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正倉院宝物はじまりの日


正倉院宝物はじまりの日
756年6月21日、聖武天皇が崩御した756年5月2日から49日目のこの日、お后の光明天皇后が亡き夫の遺品と薬物など約650件の宝物が、東大寺に献納したことが、正倉院に伝わる目録に記されています。
 以後、9000件以上の宝物(ほうもつ)が、1200年以上もの間この中で守られてきました。
 正倉院は東大寺・大仏殿の北西にあり、8世紀半ばに造られた高床式校倉造(あぜくらづくり)の大きな倉庫です。
 正倉院は現在、宮内庁が管理しています。
 もともと、現在のような正倉院のような宝物庫は、奈良・平安時代の当時、中央・地方の官庁や大寺にあったそうです。
 その宝物庫は、重要物品を納める正倉として設けられ、この正倉が幾棟も集まっている一廓が正倉院と呼ばれたそうです。
 しかし、東大寺にある正倉以外の正倉は、歳月の経過とともに亡んでしまい、僅かに東大寺正倉院内の正倉一棟だけが往時のまま今日まで残ったそうです。
 現在では、この正倉を正倉院宝庫と呼ばれるようになりました。
 




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