Nicotto Town


Freiheit von Dunklemeer


生命より出づる自由の光

今日はFreiの3歳の誕生日!!
もう4か月くらい会ってない;;
犬用の鰹節を大量に実家へ送りつけてやった^^

光陰は矢の如く飛び去り、大樹にもいくつかの年輪を刻む……
月日が流れるのは早い
初めて逢った時あいつはまだ生後2か月で、簡単に抱っこもできた
確か体重は一桁だったのに、気づいたらあっという間に30キロオーバーしてた(笑)
今は40キロ近くあるんじゃないかなあ

いろいろあった
本当にいろいろあった
前脚を痛める癖があって、巨体を抱えてよく病院に行った
訓練所に預けて会えない期間があった
たまに様子を見に行くと興奮しまくって大変だった
あの震災も乗り越えた
蝋燭の明かりしかない部屋で一緒に寝た
余震のたびに吠えるようになってしまった
野良猫の集会に出くわして十匹くらいに喧嘩売られて以来猫が嫌いになっちゃった
一度はマジで洒落にならん事態にもなった……

「毎日が誰かの誕生日で、誰かの命日」
今日新しい焔が灯ると同時に、どこかで別の灯が消えて逝く
それは人も犬も同じで、でも人の命と犬の命はどうやら重さが違うようだ
しかしそれは仕方ないことだと思う
100人のヒトと100匹のイヌ
どちらかしか救えないボタンがあるとしたら、俺は迷わず100人のヒトのほうを押す
じゃあ1人と100匹だったらどうだろう
しかもその100匹の中にFreiがいたらどうだろう

先日、殺処分に関する映像を見た
ガス室でもがく犬
暗い空洞のように光を失った瞳
大量の亡骸が機械で運ばれ、次から次へと穴へ落とされていく
人間社会の中で生きるためには、犬にも人間のルールを強制しなくちゃならない
それができない犬は……

『修羅の門』っていう俺の好きな漫画にこんな場面がある
主人公とアメリカ人の少女のやりとり
そのままじゃなくてかなり俺の文体に変えています


「日本人はクジラを食べるんでしょ? なんて残酷! あんなに可愛くて頭がよくて――友達にもなれるのに!」

「お前等だって豚や牛を殺すだろう。オレはどっちにも〈友達〉はいないが――どうせ人間に食われるんだったら鯨になりたいね。食われるために育てられ――何もわからないまま友達だと思っていた人間に殺される。豚や牛にしてることのほうが残酷だと思うぜ、オレは」

「鯨や海豚は食われたとしてもそれまでは〈自由〉に大海を泳いでいたんだ。捕まったのは運と力がなかったからさ。オレだったら戦って敗れたい」

「豚や牛と、鯨や海豚との間に決定的に違うことが一つある。戦うチャンスすら与えられない者と――戦って敗れることのできる者。オレにはこの差はでかい……と思うぜ」


かなり趣旨がずれたような気もするけど(笑)
果たして殺処分される犬や猫はどちらだろうか
戦う機会を与えられた者?
それとも戦う機会すら与えられなかった者?

『友達だと思っていた人間に殺される』

切ないなあ

俺は犬を飼っている
Freiの幸せを願っているし、〈自由〉であってほしい
でも――
『飼う』ってどういうことだろうね

【生命より出づる自由

血統書に書かれていたFreiのドイツ語本名を中二的に訳すとこうなる
〈自由〉――Freiheit
以前ラノベを書こうと思って筆名を考えた時、『修羅の刻』の登場人物から取った名前――【出海】
海へ出づる
その海は昏く――溟い海
Freiheit von Dunklemeer
溟き海から生まれ出づる不羇なる光を、俺は美しいと思った
来年も無事に誕生日が迎えられますように


(U・ω・U) 小松さん! もっとドネーションしてよ!

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2012/07/12 10:52
お! 斉藤さんコメントサンキュゥー!

なおいつ訪問したか覚えていない模様
( ・`ω・´) ゴメンチ
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2012/07/12 10:47
さとこさんコメントありがとうございます

確かに幼稚園児や小学生の時は、「いただきます」という言葉は給食センターのおばちゃんに感謝するという意味合いが強かったかもしれません
今はそれだけでなく、「いただきます」は〈生命に感謝する〉という意味が籠められた素敵な日本語だと思っています

完全に私見なので人それぞれではありますが、人間が自然の一部である以上、避けることのできない生物の死というものから極度に遠ざかるのは、それこそ生命に対する侮辱ではないかと感じることがあります

犬や猫の殺処分と、豚や牛の屠殺――やっていることは同じではないか?
豚や牛が大量に殺されていくことには何も感じないくせに、犬や猫が処分されることには憤りを覚える――これはおかしい、という意見を読んだことがあります
「食べるためかどうか」とか「生命の価値は同じか」とか、とても複雑な問題が絡み合っていて簡単に答えを出せるものではないし、永遠に正解の出ない問いかもしれません
動物愛護に時間を割くくらいなら、もっと貧しい人間を救うことに時間を使えと言う人もいますし

ただ一つ、命は大切にしなければならないということだけは間違っていないと思うので、これからも全力で愛犬を可愛がります
長文を読んでいただきありがとうございました
生命に感謝しつつ、夜勤に備え今からご飯を食べて寝ます(笑)
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2012/07/12 10:42
先ほどは訪問感謝です✿
素敵どうぞ∮

よかったら絡みましょー笑
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2012/07/12 10:08
考えさせられる文章を書いてますね…。

「なぜ、食事をとる前にいただきますと言うのですか」と教師に聞いた事があります
「食事を作ってくれた人に感謝するためですよ」と教えられたのだけど
最近はそれ以外の意味もあるんじゃないかな、と感じています

「生命をいただくから、いただきます」って言うのかも、と思ったり…。
今朝食べたベーコンエッグも、ヒヨコと豚さんが命を落としたから得られたもので。
それを無意識に食べちゃうのは何か違う気がします。

もちろん、食べられる状態にしてくれた人にも感謝したいです。
私には直接豚さんの命を奪う度胸はありません。
誰かが、殺してくれたから食べられるんです。
私の代わりに手を汚してくれた人がいるから、いま私は生きていられるんだと思います。

重い話&ちょっとずれた話でごめんなさい。

余談ですが、荒川弘さんの「銀の匙」という漫画もいろいろ考えさせられますよ。
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2012/07/12 10:05
ありがとうございます(^^)v

よろしくお願いします!

ステプと水お届けします(^^)v
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2012/07/12 09:38
サンキューコメント><

こちらこそよろしくお願いしますやで~
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2012/07/12 09:04
おじゃまします(^^)

コメントありがとうございました!

ご意見本当にありがとうございます。

4番誰を選ぼうか悩みました(^^;)

村田、松井、中村、新井

他にも色んな選手を思い浮かべましたが、

意外とチャンスに弱かったり
ここぞって時に打ってくれる選手は
やっぱり稲葉なのかなと判断しました。

本当はラミレスみたいな選手が
いたらなって思います(^_^;)

イチロー外してごめんなさい(笑)

引退したら俺も泣きます!

本当は糸井を外してイチローのところですが(もちろん打順も上の方です)
青木、イチローが決まってしまうと
自分で考えた感がなくなってしまうので
今回は心を鬼にして
外させていただきました<(_ _)>

それとイチロー様には
打ったら試合が決まる場面で
最後の切り札として出てもらいたいと
思いました。

前回大会決勝を思い出すような
ああいう打ったら試合が決まる場面で(^^)

良かったらこれからもよろしくお願いします。



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