ギリシャ神話とか聖闘士星矢とかタイタンの戦いとか
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/05/01 23:27:05
好きな人なら心が動くかもしれない
現在、国立西洋美術館では「ユベール・ロベール-時間の庭-」展が開催されていましたので、行って来ました。『廃墟のロベール』という異名を持つ、フランスの風景画家ユベール・ロベールの作品が、日本で初めて纏めて紹介されました。
ユベール・ロベールは、クロード・ロランと共に、私の絵画観をひっくり返したきっかけとなった画家です。上野の国立西洋美術館で初めてユベール・ロベールの作品を見て「こんな世界があったのか」と、凄く感銘を受けたのを覚えています。そして、それまでアニメ的なイラストなんかをよく描いていたのですが、すっぱり描くのを辞めて、風景画やリアルな描写に傾倒したあげく、美術史のある大学に進学して、フランスとイタリアの風景画についての論文を書くまでになってしまったのです。今、私の画風がどんな感じなのかは、前日の日記を見て頂くと解るかも。イラストUPしてあります。
以下2点は「ユベール・ロベール-時間の庭-」展で展示されている作品です。
ユベール・ロベール『古代遺跡の発見者達』
http://imefix.info/20120501/561297/rare.jpeg
ユベール・ロベール『凱旋橋』
http://imefix.info/20120501/251298/rare.jpeg
以下に紹介する絵画は、今回の展覧会では展示されていませんが、私が好きな画家クロード・ロランの作品と、ローレンス・アルマ・タデマの作品です。彼は、ギリシャ神話を題材とした作品を多く残しています。
クロード・ロラン『クリュセイスを父親に返すオデュセウスのいる港の風景』
http://imefix.info/20120501/151295/rare.jpeg
クロード・ロラン『デロス島のアイネイアスのいる風景』
この絵が好きすぎて、数万円もするレプリカを購入してしまいました。
http://imefix.info/20120501/201301/rare.png
古代ギリシャ・ローマの風俗を題材とした作品が多い、
ラファエル前派の画家、ローレンス・アルマ・タデマ
ローレンス・アルマ・タデマ『ヘリオガバルスの薔薇』
http://imefix.info/20120501/481299/rare.jpeg
ローレンス・アルマ・タデマ『銀色のお気に入り』
http://imefix.info/20120501/111300/rare.jpeg
もし、興味があったら、美術館に行ってみて下さいね。
そうそう、私の怪我を心配してくれている方々、ありがとうございます。
怪我は腕だけなので、上野公園に遊びに行けるくらいには元気です♪
どれだけ眺めても飽きなさそうな気がしました^^
エルミタージュも行きたいんですが、なかなか時間が作れそうに無いです〜
行けるかなぁ・・・
日本では、印象派がもてはやされる傾向にあって、
あんまりこういう系統にスポットが当たる事って少ないんですよね。
もっと、いろいろな展覧会を見たいです。
1点だけユベールさんの作品ありましたよ。
他の絵もかなりよかったのでお時間があるようでしたら是非エルミタージュもお勧めです。
前の日記のイラストと合わせて拝見しました★
私はロードオブザリングが好きなんですが、そんなファンタジーの世界のような、
見てて楽しくなるステキでかわいい背景ですねVv
狼もとてもかっこいいです^^
影響を受けられた絵も、素敵な絵ばかりで!
特に風景の陰影が好みでした。
最近絵画鑑賞もしてなかったので久々に楽しませて頂きました♪