青い春なんてくそくらえ!【BL?】 10
- カテゴリ:自作小説
- 2009/06/24 23:07:03
桜学には食堂の他にオープンカフェがあり、軽食やデザート飲み物なども売ってる。
俺はお菓子とかケーキなんかがすごく好きで辛いのや苦いのは全然ダメ。
美羽も俺と同じ甘党らしい。
よかった俺一人じゃケーキやパフェなんか頼みづらいもん。
しかし俺はアイスティーとチーズケーキだけに対し、美羽の頼んだ物はクリームソーダ、プリン、ロールケーキ、チョコドーナツ、イチゴサンド(…略)とにかく量が半端じゃない。
それらを食べ散らかすことなく、じっくり味わって食べてる美羽。
その細い体のどこに収容されてるか不思議だ。
「そんなに食べてお腹壊さないか?」
「えぇ?こんなの全然序の口だよ。夕食前だからこれくらいにしとかなきゃね」
俺は見てるだけで胸焼けがしてきたぞ。
「で、聞きたいことって何?」
俺が切り出すと美羽はケーキを食べてたフォークを置いて俺に質問しだした。
「さっき代表で挨拶してたの桜川紅貴って人、食堂で一緒だったよね?」
「見てたの?」
「結構目立ってたからね、すごくかっこいいし。
知ってる?彼さ、この学園の理事長の息子だって」
「…まぁ知ってるっていや知ってるけど」
「彼ね、試験の時に自分の父親が理事してるってのを黙って試験を受けたんだって」
紅貴はプライドが高いからな、親の権力で合格なんてしたくなったんだろな。
それに比べて俺は…。
でも俺は来たくてこの学園に来たわけじゃないし、けどちゃんと試験を受けて受かった人と不合格で桜散った人たちになんだか申し訳が立たないな。
せめて紅貴にバカ呼ばわりされないよう真面目に勉強していこう。
俺は小さく誓った。
「ところで結くんは紅貴くんと同じ名字だけど、もしかして二人は…………」
…いや、そこでためるな、意味深に思うだろ(汗)
「親戚?」
「…ほぇ?」
あまりの質問に思わす間抜けな声が出た。
「ちがうの?」
「まぁ、兄弟だけど」
隠す理由もないのでぶっちゃけた。
「えぇぇぇぇえーーーー!!!!」
声デカいって。
「何それ何それ?兄弟がいたなんて初めて聞いたよ!!」
美羽さん、ボリューム下げてください(汗)
「親同士が再婚して家族になりました」
「そうだったんだ…じゃあさ、じゃあさ結城くんにお願いしていい?」
「何?」
「僕を紅貴くんのパートナーにしてくれるように手伝ってほしいんだ♪」
えぇ!?
思わぬお願いに驚きを隠せない俺。
「マジでいってんの?」
「うん、マジ」
美羽は笑顔で返した。
【続】

























美羽ってほんとかっこよさそうですね☆
続きが気になる!!!