5：00
起床

5：30
なんだかんだしてから朝食を作り始める。

6：00
朝食が出来上がり、匂いに釣られてほとんどのやつが起きてくる。
父と劉煉を起こしに行くように頼む。

6：10
劉煉を起こしに行ったテツが半泣きで帰ってくる。殺されかけたらしい。
それを見て大爆笑する父にため息をつく。

6：45
朝食を食べ終わったやつらが食器を洗ってくれるらしい。ありがたい。
いつもそうだと助かるのだが。

7：00
どうせ起きないことは分かっているが一応劉煉を起こしに行く。
小刀を喉元に突きつけられる。危険を感じたので撤退。

7：10
皿あらいをお前らに任せたのが間違いだった。
やめろ、家から皿がなくなってしまう。

8：00
皿の破片を片付け、残った数少ない食器を洗い終わる。
思いのほか時間がかかってしまった。

8：10
申し訳なさそうに此方を見てくる無数の視線が背中に刺さる。
かわいそうになったので庭の掃除を頼む。

8：30
今日は日曜なので生徒達のテストの採点をする。
珍回答が続出。こいつらの将来が心配になる。

9：10
そういえばあいつら、ちゃんと庭の掃除が出来ているだろうか。
心配になって様子を見に行く。

9：15
いや俺は別に池の中まで掃除しろだなんて言っていないぞ。
汚いから水草をつけたままこっちにこないでくれ。

9：30
池以外は綺麗になった。
一応褒めておく。
やめろ調子に乗るな。

10：00
池の泥を散々かき回してくれたな。
さぞ栄養が回ったことだろう。
そういうのは業者に任せてくれ。お前らがやるな。家が泥だらけになるだろうが。

10：30
珍しく劉煉が午前中に起きてくる。
髪をきちんと整えろ。髪の毛長いんだから結んでくれ。
色違いの貞子かと思ったぞ。

11：00
そろそろ昼食を作り始めようか。
採点が半分も進んでいないことに気がつき絶望する。

12：00
昼食が出来上がる。
劉煉にも食べさせようかとあいつを捜索するが居ない。
逃げられたか。

13：00
所長と店長が訪問
相変わらず所長の表情が読めない。
恐ろしいからそのお面を外してくれ。といったら軽く流された。

13：03
劉煉と店長が出くわす。
玄関にクレーターが出来た。

13：30
劉煉を父が殴り
店長を所長が黙らせる。
劉煉は涙目で撤退していった。
店長は所長の隣で震えている。
すごく怖い。

14：00
客に茶を出すために玄関を通ったらクレーターが跡形もなく消えていた。
謎だ。

14:05

父と所長の居る部屋から聞こえてくる会話がとても怖い。
こういうときに親の職業を実感する。

14：30
テストの採点のことをすっかり忘れていた。
あわてて取り掛かる

14：45
劉煉にリアルご○せんだとからかわれる。
やくざの息子が高校教師で何が悪い．．．教育上悪いのかもしれない。
というか何回そのネタでからかうつもりだ。

15：30
ランが家へ遊びに来る。
仕事の邪魔なので生贄として劉煉を捧げる。
やっと家が静かになった。

16：00
やっと採点が終る。
平均点自重しろ。

16：30
そういえば冷蔵庫の中身が尽きそうだったことを思い出す。
買い物に出かける。

16：45
近所のおばさんから隣町のスーパーでセールをやっている、という耳寄りな情報を頂く。
ありがたい。少し遠いが今日は隣町へ行こう。

17：30
買い物中にクラスの生徒に遭遇。
アイスを奢らせられる。
明日の授業はあいつに掛けよう。

18：00
帰宅。
すでに所長と店長は帰ったと劉煉がうれしそうな顔で報告してきた。

18：10
夕食を作り始める。
ランはここで食べていきたいらしい。
いまさら一人増えたところで変らないので了承する。

18：30
劉煉が貧血でぶっ倒れたので部屋に運ぶ。
明日は絶対にあいつにレバーを食べさせる。
ランがいれくれて助かった。

19：00
夕食。
酒盛りを始める父達とランにほどほどにしろと注意をしておく。
どうせ無駄だと分かっているが。

20：00
食器を洗い終る。
風呂に入る前に劉煉のへやを覗く。
脱走せず、きちんと寝ているようなので安心する。

20：30
風呂から上がってもまだ酒盛りを続けているようなので酒を没収する。
そんな目をしても無駄だからな。

21:00

ランが帰るらしい。
べろんべろんに酔っ払った状態で帰らせるのもあれなのでタクシーを呼んでランを突っ込む。
フラグが．．．フラグが．．．とうわ言のように呟くランを無視。

21：30
部屋に戻ると酒に酔っ払ったアホが転がっている。
一人ひとりたたき起こして部屋で寝ろと言いつける。
父には蹴りを一発入れる。

22：15
自室に戻り少し書類を片付ける。

23：00
明日も早いので就寝。




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楼さんの一日は基本こんな感じ。
ただのオカン。
きっと近所のおばあさん達とスーパーのセール模様とか、値段とかで妙な連絡網を持っているはず。