リハビリ
- カテゴリ:自作小説
- 2012/07/04 16:41:51
さ よ な ら 。
ずっと、君と同じ時間を生きたかった。
然れど、摂理は決して僕達を赦さないだろう……。
幾つもの罪、重ねながらも、
僕達が求めたのは――
◆
暗闇の時代、鬱蒼と生い茂る宵闇の森を彷徨う。
薄暗い視界。
仄昏い世界。
明けることのない鎖された夜の中で、僕は――
君と出逢った。
君は僕だけの〈ヒカリ〉。
夜を照らし、朝へと導いてくれる光を――教えてくれた。
月光しか知らない僕にとって、君は。
眩い【暁光】。
「――絶対、絶対迎えに来てね!」
ああ。
約束さ。
◆
「キミが今笑っている、眩いその時代に。
誰も恨まず、死せることを憾まず、必ず其処で逢おう」
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なーんてねー
休日だからリハビリのつもりで書いてみたわけだが
で、思ったこと
エリーザベトにとってのメルを指す言葉が【月光】や【翼】っていうのは
作中で示されてるけど、
メルにとってのエリーザベトを指す言葉って何かあったかな
【鳥】は何か違う気がする
あれは鳥籠に閉じ込められているという自虐的な意味で
ベトが言ってるだけな気がするんだよね
それでメルという【翼】を得た――と
歌詞カード読み直してない(というか実家にあるから手元にない)から
確認してないけど、俺の中ではエリーザベトこそがメルにとっての
【暁光】だったんじゃないかと思う
俺の解釈ではメルは太陽を見たことがない
ベトはベトで、夜の間しか隠れてメルと遊べない
二人がどういう経緯で出会ったか深く考えたことはないけれど
恩寵、
愛情、
幸福、
未来。
作中では確か『宵闇の唄』以外【光】という漢字は使われていなかったんじゃないかな
〈ヒカリ〉という読みはあるけど、全て別の漢字が当てられていたはず(未確認)
最期にメルが呟く、「おかあさん。ひかり、あったかいね」の〈ヒカリ〉は
初めて浴びる陽光が温かい、という意味だと思うけれど
おそらくそれだけではないよね
リハビリ終了
(アカン)
リンホラの影響でサンホラ熱がYABEEEEEE