Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


感動したマンガ


お題です。

感動したマンガ…と言われて、すぐに挙げられるのは、これ。

「ヒカルの碁」

言わずと知れた、碁をテーマにした神作品。
アニメでたまたま見る機会があって知りました。
碁のことは全く知らずに見ていましたが、とにかく人間ドラマが面白くてハマりました。
ヒカル達の生き方は、夢を追うこと、何かに情熱を傾けるひたむきさを教えてくれます。
それと、失うことの怖さ、悲しさを知って、後悔に沈んでから立ち直るヒカルの強さが眩しかったです。
彼の親友である、平安時代の幽霊の佐為が、自分が消える時、ただひたすらヒカルに愛情を向けていたシーンが忘れられません。
マンガでも、アニメでも、この場面だけは見るたびにマジ泣きしてました。

「神の一手」という途方もないテーマに、「人と人が繋がること」「受け継いでいくこと」の大切さをよく伝えていた作品だと思いました。
途中、打ち切りみたいに終わってしまったのは、やっぱり佐為がいなくなって人気が落ちたからじゃないかと思うのですが、原作者のほった先生は、そこは曲げたくなかったんでしょうね。


「め組の大吾」

この作品も、読んでいて涙がにじんだやつです。
作者が、主人公の大吾のキャラをつかみそこねていたせいで、時々キャラのブレが激しく、若干不安定な印象を受けます。
ですが、危険を顧みず人命救助に命をかける、レスキュー隊員の情熱と苦悩を熱く描いていた良作です。
ま、ちょっと女性キャラの扱いが気の毒だったりしますが。
ヒーローとはこういうものだというオペラのような節回しも、見る人によっては鼻に着くかもしれません。
しかしそこは、熱い人間ドラマが魅せてくれます。

毎回大変な事故や災害が大吾達に試練となって立ちはだかりますが、大吾は持ち前のセンスと幸運でこれを乗り切ります。
話のスリルも心をとらえましたが、一番親しみやすかったのが、彼が万能のヒーローじゃなくて、いつも泣きながら危機を乗り越えているところです。

物語が進むにつれ、大吾が出遭う災害に、彼の大切な人が巻き込まれてしまいます。
絶望的な状況の中、彼らを救おうとする勇気と必死さに泣けました。
あ、でも一番泣けたのは、大吾の飼い犬が最終回で天国に行った場面ですけど(笑)

何がきっかけで読もうとしたのか、動機が思い出せませんが、お試しで2巻まで読んで以来、取り憑かれたように全巻買いあさった謎の作品です。しかし後悔はしていませんw






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