歴史漫画の大御所 横山光輝さんに思う
- カテゴリ:30代以上
- 2012/05/04 10:06:45
その昔うんと昔
鉄人28号・バベル2世などのマンガを描いて、かなりの人気漫画家だった横山光輝さんは1969年にマンガ水滸伝を描いて一気に歴史漫画の大家になった
日本や中国の歴史ネタを気楽に読むならこの人のマンガを見ればだいたい分かるという位に描いているのがすごい
水滸伝、三国志、史記、項羽と劉邦、ジンギスカン、封神演義
まあ知ってるタイトルだけでもここまで有れば大したものだ
その中で一貫して貫いてる約束事が有るそうだ。それは最初に描いた水滸伝の巻末のあいさつにある
やった事が中国ではカッコいい事でも、日本の「子供たち」になじめるかどうかはよく吟味する
という事だったそうだ
したがって徹底してやるという中国のテイストが随分柔らかくなっている
後半生に描かれた項羽と劉邦でもその流れは見る事が出来る
とある戦いで劉邦は無様に逃げる際、我が子供たち(後の後継者恵帝)を乗ってる馬車から放り出し、それをとある部下が3回も救い出して再び乗せるシーンが有る
日本ではなんてヒドい親なのだろうと呟くしかないが、中国では家臣の為にも彼は子供を見殺しにしてでも生きなければならないという危機感の象徴なのだと捉えるらしい
そこを子供たちとはぐれた劉邦の許に、家臣が子供たちを連れて引き合わせるという感動シーンに描き替えている
横山先生自身が徹底して見せたのはリアリティではなく読みやすさだったろう
まぁそこまで呟きながら暇なゴールデンウィークにゴロゴロしながらマンガでも読むか
僕は吉川栄治の三国志
読んだことないや^^
駒田信二読みました
ゲーム^^
コーエー社のゲームのようで^^
漫画がきっかけでも、古典文学に親し機会になればいいですよね~
うちには、吉川英治の三国志があります。
もともと、私が買い揃えたものだけど、子ども達も読みましたよ~
こちらは、ゲームから入ったみたいだけど^^;
前の同居人
なんか香り漂うわぁ^^
横山光輝の三国志も、劉備が我が子阿斗を投げ捨て
「お前のせいで趙雲を失ったらどうしてくれるんだ」と立腹するシーンは
カァ~~~~~~ット^^
(前の同居人が購入したものです)
ブックオフで買い揃えていたんですが全巻なかなかそろいません。
やっぱしアマゾンあたりで探すのがいいのかな~。
横山光輝さんは、知ってます^^バベル2世は見てましたよ。
三国志の漫画は、旦那さんが古本屋さんで全巻買いました。