ。
フォックスさんに比べると、自分はまだまだ未熟な人間だと実感しますね(´・ω・‘)ショボーン
その方をおもって泣いたり
その方をおもって心を痛めたり
そのような感情は本当になってみないと抱けないですよね
本当に愛する人のために泣いたり叫んだり
愛する人のことを思えるような人間になりたいです
あたしは、旦那にそこまでできるのか?
考えさせられました…
優しいとか、偉いとかを超えて、
逃げなかった、フォックスさんの強い精神力を感じました☆
それを考えるだけで苦しくなります。
フォックスさんも辛かったのですね。
彼女の病気はものすごい ものすごい 人に恐怖を与える病気です。
下から筋肉が衰えていき 思考は正常なのに手足が命令をきかなくなり最後に筋肉でできている心臓までもが
命令をうけつけなくなるのですもの。
フォックスさんという存在が彼女の支えになっていたと思います。
やっぱりすごいと思う。
なかなか出来る事じゃないと思うよ。
やごも亡くした人がいるので、よくわかります。
フォックスも生きてて良かったね。。。
にじみ出る言葉の優しさに、いつも元気を貰っています(○'ω'○)
本当にありがとう。
きっと 神様がフォックスさんに 何らかの使命を与えてくださったのでしょう…
または こころ優しいフォックスさんを 生かしてくれたのですね…
大切な命…
これからも頑張りましょうね☆
ありがとう…
人は死んでも心は死なない
フォックスさんの人を何処までも大切にしたいという気持ちが有り難いです☆
これからは楽しいことが いっぱいあるといいですね
ごめんなさい。涙と言いようのない感情で上手く文章が出てきません。
ただただ、今ここにフォックスさんがいてくださる事、そしてお知り合いになれた事
感謝です・・。
貴重なお話ありがとうございました。
私も祖母(他界しました)や実家の父や母や義父・義母といて考えさせられます。
だから後悔をしたくないし、無理をしない程度に精一杯の事をしたいと思ってます(*^^)v
「余命一ヶ月の花嫁」は彼女が生存されていた頃からニュースやドキュメントで実際の映像を見て来ました。
だから、映画は見たくないです。
演じていらっしゃる方も最大限の努力はされていらっしゃいますし、
たくさんの方が映画を見られていると思いますが、彼女の考えや思いを理解していく一つの手段とされるなら、
いいなと思います。
フォックスさんの最後の3行は心から同感します。
私も自分の人生、後悔する事のないように精一杯生きています。
生きたくても生きられなかった人たちの分まで・・・
俺の膝の骨折なんて、なんでもないよね。
俺も救急車で運ばれて、救命センターで一泊した時
死んでく人を見ました。
自分の膝よりそっちの方が心配で一睡も出来なかった事思い出した。
フォックスの幸せ願ってるよ~
フォックスさんとニコッとタウンで出会えたことに感謝します。
でもこのブログを読んでわかりました。
いつもフォックスさんが伝言版やつぶやきに書かれている言葉に
すごく深いなぁと感じるのは全てこのようなご経験からだったのですね。
私の祖父が今、心臓の病気で入院しています。先日お見舞いに行ったらビックリするほど痩せていて、何て声をかけたらいいのかわからなくて…話していたのは最後までお父さんだけで、私はずっと黙っていました。
変わってしまったおじいちゃんを見て一瞬 死 が頭をよぎったのかも知れません。それに、言葉をかけることはできても、本人の痛みとか辛さは100%分かってあげられない…
でも、100%分からなくてもせめてそれ以上に人を大事にできるような大人になりたいです。
でも 乗り越えられる人に 試練が 与えられるとか 聞くよね。
フォックスさんの 気持ち 凄く判ります。
死を乗り越えて 生きていく事は、 大変ですよ。 多くは 語れませんが
人が産まれる時も死ぬ時も 誰かの助けを借りなければならない。
何時自分が生まれるか 何時死ぬかは 判らないけど
今ある命を どんな状態でも 平常心忘れずに 生きていきたいです。
死っていつかじゃなくて
瞬間瞬間にあるんじゃないかと思ってます。
明日が来るってすごい事ですよね・・・
言葉では語ることが出来ない辛さや苦しさをあじわったんでしょうね。
だから、人の辛さや、苦しさがわかる方なんですネ。
今日、子供を連れて病院にいってきました。
お薬さえ飲んでいればいいのですが、切れたときにとても辛そうで見ていられません。
私は、だからドラマの闘病記などは見たくありません。
たとえウソの作り物であっても、見ているだけで辛くなってしまいます。
来週、また検査で病院にいきます。
「検査イヤ?」 と聞くと
「うぅん!大丈夫だよ。ママも、風邪早く治るといいね。」 と、言ってくれます。
検査結果が良いことを、祈りたいです。
そんないきさつがあったとは知りませんでした。
交通事故に遭われて、無事でいられた事本当に良かったと思います。
辛い経験をしたからこそ、他人の痛みがわかるのだと思います。
フォックスさんの優しさは、そこから来てるのですね・・・
