この世に奇跡があるのなら

どうか、お願い

爽ちゃんを救って



「あれ…」

ここ、病院？

「爽ちゃん!!
よかったぁ気がついた」
「まーくん…」

あぁそうか。
私、倒れたのか。

「もう、いきなり倒れるんだもん…
死んじゃうかと、思った」
「…ごめん迷惑かけちゃって」
「迷惑なんて…
それに俺「爽ちゃんっ!!!!!!」
「っ!!櫻井先生!?」
「来るの遅れちゃってごめん
今、体調どう？頭痛くない？心臓とかは？」
「だ、大丈夫です」
「本当に!?
後ですぐ検査結果出すけど本当に大丈夫？」
「そんなに焦らなくても…
今日薬を家に忘れちゃっただけです」
「えっあぁ、薬」

櫻井先生がこんなに取り乱すなんて…
どうしたんだろう…？

「櫻井先生、お久しぶりです」
「あれ、雅紀!?
久しぶり」


ん？
え!?
やっぱ櫻井先生知ってるの？


「!!!!!まーくんのこと、知ってるんですか」
「ん、気づいてなかったの？」
「え？」
「雅紀も一時期ここに通ってたんだよ」
「えっ!?あぁ!!!!
だからなんか懐かしかったんだね♪」

ようやく謎が解けたよ（笑）

「櫻井先生、検査結果が出ました」
「はーい。
じゃぁ俺はここで
爽ちゃん、脱走しちゃダメだよ!!
雅紀、見張っててw」
「脱走なんかしないよっ!!」
「わかりましたっ!!」
「まーくんまで…」

ﾊﾞﾀﾝｯ

「ねぇねぇ」
「ん？」
「ちょっと外行こうよ」
「今脱走しちゃダメって言われたばっかじゃん」
「脱走じゃないよ！散歩だもん」
「俺は見張ってなきゃいけないからダメ」
「けちー…。」

行くなって言われると行きたくなるって
よくあることじゃん。

「ねぇ、まーくん」
「なに？」
「なんで、ここ通ってたの？」
「あぁ、バスケの帰り道に階段から落ちて打撲したんだよ」
「へぇww」
「今ダサッって思ったでしょ!!」
「思ってないよww」
「嘘だ!!顔に書いてあるもん!!」
「思ってないってww」

いいなぁ、こういうの
まーくんが笑って
私も笑ってて
楽しくおしゃべり。

ここが病院じゃなかったらもっといいのにね。


翔side

「秋先爽の検査結果は？」
「こちらです。」
「えっ…
嘘だろ…。」

医者をやっててもう10年異常は経つけど
こんなにも神様を恨んだことは
きっとないだろう。

「爽…ちゃん…」


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かなり長くなってしまいました。。。

なんか、もう。

だんだん自分でも意味がわからなくなってきたw

ですが、見てくれる方がいらっしゃったら、

もう少しお付き合いください。

でゎﾉｼ