好きなゲーム
- カテゴリ:ゲーム
- 2012/05/31 23:04:55
昔だったら、好きなテレビゲームを三つあげなさいと言われれば、
ドラクエ、FF、女神転生だった。
でもドラクエがPSからニンテンドーに出戻って、FF11がオンライン仕様になったころから卒業してしまった。
いつか機会があれば続編もやってみたいとは思うが。
今好きなゲームをあげなさいと言われたら、真・女神転生Ⅲ、葛葉ライドウかなぁ…。
そうそう、モンスターハンター3rdは忘れちゃいけない。
他にも、三国無双とか好きだったけど…真っ先にはあがらなくなった。
それと、ペルソナも。
おや、ほぼアトラスブランドじゃないか^^;
アトラスがまだナムコの子会社だったころ、ファミコンで女神転生Ⅱが出ていた。
これをやって以来、すっかり魅せられてしまった。
キリスト教の神様がラスボスだったのが衝撃的で、本気で祟られると思った。
実際、ゲームプレイ中は何かと怪我やら損失などがあって、あのころは呪われたんだと本気で信じていたな。
アトラスのゲームで忘れがたいゲームといえば、アバタールチューナーもある。
通称アバチュは、初代ペルソナと続編2のシナリオを手掛けた里見直氏がシナリオ担当だった。
俺はこの人の脚本が好きで、話作りのうまさに尊敬していた。
だから、この人が後に自主退社してしまったことを知り、ショックだった。
里見氏は、かなり骨があるというか、人情のあるキャラ作りをする。
「男ってのはこういうものさ」というポリシーみたいなのがあって、それが反映されたペルソナシリーズは、今も自分の中で神作品のひとつである。
発売当時、その独特の構成と世界観が不評だったらしいアバチュも、俺は大好きだ。
ただ、あまりに鬱な世界と設定なので、一種のトラウマになり、2周が限度だったゲームでもある。
敵となる相手は自分達と同じ人間で、悪魔の姿に変身する能力に目覚めた主人公達は、彼らを食べないと生きていかれない。
つまり共食いが戦闘システムなのである。
最後の最後まで救いのない展開が続き、初代作を終わったら、続編の2をやらないとストーリーが完結しないという構成は、不親切といえばいえる。
あっけなく終わったラストに、最初に1を買った人はがっかりしただろう。
けれど続編は1を上回る鬱展開である。
物語中にキャラ全員が死に、死後の世界(太陽の中)で全員集合、地球を守るために戦うラストが印象深く、感動した。
この説明だけだと身も蓋もないようだが、語られる真実と、主人公達の業の浄化、救済のくだりは、自分の中では数あるゲームの中でも傑作だと思っている。
それくらいリスペクトしていた里見作品だったから、ペルソナ3で彼が携わっていないことは、やはり残念な気がする。
ペルソナ3のコミュシステムで、意中の女性キャラと恋人関係になれる設定ができたため、続編の4でさらにそれがエスカレートしてしまっているのが、個人的に残念でならない。
ペルソナはいつからギャルゲーになったんだ?
むろん、女性プレイヤーや個人の好みなども考慮して、4では強制的に恋人にならなくてもゲームは楽しめる。
が、主人公と関わる半数のキャラが女性なため、どうしても恋愛要素が売りのようにアピールされるのが残念だ。
アトラスさん、頼むからペルソナシリーズをギャルゲー化させないでください。
と、心中祈らずにはいられない。
4は戦闘面や探索のやり込み要素が薄くて、正直3周すると飽きた。
それでも来月のGを予約したのは、さらに内容が奥深くなっていると期待したからだ。
なんか難しいダンジョンとか追加してないかな。
あと、俺的に不満だったシナリオのテンポやムダも直ってるといいんだけど…いや、それは無理か…。セリフ再録するほど余裕もないだろうしなぁ。
会社側の思惑とか都合も考えると、あまり期待や夢は見ない方がいいんだろうけど、切実に、一ユーザーとして願ってしまうのでした。
思い出深いタイトルだけに。