鳴海宿有松絞り
- カテゴリ:30代以上
- 2012/07/01 00:06:07
金曜日に思い立って、
名古屋市緑区の鳴海~有松を歩いて来ました。
東海道の宿場町です。
旧東海道に江戸の建物が残っている地域です。
前回来た時は日曜だったので活気がありましたが、
今回平日に行ったら、それらしい感じがしなかったです。
建物を保存してはいるのですが、
本陣が現存しないので宿場らしさに欠けます。
場所は、国道1号と名鉄本線が並んで走るところ、
それに並んで旧道もあるわけで。
狭くて曲がりくねった道なわりに、車がよく通って、気が抜けない。
江戸の建物は所々にポツポツと残っていて、
お店になってる所もあります。
二階屋で、格子のついた窓。白壁、うだつ、蔵。
特徴は、軒下が広く、畳一枚ほどの幅の空間がある点。
昔はここに旅人を呼び込んで、はき出し窓を広く開けて
商品をならべて売ったのでしょうね。
有松絞りという名物は、もともと手ぬぐいが多いようです。
江戸時代、歩いて旅する人が、軽くて傷まない手みやげとして
重宝されて流行ったとか。
有松絞り会館という施設があって、絞りの技法で染めた布で
浴衣、手ぬぐい、巾着などを展示販売しています。
でもいささか地味なので^^ 興味がわきませぬ。
江戸の建物で営業中の飲食店に入って、お昼。
寿限無茶屋という店のオリジナル、梅おろしそばを食べます。
この土地そのものに名産食品は無いようです。
その辺が弱いですよね。
川越市の「小江戸」とか、
近江・長浜の「黒壁スクエア」とか、
もっと町ぐるみで情緒を出している所と比べると、
ちょっと本気さが足りないって言うか。
観光客で生計立てようって言う意気込みを感じない気が。
あ、あと「山車」でしょうか、祭りで引くやつ、
あれも観光目玉のひとつのようです。
からくり人形が動くのが、この地区の「山車」の売りです。
いかんせん、観光的お店の数が少なかったですね。
これでも日曜とか、お祭りに行けば、また違うのでしょうけど。
人出がありすぎるのは、苦手なんですよねー^^
旧道といえども実用されてる道路を観光地化するのって、
なかなか難しいのかもしれません。
確かに、手間は掛かりますよね。
それに、思ったようなガラを出すには、半端無い経験が要りそうです。
布を縛る工程なんて、何やってるんだか、全然理解できませんものね。
そう言う品にお金を払うのも、ひとつの文化かも知れませんね。
82歳のおじいさんで、今も新しいものを生み出そうと頑張っていらっしゃいました。
娘さんとお婿さんが後を継ぐそうで、安心です。
「雪花絞り」の浴衣生地、1反で3万円以上(@_@)
でも、あの手間じゃそれ位はしょうがないかな^^
ありゃりゃ~
それは残念でしたね。
まあ、この時期は天気よくないですし
真夏だと暑すぎますし、
秋にでも再チャレンジした方がいいかも知れませんよ。
再来週に変更になり、更に私は置いていかれることになりました…(T_T)
打ち合わせに何故私もついて行くのか、はなから疑問ではあったのですが、
初めての名古屋を楽しみにしていたので…残念です。
きしめんはおあずけになりました…(>_<)
有松ですか…ネットでちょっと旅してみようかしら…。
ありがとうございます。
何て言うか、いい感じにすすけた町並みですね^^
江戸時代のは保存目的でしっかり修繕されてますが、
街道全体としては、ナチュラルに古びてきています。
意気込みすぎず普通にお散歩すれば、和める所だと思います。
そうかもしれません。
人間、目の前に有ると、それが有る事の重要さに気付かないです。
町中に建ってると、普通に古い家って感じがしますもんね。
実は、パクリだったらしいですけどね^^
九州地方から来た人の持ってた手ぬぐいが良い物だったので
それを真似して作ったのが始まりだとか。
手ぬぐいか反物の形で売られていたみたいです。
そう言えば、全く買う気がが無かったので値段見てませんでした。
昔は安かったのでしょうけど、今はそうじゃないのでしょうね。
それは有りますね。一種のエンターティメント化しちゃうと、
風情とか史跡とかとは別物になってしまいますね。
有松を歩くと、街道と共に時代の主流に置いて行かれてしまった、
そんな雰囲気が有ります。一般商店も、ちょっと時代遅れ的です。
絞り、和装そのものが少ないし、後を継ぎたくても、生活できませんとねぇ(ーー)
文化を守るって、難しい。
何が見たいかによりますよね。
平日に行っても町並みはもちろん見られます。
が、開いてないお店や施設が有るのも事実ですもんね。
ひなびた地元の町並みと込みで楽しむなら、それもありでしょう。
「有松山車会館」と言う施設がありまして、
山車一両が展示されていたりしますが、土日祝営業のようです。
賑やかに楽しみたい場合は、それに相応しい日に行くべきなのでしょうね。
暑い日でしたから、梅おろしそばは、さっぱりすっきりで、助かりました。
え、なにかご関係があるんですか?
縁日とそうでない時で、差が大きいようです。
山車の出るような時は、ずいぶんな賑わいになると思います。
山車のてっぺんにからくり人形が乗っかって動くので、
双眼鏡とか有った方が、楽しめるかも知れませんね。
行かれたんですね。
そうですね、多分それ程変化は無いかと(^^)
自分の市だと、つい辛口評価になっちゃいますけどね。
これで、自動車が少なければねー^^;
のんびり歩けるんですが。
自然な感じで残されているところのほうは好きですよ^^。
でもその中で見て歩けるのは羨ましいです( ^ω^ )ニコニコ
浴衣で有名だと思っていましたが
もともと手ぬぐいだったんですね・・・
絞りの手ぬぐい・・・
ずいぶん高価な手ぬぐいのような気がしますが
そうでもないのでしょうか?
(絞りは高いと思っているので^^;)
作っている人の高齢化で、存続が大変だと聞いたことがあります。
「黒壁スクエア」前に行ったことがありますが、完全に観光地化されていますね。
彦根城の城下町も綺麗すぎてちょっと・・・
個人的には素朴なのもいいと思いますけど^^
ついつい平日を狙いがちです。
何にしても、すいてるのが好きです^^
ま、活気には欠けますが^^
観光地気分にならない 観光地って
自分の生気が吸われていくようで 少しコワイです。
からくり人形が動く頃には大勢お客さんもいらっしゃるのでしょうか?
からくり人形・・・どんな風に動くのでしょう?
私はそっちも気になりますねえ・・・(*^_^*)
田舎のお祭りの方が好きです^^;
人と肩がぶつからない程度でw
名古屋にもそんな風情のある街並みあるのですね!
一生懸命宣伝しようという気はないですよね。
どうやら私が10年ほど前に行った時とあまり変りがないようです。
平日の人が少ないほうがかえって風情があっていいかもしれないですね^^