日々、勉強して糧を増やしつつ 心のひだを増やしていくのが人生なのかな~と思ったりします。
辛いときもありますけど;;
ブログはとても 切なかったです。けれど、ここに書けたといことはフォックスさんにいい時間が流れたのかな・・・
そうだと、いいです^^
フォックスさんが言うように筋肉が殆ど無い状態で、立つ事も出来ず車椅子や両手を使って体を引き摺る
ような形で移動していました。
子供の頃の私は病気や死に疎く、ただ怖いという認識しかありませんでした。
伯父に話しかけられると怖くて逃げ出してたんです。
今はもう亡くなっているのですが、時々思い出します。。凄く酷い・・・残酷な事を私はしてたんだな・・・って。
もっと、何で優しく出来なかったのか・・・・・、今更ながら後悔してます。
確かに、こういう命や悲しみとか辛さというのは雰囲気は伝える事が出来ても、
本当の気持ちは当事者にしか解らないのかもしれませんね^^;
私も子供の頃の自分に説教したいくらいですが、
きっと言葉だけでは通じない(理解できない)だろうなって思います。
フォックスさん、大切な心を思い出させて下さって有り難うございました^^
辛い経験をしてきたのですね。
これからの人生、フォックスさんにいい事がありますように。
大変な思いしたんだなぁって思った。
頑張ったんだなぁって思った。
でも、たぶんそんな簡単な言葉で済むようなことじゃないと思った。
本人にしか分らない事いっぱいあると思う。
それは、みんな同じ・・・。
色々な問題抱えて、自分なりに消化して、
なんとか、楽しく毎日を送ろうって考えてる。
でも、あえて言わせていただきます。
フォクスさんすごいよ!立派だね がんばったね(^◇^)
凄い経験されてたんですねぇ…
彼女の為にできる限りの事をされたんですね。
深い愛を感じました☆
彼女さん、お父さんも同じ病に?…
その後の、お二人は…
あたしは生まれつき心臓の持病が有ります。
1度も体育の授業を受けた事がありません…
ずっと制限付き生活を送ってきました。
死ぬと言われながら強行突破で4人子供を産みました。
今もずっと通院、薬も服用しています。
『成せば成る!!』
これが、あたしの…(^_^)/
今、1番感謝してる人は、何もかも承知で一緒に居てくれ、
日々守ってくれてる主人です。
リハビリを乗り越えて今がある...本当に頑張ったのですね、
自分も持病があり、命に関わる病の手術で入院もしたのですが、
生還したこともあり、振り返れば感謝ばかりが残りました。
が、それと別に
病気で命のともしびが消えかかっている人と同居するようになって、
(その状態が5年は続いている)
病んでいる者が心は清らかで、常に物静かとは限らないと知り、
日常には映画で見る美しさは皆無だと実感します。
ただそこには、忍耐と感謝からだけ生まれる幸福があるだけです。
テレビや映画で見る、美しく悲しい清らかな作品には全く共感できず、
そういう作品は「知らない人が入り口として見れば良い」と思うだけです。
実生活は見て感動しているだけでは過ぎて行かないものですからね。
最後の3行とても同感です。
私は白血病で亡くなった友人がいるので「世界の中心で愛を叫ぶ」などがダメですね、
リアリティがなさすぎて^-^;
過去があるから今がある、そう思って前向きに生きていける強さ、のようなものを感じました。
ささいなことで悩んでいたり、本当に大切な人を疎かにしたり、しないよう心がけたいものです。
何度も、つらい家族の思いを経験してきました。
リハビリは過酷でつらいものです。
彼女との別れもつらかったでしょう。
人間はいろいろな経験をしながら生きていくものです。
つらいときも悲しいときもあります。
でも喜びだってあるんです。
つらい経験をして、現在のあなたがいるのでしょう。
何があっても、前向きにがんばっていきましょう。
☆まま
そして、それを乗り越えて今のフォックスさんが
いらっしゃるのですね。
私も自分の人生を謙虚に見直し、謙虚に日々を
送りたいと思いました。
ワタシも生死をさ迷う大病をしましたが、
今は元気にニコットできる事に感謝です^^
リハビリも辛いですよね><ワタシも歩けなかった
ので、辛さ分かります。(今は歩けます)
ワタシの場合は、言語障害があり、それも大変でした
外人と間違われて、OKと何度言ったことか><;
今はたまにつっかえるけど、まともな会話が出来ます
本当に家族や友人に感謝してます。
私も、大きな怪我をして入院したことがありますが、その病院には骨肉腫治療の副作用で髪の抜けた
女性がたくさんいました。彼女らはとても明るく振舞うのですが、見ていて辛かったです。
病院で亡くなられた方も多くいます。
入院すると命の大切さというのを実感しますね。
これからは
楽しく1日1日を
大事に生きていけば
良いと思いますよ
頑張れ!
それとたしかに
映画にしたからって
そう簡単には伝わりませんよ
感動してもその場限りです
何でも間でも映画にすれば
いいってもんじゃありませんね
ましてや本当の悲しみや苦しみは
本人にしか分からないですからね
ま今変な世の中ですがお互い
頑張りましょう。