きりんの目のある日 2
- カテゴリ:自作小説
- 2009/06/28 19:11:38
はとのポッポどす。
暑いどすな。
あんたら裸になれるけど、わてぇら裸になれませんにゃ。
はとの裸を想像できる人はきっと腹減ったひとどすな。
裸のはとが公園を歩いていたら皆恐怖を感じるでしゃろな。
さて、わてぇらはとの世界では「きりんの目」は監視カメラのことでおますねん。公園にもおます監視カメラ。
これからお話しする事はそのカメラの映像に写った恐怖でおますさかい、おっと、わてぇの裸と違いますで。
それはある駅前公園の監視カメラがとらえた恐怖の映像だ。
利弘(としひろ)はその日も公園を写しだす監視カメラのモニターを覗いていた。
いつもこの時間になると公園で楽しそうに遊ぶある親子の姿が写しだされる。
利弘はその親子に親しみを感じていた。
子供は保育園の帰りに公園で少し遊んでから帰ることを楽しみにしているようだ。
保育園児にしては珍しく髪を伸ばした女の子でブランコに少し乗っては母親の座るベンチに行き何かを話し、木の回りを走っては母親に何かを話す。母親との会話を楽しむために公園で遊んでいるかのかと思えるぐらい母親に何かを話しに戻っては遊ぶ女の子だった。
母親も女の子の話に答えて、うなずいたり笑ったりして会話を楽しんでるように見えた。
「おかあさん、あの木お話するのよ」
「何を話すのかな」
「今日は暑いね。とか、おなか空いてないとか」
「りさちゃんおなかすいた?」
「うん。すいた」
「じゃ帰ってご飯にしましょうか」
二人の会話を想像しながら、いつも利弘は映像を見て仲の良い親子に心を癒されていた。
二週間が過ぎた。
その日も利弘は監視カメラのモニターを見ていた。
利弘はいつもの親子の姿がモニターに写しだされるのを期待していたが、この二週間二人の姿を一度も見ていなかった。
利弘は公園のベンチに一人寂しそうに座る女性を見つけた。
よく見ると女の子の母親だ。
風に揺れる誰も乗っていないブランコを見つめている。
女の子と話しをしていた時の明るさはなく、暗い目で少しやつれた顔をしてただブランコを見ていた。
利弘はいつもの女の子はどうしたのかなと思った。
いつも二人仲良く公園で遊んで帰る親子なのに一人だと不思議な感じを利弘はモニターを見ながら感じていた。
その時である利弘は女の子が片足を引きずりながら木の影から母親に近づいていく姿を見つけた。
母親は女の子に気がつかないのかブランコを見たままだ。
やがて女の子は母親の横に立ち何かを話しているように見えた。
しかし母親は何も聞こえないのかただブランコをまだ見てる。
いつもなら母親は女の子を無視したことなどなかった。
女の子の話に必ず答えていた母親だが今日はおかしい。
女の子は寂しそうに母親の顔を見ていた。
利弘はモニターから少しの時間目を離した。
再びモニターを見た利弘は驚いた。そこには女の子の姿はなかった。
モニターにはベンチから立ち上がり両手を合わせてブランコに頭を下げる母親の姿しかなかった。
母親はその後一人で公園を去って行った。
はとのぽっぽどす。
わてぇの裸より怖いはなしですやろ。
女の子はその後公園で見ることはなかったそうです。

























練習の小説だからありすさんの負担にならないように。
先生よろしくお願いします。
虐待はありませんでした。
交通事故だと思います。
テスト中にこんな話を作られていたのですねΣ(Д)
お母さんが女の子を虐待…してなかったことを祈ります…。
女の子は神様のお導きで。
本当は怖い話にするにはそうするしか。
あまり深く考えないで下さい。
この話を見ていると普段の生活のありがたみがわかります。
女の子はなぜ亡くなったのでしょうか・・・
なぎさおねえさま>はとより馬になりたいです。
おかあさまとの会話は
「めしまだかいな、腹減った」
「うるさい、まっとり、勉強しとり」
です。
もう少し国語の勉強しとけば良かった。
皆さんのように文章うまくなりたいです。
藍姫さん >きりんに似ていると、はとの親分が思ったのでしょう。
はとがとまって時々フンをします。
みんなあまり怖くないみたいで、つぎ頑張ります。
あかつきさん>予想外でしたか。鳩がいけなかったですね。
国の行く末の事は歴史は繰り返される。で、あかつきさんにおまかせ。
若い命が 天に逝っちゃいましたか。。
キリンの目・・の正体がわかって・・ホッ!^^
怖いって言うよりは・・なんだか切なくて悲しいですわ。。
とても素敵な親子の会話ですね・・・
ゴキブンちゃんはおかあさまとどんな会話してたのかな?
なんかねぇ~キリンの目の2作を読んでると
ゴキブンちゃんが はとのポッポに思えてきて・・あははは
前世では はとだったとか・・・^^;
はと・・ってね まん丸くて とっても優しい目をしてるんだよ^^
怖いお話だったんですね ^^;
モニターにだけ映っていた女の子と、その母親。
交わらない二人の時間が切ないです。
ただ怖い話というだけでは終わらない、そこにさらに悲しさや、愛情の深さがある素敵なお話でした。